11月12日（土） 2011 J2リーグ戦 第35節
栃木 0 - 1 徳島　（13:04／栃木グ／4,404人）
得点者：26' 津田知宏（徳島）
スカパー！再放送 Ch184 11/13（日）前07:30〜
☆totoリーグ第４ターン開催中！
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●美濃部直彦監督（徳島）：

「昇格争いの中で今節は累積警告で出場停止が３人いて、試合が始まってすぐにエリゼウが怪我をした。非常に苦しい状況でのスタートになったが、本当に選手には感謝しないといけない。凄く頑張ってくれた。展開的には栃木のペースだった。栃木のホームの意地が見えて、前に来ていたし、シュートもたくさん打たれたけど、それでもゴールは割らせなかった。選手が最後のところで頑張ってくれたからこそ、我々は勝点３を手に入れることができたと思う。内容とか色んなことを考えないといけないが、今の時点では内容よりも勝点３。特に前節はアディショナルタイムに勝点２を逃していたので、最後までしっかり抑えきる。１−０だったので苦しかったと思うが、それを最後までやりきった選手には本当に感謝したい。当然、他会場の結果も順位に影響しているが気にしていても仕方がないので、次の湘南戦に向けていい準備をして勝ちたいと思う」

Ｑ：前節嫌な形で追い付かれただけに、メンタル面の回復に努められたと思うが、どのように立て直したのか？
「サッカーのゲームだから必ずしも自分達のいいようには進まない。９０分＋αの時間の中でどう勝ち切るかと。シーズン中には色々とあるが、重要なゲームが続く中で、前節は２−２に追い付かれて、自分達の中で凹んだり、下を向いたり、ネガティブな要素を考えることはたくさんあると思うけど、そんなことをしても何も始まらない。前を向いて、自分達が一からやってきたことを整理することが重要だった。凹んでる、落ち込んでいるようでは昇格できないと伝えて、それに選手が応えてくれた。いい時も悪い時も常にいい精神コントロールをしないといけない」

Ｑ：後半に押し込まれた中で、もっと高い位置で収めたかったと思うが、そこは割り切って相手に蹴らしてもいいから後ろで跳ね返そうとしたのか、本当は前に出ていきたかったのか。
「２つポイントがあった。守備の観点からすると前線からプレッシャーを掛けに行って、前にボールを蹴らせて、そのセカンドボールを拾うことは意識して臨んだが、相手の今日のゲームに懸ける勢い、セカンドボールの部分、前でキープするところが前半は強かったので、後半も前半からの流れを引きずり段々と下がってきたと思う。本当はラインを高くして跳ね返し、セカンドボールを拾いたかったが、それが出来なかった。
もうひとつは攻撃のところで、奪ったボールをしっかりと繋いで、ボールを運びながら前に進めていくことができた。特にトップのところに起点ができた。後半の立ち上がりにサイドにスペースがかなり空いていたので、そこを上手く突けたが、いいクロスが上がらなかったのは、ちょっと残念だったなと。全体を通して受け身の展開になったが、頑張れたことは良かった」

以上