10月1日（土） 2011 J2リーグ戦 第30節
熊本 1 - 0 草津　（13:03／熊本／6,797人）
得点者：17' ファビオ（熊本）
スカパー！再放送 Ch180 10/2（日）前10:00〜
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●高木琢也監督（熊本）：

「３連戦の３戦目で、まずコンディションがきつい状況だったと思いますけど、最後まで粘り強くプレーができたということは評価できると思いますし、内容に関しても、後半の方は予想した通りに少し下がってしまったり、向こうが出てくる中で前半とは逆の展開になるだろうなと予想していたので、後半の出来に関して“悪いな”という印象はないです。
ただ、ゲームの入り方で言うと、前節（５節）からの改善点というのがいくつかあったと思いますし、短期間でも選手が理解してくれて、それがゲームにつながっていったと思います」

Q：徳島からの改善点があったということについて、具体的にどういうところが今日は修正できたんでしょうか？
「ディフェンス面で前からプレスをかけることができたというのは非常に良かったと思いますし、そこからの攻撃で何度かカウンターのいい形があって、シュートから逆算した部分は良かったんですけど、最後のフィニッシュという部分に課題はあります。シュートまでいくという前提で、相手がボールを持っている時のディフェンスに関しては非常に良かったなと思います。
あとは、前節は負けてしまいましたけど、基本的な粘り強さというのは出てくる中で、今日もそれは前回と同じようにできたと思います。これもちょっと改善点になりますけど、ファーストタッチをうまく止める事ができれば、次のアクションが楽になったシーンもたくさんあった。ディフェンス面とメンタル的に粘り強くできたことは、継続ですけど良かった点だと思います」

Q：今日はファビオ選手が少し下がり目のポジションでしたが、その狙いと、得点についての感想をお願いします。
「ゴールに関しては、若い選手ですけど、外国人選手なのでやっぱり点を取ってもらわないと困るということは、常々彼にも話をしています。そういう意味では、今日は冗談も交えながら厳しく言ったので、それが効いたのかもしれないし、今日は積極的に入って行こうという意識はあったので、あのゴールもそういった部分から生まれたシュートだと思います。ファビオをあそこに使ったのは、あのポジションに怪我などで選手がいないということです」

Q：この後15日間で５試合という、ここまでの３連戦以上に厳しい日程になりますが、何がいちばん大事でしょうか？
「大事な事は多分１つではないと思うんですけど、僕が思うのは、チームの皆が、簡単に言うと団結してひとつになる。どういう事かというと、皆がしっかり準備をするということが大事になってくるんじゃないかなと思います。なぜ団結力が大事かというと、連戦を同じメンバーで戦う事は難しいので、控えの選手やメンバーから外れている選手を入れ替えたりということをやっていかないといけない。そういう意味で、皆が準備をしなければ、そういうこともできないと思います」

以上