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【J2:第5節 栃木 vs 岐阜】試合終了後の各選手コメント(11.09.28)

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9月28日(水) 2011 J2リーグ戦 第5節
栃木 0 - 1 岐阜 (19:03/栃木グ/2,493人)
得点者:66' 嶋田正吾(岐阜)
スカパー!再放送 Ch185 9/29(木)前09:30〜
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●柴崎邦博選手(栃木):
Q:失点前はカウンター合戦になったが。
「点が欲しいのである程度リスクを背負うのは仕方がないけど、点が欲しいからといって守備をおろそかにしてはいけない。確かにそのあたりのバランスは悪かったかもしれない。ちょっと頭がクリアじゃないから、はっきりとは分からないけど」

Q:立ち上がりが悪かった原因は?
「前半の苦しい時間を抜ければ自分達の時間が増えると割り切っていた。苦しい時間を越えて、リズムが出来るまで耐える覚悟でいた。今日は全員の意思統一ができていなかった。選手ひとりひとりのやりたいことがバラバラだった。蹴りたい選手と繋ぎたい選手がいた。蹴るなら蹴るで中盤もセカンドボールを狙いに行くが、それがどっちつかずになった。岐阜さんはロングボールを蹴って、セカンドボールを拾ってチャンスを作ることを徹底してやっていた。向こうの方がシンプルにいいサッカーをしていた」

●水沼宏太選手(栃木):
「攻撃の時に自分達がどういうサッカーをすべきなのか、はっきりしていないところがある。自信を失っているのかどうかと言えば、そんなことはないけど、勝っている時のような攻撃の勢い、ゴールが入るような雰囲気が今はない。波に乗ればどんどん点が決められるチームだから慌てることはない。きっと流れが来ると信じて次もやるだけだと思う。岐阜の方がやることが、今日ははっきりしていた。自分達も放り込んで相手のセンターバックが強くなかったのでチャンスは作れていたが、そこで競り負けた時に囲われるとか、間延びしていてコンパクトさがなかった」

●渡部博文選手(栃木):
「立ち上がりもそんなに悪くないと思う。ハイボールや裏へのボールへの対応が遅れた場面があっても、そんなに危ない場面はなかった。守備としてはそんなにやられたシーンはない。少しの寄せだったり、僕達のポゼッションが少しずれたことで、上手く前に運べなかった。もっとシンプルに前に、前にというサッカーを目指していたが、それが上手く行く時と、行かない時があった。正直、それほど悪い感じはない。
久々の先発だったので勝へ持っていきたかった。久々だったのでシンプルにやろうと思ったし、チームとしてそう話していた。その部分は出来たと思う。
惜しい場面があるのはいいけど、惜しい場面が続いてゴールできればいいが、惜しい惜しいが続いているだけでは崩しきれない。結果的に今日も得点が0だし。最後は惜しいのを続けて勝ち切る、点を取りきらないといけない。引かれたチームにどういうサッカーをするのか、どういう崩し方をするのかは課題。僕が思うのはサイドからアーリークロスをしっかり上げきって、中で選手が飛び込む形を押していけばいいと思う。ただ、まだまだ精度の部分が足りない」

●河原和寿選手(栃木):
「もう少しゴール前での積極性が、僕も含めてチーム全体にあれば良かった。相手はゴールに向かって走る選手がたくさんいたが、うちは何人かしかいなかった。そこの人数が増えれば増えるほどチャンスが多くなる。リスクはかかるが、その見極めも必要になる。実際に相手の得点もひとり余っているところにボールが転がってきた。なぜ僕等が余らせたのか。映像を見ないと分からないが、人数をかけることがゴールに繋がると分かった。逆に僕等がやらないといけなかった」


●橋本卓選手(岐阜):
「グラウンドがああいう状況だったのでセカンドボールを意識した。うちの攻撃はサイドにシンプルにあてて、そこから素早く攻撃すること。前に当てた時のセカンドボールを僕と三田さんで拾えれば、僕達のペースになると試合前に話していて、それが上手くできた。僕達の入りが良かったのもあるけど、スタートから自分達のペースでできたので、そのまま前半を乗りきれた。最後は押し込まれたけど、自分達のプレーが今日はできた。
今季初の無失点だったので嬉しい。いつもは自滅する形での失点が多かったので、今日は全員が集中して、危ない場面でも体を張れていたので良かったと思う。1−0で勝てたことも大きいが、自分達の速いパス回しで決定機が作れていたので、そこが自信になると思う。ただ、そこで決めきれないといけない。もう1点取れれば試合を決められたので、そこは自分達の課題になる。突き詰めてやりたい」

●嶋田正吾選手(岐阜):
「FW2枚がニアとファーで潰れてくれたので、美味しいところにボールがこぼれてきた。前線の2人が体を張ってくれる分、2列目の俺と押谷がスピードを活かしてギャップでボールをもらえる。そういう形ができたので、今日はいいペースで試合を進められた。0は今季が初めてだったので、最終ラインに感謝したい。もう少し攻撃陣はチャンスがあったので、2点目、3点目を取って、楽な展開にもっていかないといけない。それが攻撃陣の課題だった。0はチームにとって大きなステップになると思う」

●野田恭平選手(岐阜):
「ずっと今まで点を取られていたので無失点は嬉しい。ひとつ結果が出たことで精神的には自信になる。次もまたこの結果を無駄にせずにやっていきたい。今日は皆が集中していた。失点してもおかしくないシュートをブロックしてくれた。ひとり少なくなってからも気持ちを見せて、苦しい時間も皆が頑張ってくれた。これまで勝った次の後のゲームが悪くて、それが課題だったので今日の勝ちを自信にして、チームとして1勝することの難しさを今日も感じたので、それを忘れないで強い覚悟を持って臨むメンタリティが必要だと思う」

以上
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