9月25日（日） 2011 J2リーグ戦 第29節
栃木 0 - 1 熊本　（18:03／栃木グ／4,411人）
得点者：50' 大迫希（熊本）
スカパー！再放送 Ch183 9/26（月）後00:30〜
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●松田浩監督（栃木）：

「どうしても結果が欲しい試合だったので非常に残念だった。０−０の時間帯が長く続き、点を取ったほうが勝つという１点ゲームになった。先制されると相手は完全に１点で逃げ切る形になるので、最後はパワープレーしかなかった。それも確率的には入ったり入らなかったりするので、形としては相手に逃げ切られた。失点のところはあまりにも簡単な失点だった。そういうことをしていれば勝てない。全体としてはうちのほうがアグレッシブに支配できた試合だったが、前半からちょっと僕としてはこの苦境ならばもう少し頑張らないといけない、激しくアグレッシブにやらないといけない場面があり、失点シーンはその最たる部分になってくる。そういう部分があるうちは、特に今の状況では勝てないと思う。勝つために、勝点１でも取るために足りなかった部分を追及して、そこを潰していく作業を地道にやっていかないといけない」

Ｑ：激しくやらないといけない部分というのは具体的には。
「特定の名前は挙げたくないが、セカンドボールワークとかで受けて立つのではなくて、球際とかでは先手を取りに行くとか。失点の場面では、人任せのプレーになっていた。90分の中で、特にＤＦはそういうプレーを見せてはいけないポジションだと思う。楽をしようとしたのかわからないが、お見合いする形になり、そこを相手に突かれた。崩されても、上手くやられたわけでもないのに、みすみす失点してしまっている。そういうプレーが出てしまうこと自体が、まだ足りない部分だと思う」

Ｑ：今回も先制されて、それを跳ね返せないまま終わってしまったが、相手が引いてしまったことがあるにして、それを取り返せない理由は。
「サッカーとはそういうスポーツだと思う。相手が完全に引いた時には、特にそうなる。相手が２点目を取りに来た時には、まだチャンスがあるが。我々も先制した試合は勝率が高い。だから、サッカーとはそういうスポーツだと思う」

Ｑ：今日はＧＫを武田選手から柴崎選手に代えたが、流れを変えたいという意図も含まれていたのか？
「ここ最近、武田が失点に絡んでいる局面が多かった。１回くらいそういうことがあっても、これまでどれだけ彼に救われたかわからないので、１回ですぐに代えるのはフェアでないと思い、何試合か見ていた。柴崎が非常にいい状態で、Ｂチームの試合をこなしていたし、それであれば彼にチャンスを与えるのがフェアかなと。それで雰囲気が少しでも変わって勝利が転がり込んでくればいいなと思って起用した」

以上