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【J1:第27節 福岡 vs 広島】浅野哲也監督(福岡)記者会見コメント(11.09.25)

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9月25日(日) 2011 J1リーグ戦 第27節
福岡 2 - 1 広島 (16:03/レベスタ/12,540人)
得点者:40' 末吉隼也(福岡)、75' 成岡翔(福岡)、90'+1 水本裕貴(広島)
スカパー!再放送 Ch185 9/26(月)前05:00〜
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●浅野哲也監督(福岡):

「ありがとうございました。いつもの繰り返しになりますが、ホームでこういう雰囲気を作ってくれたサポーターの皆さんに感謝したいと思います。
我々は1試合も落とせない、特にこれから先の試合で全て勝点3を取らないと目標を達成できないと、今週の頭から選手たちに再度言い続けて、特に、守備のところで戦うということ、粘り強く、押し込まれても必死で体を張ってゴールを奪わせないという、本当に基本的なところからやってきました。実際に今日は、そういうシーンが何度も見られて、選手は逞しく戦ってくれたと思います。ゲームは、非常に特長のある広島の攻撃、特にワイドに広がっているミキッチ選手のアタックは脅威でした。それに対し、前半は4枚のDFで上手くスライドをして、出されてもラインを下げて対応しようと、ボランチ、両サイドハーフの選手が下がって、押し込まれる展開になるけれども、そこでしっかりと跳ね返すという守備プランで臨みました。攻撃については、今日はボランチに末吉と鈴木惇を入れて、まずは守備で中盤の強さを見せながら、奪ってから速くということを頭に描きながらやりました。いつものように中町がボランチなら、彼が前へ飛び出していくのですが、今日は、その役割を末吉がやってくれて、あのゴールにつながったのだと思います。また、重松にしても、城後にしても、いつも以上に守備で頑張ってくれました。いい形は、そんなに多くはありませんでしたが、シュートまでいく、やりきるという攻撃は、ある程度出来たのかなと思います。非常に苦しいゲームでしたけれど、我々は勝点3を取るために諦めずに戦うだけなので、こういうゲームをアウェイでも出来れば、多分、いい結果につながっていくのではと思っています」

Q:今日のピッチに出る前に監督が一番強調したことは、どんなことだったのでしょうか。
「私がバトンを受けてから言っていることですが、とにかく90分間戦うということ。それは、いろんな場面での戦い。1対1、球際、空中戦、ゴール前の守備、ゴール前の攻撃、そういったところで、いかに戦えるかということで取り組んできました。今まで落としてきたゲームを振り返ると、そういった部分がどこかで欠けていて、それで結果につながりないということがありました。ですから、とにかく90分間頭を働かせて、体を動かして集中しよう、どういう状況になっても集中力を切らさずに、戦うことを忘れるなと、改めて、今までよりも強く話しました」

Q:前の2人で取った2点目のシーンは、監督にはどのように映りましたか。
「本当に前の選手が諦めずに追ってくれました。でも前から追っても広島はつなぎが上手く、かわされる危険性もあったんですけれども、そこは執念ですよね、基本的に。彼らのあの位置でも奪いたいというアプローチのスピード、迫力から生まれた1点だと思います。もちろん、トレーニングの中で前線からプレスに行こうとは言っていましたが、今日の得点のシーンに関しては、彼らの勇気ある判断が、ああいう形で得点につながったのだと思います」

Q:中町選手が先発から外れた理由を教えてください。
「もちろん、中町という選手は我々のチームにとっては絶大な存在感のある選手です。ただ細かいことを言えば、ここ数試合、失点に絡むような切り替えの遅さだったり、ボールへの寄せが甘かったり、あるいは簡単にマークを外してしまうというところが続いていました。彼にも映像を見せながら修正はしたつもりだったんですけれども、どうしても出てしまうということで、敢えて、キャプテンである彼をベンチで置くことを選択しました。ただし、彼に対する私の評価は変わりませんから、スタートじゃないけれどもチームと一緒に戦ってくれ、チームを盛り上げて、今日の一戦、お前の力で勝たせてくれと言いました。そして彼も、途中からの出場になりましたけれど、本当にアグレッシブに戦ってくれましたた。また、今日は末吉と鈴木のダブルボランチでスタートしましたが、末吉は最近途中からの出場が多く、なかなか先発で出られない時期があったにもかかわらず、トレーニングの中で非常にアグレッシブにやってくれていました。それが今日、彼が最初から出る要因だったと思いますし、彼のプレーが周りの選手に影響を与えたと思っています。得点を取りましたから目立ちましたけれど、得点ではない場面でも彼のアグレッシブな姿勢がチームに浸透したと思います」

Q:もう一人のボランチの鈴木選手に対しては、どのように評価をされていらっしゃいますか。
「守備のところでは前よりも非常に整理されてきたと思います。前半は、マイボールになった時に簡単に失ってしまう場面が何回かありましたけれど、守備に関してはワイドにズレてくれて、非常に運動量も多く、考えながらプレーしていてくれたと思います。全体的には今日は守備に重点を置いていましたので、非常に頑張ってくれたと思います」

Q:広島のストロングポイントを消すという意味では、中盤の両ワイドの選手の頑張りも必要だったと思います。試合前には、どんな言葉をかけて送り出したのでしょうか。
「両サイドに比較的技術の高い成岡、松浦選手を起用したのですが、本来でしたら、もっと前で攻撃に専念させたいところでした。特に前半は、後ろ4枚と両サイドハーフが、結構低い位置まで守備に行ってしまうという状況があったんですけれども、それは敢えて、彼らにそういう役割をやってくれと話しました。そして、攻撃になったら、そこからパワーを出して前へ出てくれと。厳しいけれども、そこはやってくれと言いました。後半の途中から、後ろを5枚にして前への力を使おうと思ったんですけれども、その前に成岡が2点目を取ってくれました。今日の成岡、松浦の上下のアップダウン、守備への戻り、これは非常に良かったと思います。彼らはもっと攻撃をしたい選手なので、あれだけ守備にパワーを注ぐというのは彼らのストロングポイントを消してしまう要素だったんですけれども、広島を相手にした場合、彼らにそういう役割をやってもらわないと非常に苦しくなる。敢えて、その役割をやってもらいました。逆にしっかりと守備をすることで、攻撃に出た時に、彼らのドリブルや前へ運ぶ力が活きるとも思っていたので、彼らは本当によくやってくれたと思います。今日の中盤の4人は大変だったと思います」

以上
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