9月25日（日） 2011 J2リーグ戦 第29節
Ｆ東京 3 - 0 横浜FC　（15:04／国立／21,330人）
得点者：8' 梶山陽平（Ｆ東京）、66' 羽生直剛（Ｆ東京）、68' 羽生直剛（Ｆ東京）
スカパー！再放送 Ch183 9/26（月）前05:00〜
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●岸野靖之監督（横浜FC）：

「先制点が、非常に大きな意味を持つと思っていたが、開始８分ぐらいで失点してしまった。Ｆ東京に先制されると、もっと余裕を持たれる展開になってしまう。何とか前半は０−１で終わったが、どこかで勝負と思っていて勝負にいって２つ同じ形で捕まえきれず失点してしまった。ミーティングでも話していた形だった。最後のところで防がなければいけないのに、防ぎきれなかった。力の差は誰が見てもあった。だけど、まったく太刀打ちできないという試合でもなかった。もっと自信を持って、もっと勇気を持って早いテンポでボールを動かすことがまだまだ足らんかなと。そういうふうに思いました。前回（東京Ｖ戦）、ここで７点取られて、今日も３点取られてしまった。前回と違う形を何とか見せようと思っていた。僕は、選手が頑張ってくれたと思う。選手を奮い立たせて中２日の次のゲーム（９／２８vs愛媛＠ニンスタ）では勝利をしたいと思います。本当に、もっともっとテンポよくボールを動かす、ゴールに向かう。これをもっと高めたいと思いました。早く勝ってサポーターと喜びたい」

Q：試合中盤には、いいリズムの時間帯もあったと思います。早くボールを動かせないという理由はどこにありましたか？
「まだ、正確には分析できていませんが、中央に入れるボールが非常に少ない。Ｆ東京で言えば、ルーカスに入った瞬間にスピードアップする。我々には、だいぶ足りない。そこから追い越す動きが足りないと思う。それがないと、なかなか外が空きづらい。今は、そう思います」

Q：左サイドから攻めて、右へとオープンに攻めていく形が見られたが、それが続くとＦ東京にも読まれてしまったのでは？
「左からの攻めは出せたが、右がまだ少ないと思いました。ただ、右もやっぱりそういう攻撃が欲しい。それにはセンターバックのビルドアップする力がなければいけない。僕が見ている限りは、以前よりも進歩しているが、まだまだ朴台洪は相手を緩ますような持ち運びができない」

Q：以前は、藤田選手にボールを入れてそこを追い越す動きがあったように思います。ここ３試合少なくなったのは、対相手の問題なのか？それとも選手に課題があるのか？
「真ん中で収めるボールも、タイミングのいい、質のいいボールがまだまだ少ない。一番マークの厳しいところなので難しいところですが、それでももう少し収めないといけない。それも足らないと思います。もっとしっかりと分析したいが、単純に入れるボールの数が少ないと思う。今日で言えば、攻撃が遅いと感じました。足元なのか、背後なのか。まだ動き出しもあってないし、質も量も少ない。Ｆ東京とはそこだけ比べても、まだすごく差があるのかなと思います。攻撃の形と言えば、それがまず先にあるところなので。もっと高めないといけない」

Q：ルーカスに出るボールに対しての対応が上手くいっていない印象もあります。Ｆ東京のルーカスを中心にした攻撃に対するプランと、今日の評価を教えてください。
「僕たちのコンセプトは、ファーストＤＦの徹底と、コンパクトということがあった。でも、ファーストＤＦもハッキリさせてもらえなかった。Ｊ２のほかのチームなら止める蹴るでもっとミスしてくれるけど、それが非常に少ない。それによって狙いも絞れなかった。守備の評価については、３点取られていますが、前回のヴェルディ戦に比べれば、緩みは減ったと思う。ただ、もっと取るべきところで取ることをしなければいけない。球際、ルーズボールのところは１歩も、２歩も早く動かないと。そう簡単には、取らせてくれない。できていた時間もあったが、０に抑えないといけないと思います」

以上