9月24日（土） 2011 J1リーグ戦 第27節
川崎Ｆ 1 - 1 清水　（19:03／等々力／20,973人）
得点者：56' アレックス（清水）、65' ジュニーニョ（川崎Ｆ）
スカパー！再放送 Ch185 9/25（日）前09:00〜
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●矢島卓郎選手（川崎Ｆ）:
「昨日の今日（全体練習への復帰は昨日）だったので、時間はあれくらいだと思っていました。前半からどちらかというとうちのペースでしたが、その中で追いかける展開になったのは痛かったですね。
次のナビスコカップとか、（次節の）甲府戦で勝てるようにしたいです。入った時はボランチを見るようにしていました」

●田中裕介選手（川崎Ｆ）:
「後半はチャンスがあったんですが、なかなか1点が決まらない中、取られて、そのあと追いついたのは良かったと思います。点は取れるだろうという感じはありました。決定機に入らないのが勝てなかった理由です。
失点シーンは自分のところもそうですが、その前からサイドバックの所で2−1を作られていた。前半はサイドハーフを含めて、うまく守れていた。
今日の収穫は負けなかったこと。ここで負けてしまうと気持ち的に落ちてしまう。引き分けで終われてよかった。
カウンターでチャンスがあることはわかっていた。ただ、取ったボールが単調になっていた。もう少し幅を使えればよかった。気持ち的には勝ち試合を落とした感じですかね」

●田坂祐介選手（川崎Ｆ）:
「落ち着いてサッカーができている。取られても慌てずにやれました」

●井川祐輔選手（川崎Ｆ）:
「勝ちたかったです。山形戦の勝利を活かせるとしたら、最低限の結果でした。勝点1はマイナスではなく、プラスで考えられると思う。
（先に失点したが）前半からチャンスは作れていましたし、粘り強くやれていたと思います。チャンスは来ると思っていました。ホームでしたし、慌てずにやれました」

●菊地光将選手（川崎Ｆ）:
「（失点後）逆転できると信じて、切り替えてやりました。ホームだったし、勝てなかったというのは悔しいです。DFとしては、90分間を通して守り切らないとダメです」

●小林悠選手（川崎Ｆ）:
「（誕生日の翌日とかは関係なく）いつも狙っています。
（ニアにシュートした場面は）体を開いてファーを意識させてニアに蹴ったんですが、ファーも開いていましたね。悔しいです。自分たちのせいです。決めるところを決めないと。
（試合展開は）ある程度時間が立ったらつなげていましたし、カウンターもやれていた。今日はやりやすかったです」

●田中雄大選手（川崎Ｆ）:
「（FKの場面は）どうします？と聞いたら、両方共蹴るということだったので。田坂さんのFKは壁に当たっていなかったら入ってたと思います。
ホームの連敗は止まりましたが、サポーターは勝って欲しかったと思うので、それは残念です。ロッカーでも勝てた試合だったという話はしていました。切り替えます。次に繋がる試合だったと思いますし、よかったと思います」

●中村憲剛選手（川崎Ｆ）:
「今日勝っていい流れを作りたかったが、前節勝った事で今日の雰囲気が生まれたところもあったと思う。久々に一体感がありました」

●試合後のコメント（清水の選手）
●鍋田亜人夢選手（清水）:
「前半はDFラインと僕との距離がけっこうあって、動き出しても距離が長いので相手に気づかれてしまうという部分がありました。でも、後半になってチーム全体で押し上げられるようになって、チームがコンパクトになったことで、僕もやりやすくなったのかなと思います」

Q:そのへんは、前からプレッシャーに行くというのもセットになっていた？
「そうですね。それがうまくはまった時間帯が後半にできたと思います。前半は相手の勢いもありましたし、ちょっと間延びしてしまった感じがあって。それでロングボールがけっこう多くなって、（ハイボールの）競り合いはそれほど強いほうではないので……」

Q:何発かカウンターを食らって、間延びしてしまったという感じがありましたね。
「そうですね。ちょっと押し上げるのが恐くなって、前線にボールが行っても、押し上がっていないのでうまくつながらないところがあって。それでも前半はなんとか0-0で、後半にああいう形で点が取れたので、あの時間帯はチームとしても良い流れでできたと思います。ただ、早いタイミングで同点にされてしまったので、あそこでゲームをマネージメントして、こっちが先に2点目を取れれば良かったんですが。
でも、後半は（個人としても）けっこうやれたと思うので、ああいう形を増やしていきながら、次はポストプレーだけでなく自分で前を向いて仕掛けるような形も作っていければ、もっとプレーの幅も広がるし、相手も嫌がると思います」

●山本海人選手（清水）:
Q:今日はシュートを17本打たれましたが。
「17本ですか……。カウンターの場面をあれだけ作られてしまうというのがまず問題なんですが、僕らもディフェンスを多めに残しているのに、あれだけ数的不利になるということは、2列目から出てくる相手の人数がそれだけ多いということで、そこの走りでは負けているということですよね。（人数を）残しているからいいやじゃなくて、他の人もちゃんと戻ってこなければいけないというのが基本ではあるので、そのへんはもっとみんなで理解しあってできたらいいなと思います」

Q:危ない場面もよくセーブしてましたね。
「けっこう1対1も多かったし、後半の最初の小林選手が打ったシュートをキャッチした場面とかは、自分の中でも難しかったと思います。今日は、しっかりボールだけ見て無心で反応するということができていたので」

●高木俊幸選手（清水）:
Q:苦しい前半が終わって、後半に向けて修正したところは？
「修正というか、とりあえずリセットして、また新しい試合だという気持ちで立て直しました。自分たちがボールを持てだしたというのもあるし、良い形でゴールまで行けるシーンもあったと思うので、そういうところからだんだん流れが来たんじゃないかと思います」

Q:先制点につながるシュートは惜しかった？
「そうですね。本音を言えばあのシュートをしっかり決めたかったんですけど、いちおう点にはつながったので良かったです」

Q:あの場面は、シュートコースを自分で作るという意味では良かったのでは？
「そうですね。けっこう中に切れ込んで行けたので、ペナルティエリアの中だったし、相手もシュートを打たせたくないと思うので、キックフェイントが効果的になるということはわかっていたので。あのへんに入っていける回数が増えればゴールの可能性というのは高くなってくると思うので、これからもああいうところを狙っていきたいなと思います」

●アレックス選手（清水）:
Q:久しぶりのリーグ戦の得点でしたが、感想は？
「もちろんうれしかったです。かなり厳しい試合でしたし、ペナルティエリア内でチャンスも作れたし、川崎Ｆも良いプレーをしたと思いますが、勝てなかったことは残念です」

Q:得点シーンを振り返ると？
「（高木）トシが本当に良いシュートを打ったし、彼のシュートはGKがキャッチしきれないというのは何度も見ていたので、自分としてもいつもよりこぼれ球に対して詰めて行けたと思います」

Q:最後のユングベリ選手のパスから惜しい形になった場面は？
「ボールがフレディのところに行ったときに、僕は彼がシュートを打つと思っていたので、それが入らなかった時に備えて、少し後ろめにいました。だけど、彼はあそこでパスを出してくるようなスペシャルな選手なので、僕が彼のプレーに慣れなければいけないと思います。だから、あのシーンは僕のミスだと思います」

以上