昨年、西谷浄水場に横浜FCの練習場が移りました。横浜FCが管理する専用の練習場で天然芝と人工芝が各1面ある、恵まれた環境になりました。
平日に行われる練習を見学することは、簡単なことではないと思いますが、日曜日に試合がある場合には、前日の土曜日に練習見学することもできるのではないかと思います。Jリーグの試合という真剣勝負に対して念入りに準備をする平日の練習を見学するのも、単に選手との距離が近くなるだけではなく、新しく気づくこともあり、サッカーの勉強にもなります。横浜FCは、練習を非公開にすることはほとんどなく、練習後のファンサービスも充実しています。少し前までは、天然芝のグラウンドから遠いところに練習見学場所があったのですが、最近、近くからも見学できるようになりました。
練習は、ミーティングで少し遅くなることもありますが、多くの場合9時半に始まります(正確な予定は横浜FCの公式WEBページを確認しましょう)。そして、ウォーミングアップ、戦術的な練習、ミニゲームや紅白戦など、メニューは日によって変わりますが、チーム力の向上、対戦相手の研究成果をプレーに落とし込んでいく作業を続けます。試合に臨むための準備が、非常に繊細なものであることに気付かされます。
試合前日の練習後には、特別なファンサービスがあります。選手の中から1人代表者が指名されて、見学に来たサポーターに挨拶があります。写真は難波宏明選手の挨拶ですが、普通は翌日の試合に向けた決意表明があります。選手によってカラーもありますので、その違いを見るのも楽しみかもしれません。
練習が終わったら、練習場からクラブハウスに選手が戻る途中にファンサービスエリアがあります。ここでは、気軽にサインをもらったり話をすることができます。全ての選手がフレンドリーに対応していますので、ぜひ気軽に、勇気を出して選手を呼んでみてください。そして、岸野靖之監督も、真摯にサポーターとお話をしています。時には熱いサポーターとのサッカー談義に発展することも。東京V戦の前日には、南相馬からいらっしゃったファンの方が、三浦知良選手のカードが欲しかったそうですが、ちょっとしたタイミングでもらえなかった時に、勇気を出して岸野監督に声を掛けました。岸野監督は、その話を聞いてクラブハウスの中に入っていきました。そして、クラブのスタッフからカードがその方の手に。岸野監督は「こういうことを面倒がってはいけない」と、こういうサービスは当然と語ってくれました。少なくとも、横浜FCはファンを大事にするクラブであることがわかると思います。
選手、監督は疲れていると思いますので配慮が必要だと思いますが、より身近に横浜FCに触れるのに最高の場所であることは間違いありません。試合を見る目もすこし変わるかもしれません。横浜FCの練習グラウンドは、相鉄・和田町駅からバスで10分ほど。是非、一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
私たちが、選手、監督に取材するのは、そのファンサービスの後です。監督、選手の皆様は非常に疲れている中、いつもご協力いただきありがとうございます。
以上
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2011.09.20 Reported by 松尾真一郎
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