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【ヤマザキナビスコカップ 清水 vs 新潟】黒崎久志監督(新潟)記者会見コメント(11.09.14)

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9月14日(水) 2011 ヤマザキナビスコカップ
清水 2 - 1 新潟 (19:04/アウスタ/6,939人)
得点者:6' 本間勲(新潟)、16' 大前元紀(清水)、74' アレックス(清水)
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●黒崎久志監督(新潟):
「まずは、眞田GKコーチのご冥福をお祈りするとともに、ご家族の方にお悔やみを申し上げたいと思います。私自身も眞田さんとは長いつき合いで、いろいろと連絡も取り合っていた中だったので非常にショックだったんですけど……。本当に眞田さんの真面目さには、自分も学ぶべきところが多々あったので、眞田さんの遺志というものを、今後Jリーグや日本サッカー界の発展のためにやって続けていければなと思っています。

試合のほうは、うちは2回戦からナビスコカップに入るということで、今日の第1戦は非常に大事なポイントになってくるということで入りました。立ち上がりはスムーズに自分たちがポゼッションからラインの背後を突いて突破するというところができて、その中でゴールもできました。ただ、それが単発で終わってしまうというのが、今のうちの現状で、1回リズムを崩すとなかなか修正できない部分があって。精神的な部分とか技術的な部分とか、そのへんがうまくかみ合わずにゲームが進んでいきました。

後半も、相手がホームということで、プレッシャーを前からどんどんかけてきた中で、うちもそこでつなごうとして奪われてミスでカウンターという……そこは判断のところで、背後を狙うことは意識していたんですが、なかなかそこに出すことができなくて、リズムを崩して2点目を奪われてしまったというところで、非常に悔いの残る2点目だったと思います。
そこから同点に追いつくように、3トップとかそういう形にしていったんですが、負けてしまったところで……ただ、1点取って、それを次のセカンドレグでムダにしないためにも、少し間は空きますが、切り替えてホームではしっかりとゼロで抑えて、または2点差以上つけて勝って、上にいけるように準備していきたいと思います」

Q:後半開始から菊地選手に代えて鈴木選手を入れましたが、どういう狙いでしたか?
「菊地は1枚イエローをもらっているのもありましたし、視野がちょっと狭い部分というのがあったので、そのへんで鈴木を入れて長めのボールを背後に送っていくように変えたいのもあって、大輔を入れました」

Q:その効果は?
「いくつか大きいボールというのは出せていたんですが、前のほうが動きの部分で背後をとる動きとかに単純すぎた部分もあったので、それもあってうまくいかなかったかなと思います」

Q:先制点を取った後、リズムを崩してしまった原因は?
「シンプルなパスミスですよね。特にボランチのところとセンターバックのところで、横パスが入ったときに相手が狙ってプレッシャーをかけてきた部分があったと思うので、そこにつけたときにボールを失う回数がちょっとあって。そのへんでカウンターになって押し込まれてという感じが何回かあって、そのあたりからリズムを崩してしまったのかなと。あとは、エスパルスも大きい展開をしてくるので、それでうちの守備の距離感が空いて、それでうまくスペースを使われてしまったかなと。そのへんでリズムが空いてペースになってしまったのかなと思います」

Q:良い形が単発で終わらせないためには、何を改善したいですか?
「選手に求める部分としては、ひとつは止める・蹴るという部分がありますが、やっぱりポジショニングのところでも、もう少し余裕を持てるように、縦に縦に入りすぎて相手との距離が狭くなってプレッシャーを受けてしまうとか、そういった部分があるので。もちろん、背後を狙って突っ込んでいく選手も必要ですが、ある程度逃げ道というか、それはうまく作っていかないと。その中で選手が自ら選択していくわけで、そういう部分をもっとシンプルに改善していければと思います。

あと最後にひとつ。
うちはGKの負傷が重なって危機的な状況というのがありましたが、エスパルスのクラブやゴトビ監督が、武田選手を期限付きで出してくれて助けていただいたことに本当に感謝しています。この場を借りて、お礼を申し上げたいと思います」

以上
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