9月11日（日） 2011 J2リーグ戦 第27節
札幌 1 - 0 栃木　（13:04／札幌厚別／10,110人）
得点者：5' ジオゴ（札幌）
スカパー！再放送 Ch183 9/12（月）後03:00〜
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●石崎信弘監督（札幌）：
「Ｊ２もあと残り１５試合。今の順位というのも大事かもしれませんが、１試合１試合を集中して戦っていこうということで、今日のゲームに入りました。立ち上がり、結構早い時間にセットプレーから得点ができて、その後も何度かいいシーンがあったとは思うのですが、そういうところでやっぱり追加点を取れるようになっていかないと、厳しくなると思います。取れるときに取れるようにしていきたいと思います。あとはやはり、後半に押し込まれてたのですが、そういうときにはいつどういう形で失点をするかわからない。そういうところでの戦い方をもう少しうまくやっていかなければ、これからキツくなってくるんじゃないかなと思います。また１週間後に今度は北九州との試合があります。前回は引き分けていますので、アウェイゲームではありますが何とか結果を出していきたいと思います」

Ｑ：後半はかなり押し込まれましたが、そこで岡本選手や古田選手を入れて、多少は相手の流れを止めることができたと思います。
「そうですね。押し込まれていて、なかなか前でボールをキープすることができていませんでした。それで岡本（賢明）を入れましたが、彼のところでかなりボールが収まっていました。やはり前でボールが収まらなければディフェンスラインもなかなか押し上げられないですし、ディフェンスラインが押し上がらないと攻撃はできない。そういったところで岡本が入ったのはかなり大きかったと思います。近藤（祐介）のところも彼はかなり頑張ってくれていたのですが、かなり疲れてきたというところで古田を入れました。相手が左サイドから攻撃に出てきていたので、そこのケアを古田がよくやってくれたと思います」

Ｑ：全体を通して守備陣がよく守っていたと思うが、評価としては。
「後半、ディフェンスラインとボランチのところで、ウチは風上だったので相手のボールがなかなか伸びてこない。そういうボールでもセンターバックが一生懸命に競ろうとしてしまっていた。そういうところでボランチに競らせて、その後のセカンドボールを拾うだとか、もう少し臨機応変に判断できればもっと楽に対応できていたのではないかと思います。途中からそういう指示を出して、対応のところは良くなったのですが、クロスやシュートを打たせないという守備も必要だったと思う。ウチのセンターバックは若い２人だったのですが、そことボランチのところでもっとシュートを打たせない守備というのもやっていかなければいけないと思います」

Ｑ：順位が２位に浮上しました。今日の勝利は大きいと思うが。
「いえ、勝ったことは素晴らしいですし、選手の気持ちがよく出ていたゲームだったとおも思います。本当に難しい状況のなかで、そうしたところを勝っていくというのは精神的にも逞しくなっていると思います。ただ、まだまだこれから上位陣との対戦、大事な試合が続いてくるので、あまり先を見ず、自分たちができることをやって１試合１試合を確実に戦っていくということが大事。明日からは次の北九州戦に切り替えてやっていかなければいけません。そこまで力のあるチームではありませんから、しっかり切り替えてチーム全員で戦っていきたいと思います」

以上