この夏も勝ったり負けたり引き分けたり、の岡山でした。スタジアムと選手周辺の印象的なシーンを振り返ってみます。

■アルバム１：くまモンと。
８月６日（土）熊本戦。ロアッソ君とともに、「くまもとサプライズ」のキャラクター・くまモンもカンスタにやって来てくれました。

くまモン人気は岡山でもなかなかのもので、試合前から「熊本戦に、くまモンが来る〜」と話題になっていたほど。まずはカンスタ正面入口前で、ファジアーノ岡山のキャラクター「ファジ丸」と初顔合わせ。（写真１）

その後、ファジ丸の関西系のノリに合わせて、多少「らしくない」ポーズをするくまモン（写真２）。ファジ丸の押し出しが強く、手がくまモンの顔に被る。

そして岡山サポーターとファンに囲まれ（写真３）、いろんなポーズをとるくまモン。

やんちゃで好奇心旺盛なくまモン、手を口にして（写真４）何かに驚いているのでしょうか。※ロアッソ君が１枚も映っていませんが、自転車に乗ってどこかに行ってしまったんです。噂ではカンスタ東にあるコンビニに行ったとか…。

■アルバム２：夏の風物詩。
岡山の練習場には、シャワーのある所とない所があるため、シャワーのない練習場では、子ども用のプールが登場します。今年の初お目見えは８月10日で、昨年に較べるとかなり遅めでした。プールがあることに気づいて、「わ、入っていいの？　入ろう〜」とうれしそうな顔を見せたのは近藤徹志選手でした。その後、チアゴ選手が長い体（身長１９２cm）を横たえリラックス。さらに最後のほうは、こんな具合に（写真５）。

９月３日の岐阜戦で今季初ゴールを決めた妹尾隆佑選手（写真手前）にちょっかいを出すのは、素晴らしい瞬発力の持ち主、ＧＫの李彰剛選手（写真右から２番目）。李彰剛選手の向かって右は、なぜか胸元を腕で隠している18歳ルーキー・石原崇兆選手、向かって左は、久木田紳吾選手。久木田選手、笑顔ですね。その後、軽いうんざり顔をカメラに向けてくれた妹尾隆佑選手（写真６）。

妹尾隆佑選手：「これ、しゃべってることも出ます？」
記者：「動画じゃないから出ないですよ」
李彰剛選手：「別にいーじゃんよ！」

何を話していたんでしょう。彼ら、キャピキャピしていて、よく聞き取れなかったのが残念です。

■アルバム３：ファジ丸。
子どもから大人まで人気のファジ丸。その認知度が高まるのと比例して、舞台裏では、ブレのないキャラクターの打ち出しにスタッフも一生懸命です。実は８月26日、札幌戦のゲーム前、泣いているファジ丸を発見（写真７）。どうやらダメ出しをされているようです。

「選手入場時のスカパー！カメラのパフォーマンスチェックが前回と一緒だったのでダメ出し！」と、ファジ丸マネージャーを兼任する運営スタッフの永井和典さん。でもその後、「雨でも負けないパフォーマンスをテーマにしたら、しっかり答えを出して来たので褒めておきました！」とのこと。いやぁ、厳しい世界ですよ。

ちなみに、この日はキックオフ３時間前に激しい雷雨に見舞われ、ファジ丸は雨合羽と頭巾（？）着用です。「ポンチョを着せようとしましたが、人間仕様のポンチョでは頭が入らず、私たちお手製の頭用カッパを着せました」と永井さん。雨仕様ファジ丸を見たのは、09年10月17日のとりスタで行われた栃木戦以来でした！

以上

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2011.09.05 Reported by 尾原千明