9月4日（日） 2011 J2リーグ戦 第4節
熊本 1 - 1 湘南　（19:04／熊本／4,238人）
得点者：27' 永木亮太（湘南）、90'+4 原田拓（熊本）
スカパー！再放送 Ch180 9/5（月）前06:00〜
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●反町康治監督（湘南）：

「最終的には力づくで1点もぎ取られたというゲームだったかなと思います。前に大きな選手を並べて、向こうの2トップは走力もありますし、ヘディングの力もあるので、理にかなった攻撃かなというふうに思いました。問題点は我々が2点目を取れなかったと、それに尽きると思います。攻撃のトレーニングもしていると思うんですけれど、中盤はしっかりプレーできてるも最後のところで数的優位になったりとか、クロスの質とか、入っていくスピードであったりとかは、残念ながら熊本のほうが上かなと。それでもやっていかないといけないので、トレーニングを積んでいきたいなと思っています。どっちに転んでもおかしくないゲームだったので、この勝点は妥当かなと思っています。我々にとっては非常に痛い引き分けでしたけれども、下を向いても勝点は帰ってこないので、次の節に向けて頑張っていきたいなと思います」

Q：熊本の中盤が前節までと構成が変わっていましたが、何か特に留意されたことはありましたか？
「アンカーが１人とかダブルというのは、我々にとってはあまり意味がなくて、それよりも向こうの展開のボールがどこに行くかっていうことですよね。概ね15番の市村のところに長いボールを入れると。その時に後ろを３枚にしたりしているんですけど、今回は全然そうしない。そこがポイントだったでしょうね。ダブルボランチはたぶん、ディフェンスを考えてやったと思うんですけど、それは僕らにとっては驚きではなくて、それよりもウチの山口のところと、その次の中の対応。でも後半も、あまりそういうのも意味をなさなかったような感じでしたけどね。我々も、長いボールが多いのでダブルボランチにして、次のボールを拾えるようにはしたんですけども、向こうの交代選手のパワーというのが、かなりアップだったんじゃないかと思いますね」

Q：前節に続いて勝ちきれずに引き分けということになりました。２点目が取れなかったということもおっしゃいましたが、それ以外に勝ちきるために必要なことは何でしょうか？
「それがわかれば行ってますからね、ただ、そんなに守勢だったわけではないんですよ。今日もハーフタイムには２点目を取りに行く、あとはセットプレーのディフェンスをしっかりやれと。この前のゲームの反省を課題として与えて、概ね悪くなかったですよね、ボールの動きも。ただ、アタッキングサードまで行った時に、じゃあダイナミックに、大胆にシュートまでいってるかというと、尻すぼみで、ため息で終わってしまっている。まあ、そこに尽きるのかもしれないですね。そうは言っても、繰り返して言いますけども、２点目を取るために攻撃のトレーニングをするしかないんで、特にアタッキングサードでのシュートへの意識、崩し、やっていきたいですね」

Q：他チームのことまで頭が回らないかもしれませんが、今節も引き分けが多く混戦になっています。後半戦に入り上位に上がっていくにあたって、ポイントになっていくことは何でしょうか？
「守備の安定性というのは、かなり出来てきています。中盤のボールの動かし方も、今日はビルドアップがちょっと後ろ過ぎたかなと思ってるんですけども、まあ及第点。同じことを３回言いますけども、じゃあそこから何が出来るかということですね。勝ちきるためには、そこをやっていかなきゃいけないでしょうね。最後のところの、４回目ですけど（笑）、最後のところのパワーであったり思い切りであったり、ダイナミズム、精度、になっちゃうでしょうね」

以上