8月28日（日） 2011 J1リーグ戦 第24節
神戸 0 - 4 Ｇ大阪　（18:04／ホームズ／17,177人）
得点者：28' 武井択也（Ｇ大阪）、55' キムスンヨン（Ｇ大阪）、70' イグノ（Ｇ大阪）、90'+4 二川孝広（Ｇ大阪）
スカパー！再放送 Ch181 8/30（火）後09:00〜
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●和田昌裕監督（神戸）：

「ホームで、本当にたくさんの方に声援を頂いたにもかかわらず、大量失点で敗戦してしまったことを、本当に申し訳なく思っております。やはり１位のチームと、何とか１桁順位を狙おうと頑張っているチームの質の差というのを、正直、試合を振り返って一番感じた部分です。ポイントは、前半の失点は致し方ないというか、２点目をやらないというところで、後半いい形で相手を押し込んでチャンスを作りながら、いい形で入っていたとは思いますが、そこでゴールが奪えず、カウンターで２点目を奪われた。ここの２点目が一番大きな試合でのポイントだったかなというふうに思います。それ以降は得点を返そうという思いでメンバーを代えたりとか、攻撃的に選手たちも前がかりになった分、カウンターで３点目、アディショナルタイムで４点目という形になってしまいましたけれども…。前半から、ピッチが悪いなかで、ガンバとのミスの違いというか、ミスで神戸はなかなかリズムが作れなかった。少しずつそういうミスが出る度に、プレーも弱気になって、というのが前半だったのかなと。その点、ガンバはピッチが悪いなりにも落ち着いてボールを動かしていましたし、うちの背後にボールを入れ、ラフィーニャ選手、イグノ選手がタイミング良く裏へ飛び出してきたというところが、攻撃のリズムをつかんでいったのかなというふうに思います。先程も言いましたが、後半立ち上がりの部分で、ハーフタイムに裏に出るタイミングなどを確認して、少しそういったタイミングで押し込めた時間帯に、得点が取れていればなと。そこで最後のシュートの精度や、その辺りの差がはっきり得点に表れたのではないかと思います。この敗戦をしっかりと受け止めて、今回は切り替えに時間もありますので、身体をしっかり休めるとともに、頭の中もクリアにして、２週間という時間を巧く使って、もう一度チームを修正して、次のリーグ再開に向けて準備をしていきたいと思います」

Ｑ：チームの質の差を感じたというのは？
「個々の質ですね。やはりグラウンドの状態が悪く、イレギュラーなどする中で、ファーストコントロールのところで非常に神経を使ったと思います。後はパスミスであったりとか。うちに比べるとガンバは少なかったと思います。そういったところで、攻撃のリズムが作れなかったことに繋がったのかなと」

Ｑ：前回とは違い、ラフィーニャが入ってガンバは良くなったと思われますか？
「ラフィーニャ選手が入る前もアドリアーノ選手という素晴らしい選手がいましたから。とにかく素晴らしい選手が、攻撃的なポジションにいるという思いだけです。今日はラフィーニャ選手の日ではなかったのかなとは思います。あれで調子がよければ、もしかしたらもっと入れられていた可能性がないこともないと思います。本当にいい選手だと思います」

Ｑ：残り１０試合で９位。今の順位をどう思うか？　そして、残り１０試合をどう戦うのか教えてください。
「まだ私たちは何もつかんでいない状態なので、９月は３試合予定されていますが、そこでしっかりと勝点を積み上げていくことが重要なことだなと思います。そこで目安になる勝点４０というところ。そう簡単に勝点を積み上げることはできないかもしれませんが、そこに目標を立てて、しっかり戦っていきたいと思います。一時、勝てない時期があった中で、そこから連勝することができて、勝てなかった時期に失った勝点を何とか取り戻し、また今日で負け数が１つ増えたとは思いますけれど、勝ちの数が負けの数を上回るように、チームをしっかりと修正して、ポイントを積み上げていきたいと思います」

Ｑ：残り１０試合、どういう選手に出て来てほしいか？
「どういう選手というよりは、今はみんな試合に出たいと思っていると思いますので、質を求めていきたいと思います。100％で練習をやっている選手というのは、当然メンバーの選考に入ってくると思うので、若いとか中堅とかベテランとか関係なしに、チームのために献身的にやってくれる選手を、これからもどんどん起用していきたいなぁと思います」

以上