8月3日(水) スルガ銀行チャンピオンシップ 2011 SHIZUOKA
磐田 2 - 2(PK 4 - 2)インデ (19:01/エコパ/19,034人)
得点者:11' オウンゴール(磐田)、33' トゥッシオ(インデ)、48' パッラ(インデ)、58' 荒田 智之(磐田)
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●アントニオ・モハメド監督(インデ):
「私達よりも彼らの方が優れていたと思います。とてもいい試合ができて、PK戦までいきましたが、PKにしても彼らの方が正確さが増していたと言わざるを得ません。とにかくジュビロの方が私達のチームよりも勝っていました」
Q:ストロングポイント、ゲームプランが崩れた要因は?
「まず、こちらがゲームのリズムに上手く乗れなかったことが敗因だと思います。ジュビロのリズムにこちらが上手く対応できなかったことが一番痛かったです。また、やはりあえてそれを越えて行こうとしましたがそこが上手くいかず、やはりこれが決勝戦だったということで気負いがあったかもしれません」
Q:コンディショニングの面で難しさはありました?
「確かにシーズン前の最初のゲームということ、相手はシーズンの最中ということで違いはありますが、それは言い訳にはならないと思います。やはり相手が強かったということだと思います」
Q:この海外遠征においてモチベーションが高く、非常に調子がよかったと思いますが、今回の敗北が今後の試合に影響はありますか?
「様々な準備をしてきたつもりです。長い芝でのプレー、短い芝でのプレー、そういったものも準備してきたわけですがこういった結果になってしまいました。つまり、倒れてしまったと。しかし、倒れた後にどのように立ち上がるかが重要だと思います。そういったところをこれから注意していきたいと思います。確かに今日の試合はなかなかリズムに乗れず、リズムに乗るまでの時間が永遠とも思えるほど長い時間になってしまいました。もう一つのカップ戦が残っていますし、影響が出ないようにしたいと思いますが、やはりここで一つつまづいてしまった後、いかに立ち上がるか、いかに前に進むかがこれから重要になります。偉大な選手、偉大なチームはやはり何度も挫折、失敗を経験していると思いますが、その後、何度も立ち上がり前に進んできました。今夜は非常に辛い夜になりましたが、これからいかに立ち上がりか、前に進んでいくかが大切だということを自分自身も肝に銘じ、選手達にも伝えたいと思います」
Q:前半、相手は5番の選手の高さに苦しんでいたと思いますが、ハーフタイムで交代させた理由は?
「確かに空中戦をやろうと思っていました。フレデス(背番号8)などもうまく使えればと思っていたがそれが上手くいかず、後半ロドリゲス(背番号10)に代え、ロドリゲスを中心とした試合運びをしたいと思って代えました。空中戦でもって何とかリズムを掴もうとしましたが、それでゴールを入れることができなかったので、今度は高さを使わず、ボールを低く回していくことで試合の流れを変えようと思いましたが、引き分けとなりPK戦で敗れるという結果になってしまいました」
Q:相手は個人技、南米のスタイルのサッカーを非常にリスペストしているという話がありましたし、速さについては注意しなければいけないという情報もあった中でこのような結果になったということは思惑とは違って驚かれたのですか?
「やはり彼らはもともと上手さを持っていました。弱点を突こうとしましたが、なかなか弱点を突くまでには至りませんでした。試合中はやりたかったけどやれなかったことがたくさんあり、ずっとリズムを掴めなかったために、様々修正を試みましたが、試合の中で自分達の試合ができていると感じた瞬間は一度もありませんでした。様々な反省点はありますし、こちらがリズムに乗り切れなかったこともありますが、やはり相手の方が一枚上手だったと思います」
Q:修正できなかったことは相手側の要因ですか?自分達のミスですか?また、ジュビロ磐田で最も警戒に値する選手は?
「やはり試合中、自分達が楽しんでプレーすることが一度もできませんでしたし、気持ち良くプレーすることがずっとできなかったということです。自分達がこうすればこう出てくるのではないかという試みがその通りにならなかったということもあります。他にどのような原因にあったかは選手達とまだ話していませんし、彼らがどのように感じたか聞いてみなければわかりませんし、反省すべき点、分析すべき点はこれからたくさん出てくると思いますが、それらは今後の課題となると思います。何とか頑張って引き分けになりましたが、PK戦の末、敗れてしまいました。これが結果です。
ジュビロの中で一番目立った選手、私が注目した選手はやはり10番の選手(山田大記)です」
以上
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