7月23日(土)J1 第6節 C大阪 vs 清水(19:00KICK OFF/長居)
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J1リーグ戦において、C大阪にとっては17試合目の前半戦締めくくりの、清水にとっては18試合目の後半戦スタートとなる今節。ともにタイトルを目標に今季を戦ううえでも、シーズン節目となる一戦にて、勝って弾みをつけていきたいところ。夏休み最初のJ1ということもあり、注目集まるなかでの試合になるが、特にC大阪は、現在暫定13位と下位に低迷していること、そして前節いいところなく関西の宿敵である神戸に敗れたこともあって、大変重要なホームゲームになる。
7月序盤は攻撃陣の爆発もあり、2連勝スタートとなったC大阪だが、前々節は磐田に2−3で逆転負けすると、前節は序盤のミスからの失点を機に、「プレーそのものが悪く、自分たちのプレーをまったく出せなかったことを認めなければいけない」とレヴィークルピ監督も述べるような、散々な内容で、1−4と完敗。C大阪サポーターからは強烈なブーイングがイレブンに浴びせられた。
だからこそ、今回、大阪長居スタジアムに集うC大阪サポーターからの目は厳しくなるだろう。少なくとも神戸戦のようなパフォーマンスは許されない。主将の茂庭照幸は言う。「より厳しい目で選手を見て欲しいし、僕ら選手も、その期待に応えるだけの力はある。サポーターには厳しくも、温かい応援をしてほしいし、僕らに全力でぶつかってきてほしい。それを意気に感じて、選手みんなで戦っていきたいし、サポーターとともにスタジアムでいい雰囲気を作り上げていきたい」。
そして、この1週間、結果を出すために、サポーターの期待に応えるために、「チームはもう1回1つになって、この1試合にかける準備をしてきた」(中後雅喜)。この2試合で7失点と崩れている守備も、茂庭曰く、「夏仕様」の形に修正を施し、前線から最後尾まで、選手間でも活発にコミュニケーションを取ってきた。さらに、「我々がやってきたことを思いだして戦うのがすべてにおいて大事」とレヴィークルピ監督も言うように、今月の柏戦、広島戦のように自信を持って戦いとおすことも、テーマとなるだろう。
また、19日にC大阪は、ホドリゴ ピンパォンと契約満了後、新たに契約を結ばないことを発表。今季J1で4得点、ACLで4得点を取っているスピードが特長のアタッカーが、チームから去ることになり、翌20日にはブラジルへ帰国の途についた。「ピンパォンはチームのためにプレーしていたし、今までずっと試合に出ていた選手なので、チームとしては痛手」というのは、FW小松塁。ときにはポジションを争ったライバルとして、ときには喜びを分かち合った仲間として、一緒に戦ってきたチームメイトとの別れを惜しみつつ、「今は残った選手でしっかり戦うことが大事」と、前を向く。ピンパォン自身も「サッカー界に生きていると、こういうことがいつ起こってもおかしくない」というように、これがプロの世界。ただし、C大阪のイレブンには、彼の思いを引き継いで、今後戦い抜く責務がある。
そのなかでC大阪が迎え撃つ相手、清水は、この5試合で3勝2分と好調な難敵。7月のタイトなスケジュールが続く“HOT6”でも、ここまで負けなしと勢いづいている。前節も新潟に対し、エースFW高原直泰の終了間際のゴールで勝利をモノにし、今季最高となる暫定6位まで順位を上げてきており、C大阪にとってはやっかいな相手だ。
今季の清水といえば、序盤戦こそ苦しんだが、アフシン・ゴトビ監督のもと、試合を重ねてチームが熟成。今では勝負強さを身につけている。そのなかで注目は、茂庭曰く「2人の天才」、小野伸二と高原のコンビだろう。彼らのホットラインを軸に、大前元紀、小林大悟、枝村匠馬ら、個々にポテンシャルの高い選手が揃っており、C大阪からすれば、小野、高原に仕事をさせないだけでなく、「チーム全体を警戒しなければいけない」(レヴィークルピ監督)。清水にも言えることだが、C大阪も勝利のためには、「先に失点しないことが大事になる」(中後)。
それでも、舞台は今季公式戦4試合全勝の大阪長居スタジアム。この地の利をC大阪が活かさない手はない。そして、今回は司令塔のマルチネスも、4試合ぶりに復帰する可能性があり、駒も揃ってきた。また、若手では前節初めてベンチ入りした18歳の杉本健勇も、関西ステップアップリーグの神戸戦で2得点を挙げるなど、調子を上げている。「チャンスがあれば、試合でゴールを決めたい」という若き大砲にも注目したい、この清水戦。C大阪には、様々な意味で、ターニングポイントになる試合であることは間違いない。
■この試合注目のHOT BALLER:小松塁(C大阪)
以上
2011.07.22 Reported by 前田敏勝
J’s GOALニュース
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