7月6日（水） 2011 J2リーグ戦 第2節
札幌 0 - 0 北九州　（19:03／札幌ド／7,811人）
スカパー！再放送 Ch183 7/7（木）前05:00〜
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●三浦泰年監督（北九州）：
「落ち着いてしっかりしたパスサッカーが出来ていたところと、もちろんそうではない時間帯がありましたが、比較的しっかりしたサッカーができたんじゃないかなと思います。ただ、この独特の札幌ドームの雰囲気であったり、またはホームとのピッチの違いであったり、多くのサポーターの歓声であったり、こういうアウェイのなかでどう最終的に勝点３を取るのか、そういう部分での課題というのはまだ残されていると思いました。

試合のほうは、後半勝負の非常に難しい試合になりました。どちらが勝ってもまたはどちらが負けてもおかしくない展開だったという風に思います。そういうなかで最後のところを、しっかり決めるようになれるとより勝点を重ねられるようになるのかなと思います。ただ、そういうなかでもイージーなミスのなかから相手にチャンスを与えてしまっているので、チームを作っていくなかで難しい部分はあると感じました。ただ、札幌が最後にスリーバックにして前に人数をかけてきたのに対し、サッカーを変えずに、守備的にならずに最後まで無失点で抑えたのは評価できる部分だと思いますし、相手が古巣である佐藤優也を中心に、彼らの自信につながっていくんじゃないかなと思います」

Q:後半の途中まで、特に左サイドを突破される場面が目についたが。
「おっしゃる通りです。相手の近藤祐介のところから、仕掛けられていたので。冨士祐樹も非常に安定したパフォーマンスを出していたのですが、若い多田高行を入れてそこのリズムをウチのものにしてもらいたかったんですけど、あまり効果的ではなかったなと思います。多田は久しぶりに左サイドバックに入ったのですが、ちょっと消極的でした。もっと仕掛けていくことと、近藤と勝負するという部分が欲しかったと思います。もっともっとリスクを冒してあのサイドを取りたかったですね。どちらかというと近藤にあそこのスペースを取られていたと思います」

Q:その意味では、終盤に札幌が選手の配置を変えてきたのは、逆に助かったと言えるか。「近藤を逆サイドに回したというところですね？そうですね、助かったという感覚はないです。逆に言えば、右にいても左にいても近藤の存在というのは大きいですし、我々が形を変えずに、近藤のところをマッチングできるか、というところがカギだったので」

以上