7月3日（日） 2011 J1リーグ戦 第2節
大宮 0 - 1 広島　（19:03／ＮＡＣＫ／8,526人）
得点者：49' 盛田剛平（広島）
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●清水慎太郎選手(大宮)
「初出場で初めてホームの試合、勝ちたかったけど、結果を残せず残念です。チャンスをもらえる限り、少しでも結果を残さなければだめだと思う。少しの時間でもチャンスをもらえれば、しっかり結果を残していきたい」

●坪内秀介選手(大宮)
「センターバックとしての起用だったが、広島が変則的なフォーメーションンなので、そこのカバーリングの部分だと思う。こっちがうまくボールを回せてる時間も多かったけど、(負けたのは)サッカーってそういうもの。良いときに、やられてる印象がなくても、ああいう一発でやられてしまう。こういう負けはショックが大きい。メタボロにやられたなら切り替えるしかないけど、そうでないだけに悔しい。こっちが上手くボールを回して攻めてるときに、後ろに絶対１人はボールを見てるだけじゃなくて、残ってる選手をつかまないと、いくらやっても一発でやられる場面が増えてしまう。それをボランチ、サイドバック、センターバック含めて意識すれば良くなる。失点も結局、こっちが攻めて、取られてカウンターからのコーナーキックだし。そこできちんとリスクマネージメントできればコーナーまでいかなかったかもしれない」

●北野貴之選手(大宮)
「セットプレーで集中して守りたかった。あの場面は(ラファエルのケガで)マークが代わって、そこはもったいなかった。仕方ないかもしれないけど、戦ってほしかったところ」

Q：前半は上手くいっていたのでは？
「ただし、決定機というほどの決定機が作れてないのかもしれない。ただ回してるだけで、いなしてるだけじゃなく、もっとしっかり崩してセンタリングまでいかないと。ただ放り込んでるだけで、相手も４人そろってるから。決められるところがあったかというと、あっちの思うツボで。ボールの保持率は良かったかもしれないけど、回させてくれてるだけであって、クサビとか攻めのパスがなかった。そこは改善していかないといけない」

●石原直樹選手(大宮)
「広島にやらせる場所、やらせてはいけない場所をはっきりして、ある程度ゲームはコントロールできていた。セットプレーでやられて、非常にもったいない失点だった。ホームで勝利を目指して頑張ったが、結果が出なくて非常に残念。李天秀やラファエル、（東）慶悟、（上田）康太、青木も含めてボールが収まっていたので、リズムを作りながら攻撃できた。もう少し、背後に入れたり工夫が必要だった。チャンスはあったし、悔しい」

●村上和弘選手(大宮)
「守備にしても攻撃にしても、ある程度イメージを持って試合に臨めたが、セットプレー一発でやられた。どれだけボールを支配しても、最終的にはスコアを争うゲームなので０−１で負けたという事実しか残らない。ボールを支配しても、シュート数で上回っても勝点３が手に入るわけではないから、いかに勝つかをもっと追求しなくてはいけない。最後の時間はリスクを負わなきゃいけなかったので、そのぶんピンチもあったけど、試合を通して決定的なチャンスを何回も作らせたわけではない。今までの広島よりもミスが多い印象があったから、そういうところをもっとしたたかに突いていかないと。もっと崩して、ゴール前のシーン増やして、最後の精度、一工夫が必要。内容も大事だが、ホームで勝ててないという事実だけが残ったので、何とかしたいとみんな思ってる」

Q：キャプテンマークを付けましたが？
「試合前にロッカーに置いてあったので、『ああオレか』という感じで。歳も歳なので、そこまで意識はないです」

●盛田剛平選手(広島)
「(得点の場面は)ドンピシャで良いボールが来た。90分間我慢しっぱなしだったが、こうして１−０で勝てると上に上がっていける。セットプレーで１点を取って勝つ試合というのはなかなかないし、自信になる。今チームが良い順位にいて、その一員としてプレーできて幸せ。リハビリ中は、試合をテレビで見ていて、早くこの舞台に戻ってきたいと思っていた。復帰してからまだ今のところ足もつってないし、成長してるかな(笑)」

Q:古巣を相手のゴールでしたね？
「NACK5スタジアムは僕が人生で一番点を取っている場所。またここでプレーできて、点が取れてうれしい」

●西川周作選手(広島)
「前半から押し込まれる場面があったが、前回５失点でやられているので、全員が無失点ということを口癖のように言っていた。寿人さんもDFラインまで戻ってきてくれたり、蒸し暑い中でもみんなしっかりがんばってくれた。前半をゼロで進めれば勝つ確率は高くなると思っていた。なかなかボールも回らないキツい時間帯もある中で、セットプレーで得点できたのは大きかった。アウェー側なのでガッツポーズは控えめにしました(笑)。PKは自分がファールしてしまったのは反省点だが、切り替えてボールに集中して止めることができた。みんなに迷惑をかけたくなくて、絶対止めてやろうという気持ちだった。いつも相手のキッカーの情報は頭に入れていて、ラファエルはクロスで蹴ってくると思っていた」

●森崎和幸選手(広島)
「サイドとか中盤でボールを持たれても、最後に体を張ろうと思っていた。最近ずっと前半に失点していたので、前半ゼロで行けたのが良かった。後ろ３人と（西川）周作を含めて、チームがうまくいかなくても、後ろだけでも我慢して守って行こうと話をしていた。もちろん後ろだけで守ったわけではないけど、最後のところは体を張れたと思う。今年は１回も連敗していないし、連敗すると上に行けないとみんな思っている。苦しい試合だったけどみんなハードワークしたのが勝点３という結果に表れた。この時期、なかなか運動量も上がらないが、こういう勝ち方もしていければ、また涼しくなったときに自分たちのパスサッカーができると思う」

以上