7月2日（土） 2011 J1リーグ戦 第2節
清水 0 - 0 鹿島　（18:34／アウスタ／15,528人）
スカパー！再放送 Ch181 7/3（日）前11:00〜
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●アフシンゴトビ監督（清水）：

「まず初めに、ファンの皆さんに我々のやりたかった攻撃的なサッカーを見せられなくて、お詫びしたいと思います。前半の45分というのは、我々の今シーズンの中で一番出来が悪かったと思います。フィジカル的に、ピッチ上のどこでも負けていたと思います。
後半はそこから良くなり、とくに最後の10分間は、われわれが勝利するチャンスも作れていたと思います。ひとつ満足している点は、2試合連続で完封できたこと。日本で有数の強いチームと対戦しても、しっかりと無失点で終われたことは、守備面では素晴らしい成果と言えるでしょう。とくに若いGKの碓井にとっては、非常に良い試合だったと思います。
この先、7月にしっかりと勝点を取れるようにして、我々の順位をしっかりと上げていきたいと思います」

Q:アタッキングサッカーができなかった最大の理由は？
「試合序盤のところで、フィジカルの競り合いのところですべて負けていて、セカンドボールも相手に奪われていました。ボールを持ったときも、簡単に失いすぎていました。初めはバランスを考えたうえで、中盤に2人の守備的な選手を使いました。ただ、村松と平岡は、2人ともゲームを作るという面で問題がありました。そのため、我々のやりたいような攻撃的なサッカーができず、すごくタフなゲームになりました。終盤は試合に勝つために、高木、枝村、小林といった攻撃的な選手を使いました。それが今日の我々のゲームプランでした」

Q:村松、平岡の2人は、1人がゲームを作って、もう1人が守備的にやるという役割分担はあったのでしょうか？
「1人の選手がどうこうというだけではなく、全体的にパスを簡単に相手に奪われているところがありました。それは、センターバックからFWまで言えることです。すべての選手が悪いパスを出していたので、それはチームにとって病気のようになっていました。そして、悪いパスを出せば、我々が自信を失い、相手にカウンターのチャンスを与えてしまいます」

Q:前半は、鹿島の前からのプレッシャーによって良いサッカーができなかったのか、自分たち自身の問題だったのか、どちらが強いですか？
「それは2つの組み合わせだと思います。鹿島は前節の川崎F戦で、2-0から10人の川崎Fに追いつかれたこともあり、非常にモチベーション高くこの試合に臨んでいたと思います。そして、ボールに早く寄せて、フィジカル的に非常に強く当たってきていました。その中で多くのファウルもあったと思いますが、それをファウルと認めてもらえない部分もありました」

Q:枝村選手を入れた時点で、1ボランチという選択肢はなかったですか？
「まず中盤で我々が優位に立つために多くの問題がありました。その中で、守備のところでは枝村が戻って、村松と並んでブロックを作るということがありましたが、攻撃に関しては枝村に前に行っていいという青信号を出していました。1点決めたほうが勝つという試合展開だったので、リスクを冒しすぎないということも考えていました。高原、小林、アレックス、高木という選手がいたので、決められるだけの十分な選手が揃っていると考えました。また、宏介と辻尾が後ろから攻撃に参加していました。それだけいれば、得点するのに十分な選手がいたと思います」

以上