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【J1:第2節 浦和 vs G大阪】ペトロヴィッチ監督(浦和)記者会見コメント(11.07.02)

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7月2日(土) 2011 J1リーグ戦 第2節
浦和 1 - 1 G大阪 (18:03/埼玉/42,331人)
得点者:56' 宇佐美貴史(G大阪)、77' 原口元気(浦和)
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●ペトロヴィッチ監督(浦和):

「テンションがものすごく上がっているので、30分くらい待ってほしいが、みなさん待てないのでここに座っている(笑)。全体を通して素晴らしい試合だったと思う。
前半はG大阪がゲームを支配していて、ボールキープ率も高かった。しかし、そのなかでもチャンスの数は自分たちの方が4、5本あって、G大阪は1、2本だったと思う。後半に入って1−0と先制されたが、うまく1−1に追いつき、そのあとはものすごく素晴らしい試合を、外から見ていてバルセロナがプレーしているような気持ちになったほど素晴らしい試合をしていた。ただ、自分たちは浦和レッズだった。選手のコンディションが高いのは、メディカルスタッフとの相談の中で常に上げているから。そういう取り組みが後半にも落ちない状況を生み出している。12、13本くらい大きなチャンスを作ったことはポジディブに捉えられるが、そこで決め切れなかったのは非常に残念。後半、G大阪が2−0にできるチャンスがあったところで、加藤がしっかりセービングして1−0でとどまったことが1−1につながったと思う。選手たちには、『浦和でプレーするためには全力を尽くせ』と言っているが、すべてを出し切ることを今日の試合で見られたことについては選手たちをほめたい。今日の試合のような戦い方をすると、『侍魂』というのが見られる。特に高橋峻希、原口元気といった若い選手がチームのために全力で戦ったこと、田中達也、マルシオも倒れる直前までチームのために戦ったのも非常に誇らしい。ただ、皆さんも見てわかるかもしれないが、どうして勝てなかったのかという質問には今日は答えられない」

Q:立ち上がり相手の動きに引っ張られてスペースを作られて危ない場面もたくさんあったが、10分くらいで落ち着いた。両サイド、前の選手が頑張ってスペースを消していたが、それは狙い通りだったのか。最初の混乱の原因は?
「2トップが相手のセンターバックにプレスをかけて、相手のサイドバックにボールを出させ、そこから高い位置でプレスをかける。相手のボランチにはマンツーマンをつけて、山田が余る形にして、反対側のサイドバックが中に絞って、入ってくる相手の選手をケアするという意図があったが、最初の10分くらいは宇佐美と二川が2人とも中に入ってきて、数的不利に陥っていた。選手が誰をつかまえればいいのか困っていた。その時に危ない場面があったので、点が入らなかったのはよかったが、そこですぐに鈴木啓太を山田の横において、自分たちもボランチを2枚にして、中に入ってくる選手を受け取りやすくして、原一樹を1つ下に下げて相手のボランチを見る形にしてからバランスが取れるようになった。最初の時に失点しなかったのがよかった。遠藤にも気をつけてケアしていたのが、そこまで相手にいい試合をさせなかったのだと思う。最後の15分はいいサッカーをしていたし、そこで2、3点は確実に取れたと思う。自分たちは長い間、Jリーグのトップレベルに立っているG大阪と戦っていたことを忘れてはいけない。同じ監督の元で戦術が整っている、特にサイドの選手が2人とも中に入ってくる戦い方というのは非常に見ていて面白く、そして難しかった」

Q:コンディション、メンタル面の強さを見せた試合だったが、今日のような戦い方が転換点になるという手応えを感じているか?
「選手の経験もあるし、日本人がヨーロッパのやり方にどうやったら慣れるかという風にずっと接してきた。そこから段々と前に出てきて、非常に自信を持って選手たちを送り出すことができる。もちろん、試合中でも自分はテクニカルエリアの先頭で激しい動きで選手たちを鼓舞しているので、非常にいい精神力で最後まで戦い抜くことができていると思う」

Q:原口のどこが素晴らしいと思っているのか?
「彼は非常にタレント性のある選手ということだけお伝えします。いいところを言ってしまって、他の選手はダメなのかということになると困ります。彼の未来は明るく、ヨーロッパに2、3年後に行く選手だと思う。非常に技術があってパワーがある選手、スピードに乗ってもコントロールを失わない、スピード感のある選手だと思う。ただ、宇佐美選手も非常にいい試合をしていた。彼も非常に高いテクニックを持っている。ただし、私の考えでは原口が一番です」

Q:前半、永田が監督に何度も話しかけていたが、歓声が大きくてなかなか伝わらず、ボールデットの時に話していたが、何を確認していたのか?
「ボールを奪ってから前に早く行き過ぎて、また失って守備をしなければいけないので、つなげるところはつないでもいいんじゃないかと彼が話をしにきた。それに対して自分は、選手たちがプレーしているんだからスピラだったり山田だったりとコミュニケーションを取って解決しろと話した」

以上
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