7月2日（土） 2011 J2リーグ戦 第19節
横浜FC 0 - 1 徳島　（18:03／ニッパ球／3,048人）
得点者：43' 津田知宏（徳島）
スカパー！再放送 Ch185 7/3（日）前05:00〜
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●美濃部直彦監督（徳島）：

「今日、我々5泊6日の遠征に出ていて、前回富山、今回横浜と、コンディションもそうだしこの試合にむけて準備する時間であったり、それがなかなか出来なくて、今日のゲームは難しくなると思っていました。それでも、（アウェイで）2連勝できて、非常に大きな連勝だと思います。それは選手がこういう状況でもしっかりと暑い中でも最後まで走り切ってくれたことに感謝したいと思います。
横浜は、今は順位を落としていますが、もともと力があるチームなので、千葉戦みたいにパワフルにくるのか、それとも京都戦のようにゆっくりとくるのかというのは、始まってみないとわからなかったので、そのあたり今日はスローな展開で、わりあいボールは動かせたんで、最後のところ決めきれなかったのは反省なんですが、先制点が取れたので自分達の流れでできたと思います。
ただ、後半受け身になってしまうというか、長いボールを入れられてそれを跳ね返して取られてという展開になったので、前線にフレッシュな選手を入れてキープしてもう1点を狙うというイメージだったですが、取れなかったですが後ろが頑張ってくれたので良かったです。以上です」

Q:津田選手の今日の動きについては？
「前半から横浜FCのラインが浅いなと思っていて、ボールが動かせている割には裏が取れなかったので、そういう意味では背後に出すように指示を出したのですが、なかなかタイミングが合わなくて、彼がいい形でシュートまでもっていく場面は少なかったと思います。ただ、献身的に守備をやってくれたし、ああいうこぼれ球への反応がしっかりできて、ゴールできたことは良かったと思うし、エースが点をとってもらわないとチームの雰囲気も上がっていかないので、そういう意味では大きな点だったと思います」

Q:前節からメンバーを変えましたが、コンディション面が理由か、それとも戦術面の理由か。
「コンディションが一つと、あと怪我人が出たので、その部分で交代しました。ただ、遠征にくる時に全員で戦おうということを言っていたので、今日スタートで出た濱田とか平島とかは頑張ってくれた。大きな目標を達成するためには、11人だけではなく全員でということでやっているので、そういう意味では良かったと思います」

Q:後半受け身になったということですが、無理をしないようにしていたようにも見えたのですが、いかがでしょうか。
「無理をしないというより、1-0で逃げようとは、はなから思っていないので、前半1点取ったのでもう1点取って試合を決めにいく、2点目を取れれば3点目を取りにいくというスタイルで選手にも臨ませているし、最初から受け身になろうとか、安全策を取ろうということは考えていなかったです。ただ、相手はうちのDF1枚に対して1枚が付くぐらい前がかりになったので、メンバーチェンジしてサイドからクロスを入れる形になったので、どうしても受け身になるのは仕方がないかなと。
それでも前に起点をつくるために新しい選手を入れて、2点目を取れなかったですがチャンスはあったんで、ああいうところでしっかり決めて、2点目、3点目を取れるチームにならないと、なかなか勝ちきれないと思います。今日の1-0は後ろは頑張りましたけれども、前はもう1点t取らないと今後苦しくなると思います」

Q:徳島は3トップと2トップの両方があると思いますが、今日は2トップに見えました。その理由は？
「メンバーとか、いろいろな組み合わせによりますが、相手のバイタルが空いているチームなら3トップ気味にやったほうがいいとか、4-2-3-1でやったほうがいいとか。そういう相手を分析して、選手の状態をチェックして、FWのところは選手をうまく入れ替えてやっています。今日の横浜は、プレスにくるチームで背後にチャンスがあったと思うので、バイタルを繋ぎながらも背後を狙いたいので2トップにしました。ただ、2トップでも縦関係を意識させて、コンビネーションを取れるようにしています」

以上