7月2日（土） 2011 J2リーグ戦 第19節
栃木 1 - 1 札幌　（18:03／栃木グ／4,736人）
得点者：41' 那須川将大（栃木）、75' 横野純貴（札幌）
スカパー！再放送 Ch182 7/3（日）前07:30〜
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●松田浩監督（栃木）：
「非常に残念な結果になった。2点目が取れていればという試合だった」

Ｑ：7日間で3戦をこなし、最終戦では疲れが見られましたか？
「疲れがあったのは当然だと思うが、5人も前節から入れ代わったわけで、ゲーム内容は圧倒していた。最後に1点を取られてからは、得点が一番流れを変え、相手も元気になり、それによって押し込まれたこともあるが、それが引き分けの原因ではない。2点目が取れなかったことが、ドローで終わった要因だと思う」

Ｑ：今季初先発の杉本選手は非常にシンプルにプレーして、リズムを生みだしていたが監督の評価は？
「相手の４−１−４−１というか、4‐3‐3に対しての嫌なスペースを、彼が本当に上手く使ってくれた。代えなくても良かった出来だったが、他にもフレッシュな選手がいたので、2点目を取るためにそちらに期待した。久々の先発ということで最初からフルパワーで行ってくれたので、多少疲れているのではないかなとも思った。実際、前節久々に先発で出た選手は、かなり疲労していた。杉本も同じ状況なのではないかということで代えた。杉本を代えた後に点が入ったが、杉本はよくやってくれたと思う。前節の鳥栖戦から（水沼）宏太に代わっていい仕事をしてくれていた。その時からほぼ先発は決めていた。良くやってくれた」

Ｑ：2点目が一番遠かった要因は？
「それは決定力だけだと思う。入る日もあれば、入らない日もある。これがサッカーだと思う。入る日ならば勝っていたし、入らないから今日は引き分けた。1失点は、いつも言うように何が起こるか分からない。2点目が入っていれば試合は終わっていたと思う。相手を圧倒していたので。ゴールが遠かったのは個人のフィーリングでしかない。決定的チャンスもたくさん作っていただけに。そういうことだと思う」

Ｑ：3連戦で得た勝点５をどのように評価されますか？
「3試合とも全力で戦ったので良かったと思う。手を抜いたわけではないし。先日の鳥栖戦を引き分けて、今日勝っても同じ勝点だったわけだし。千葉戦はアウェイでいい試合だったと思うし、鳥栖戦は2点目が入る日で、今日は入らなかっただけだと思う。そう考えるとチャラじゃないかと思う。結果的に勝点５。負けないことも評価できる。1勝2分で、もっと本当は勝点を取りたかったが、全力でやった結果なので受け入れるしかないと思う」

Ｑ：後半立ち上がり15分を集中しろと伝えた意図は？
「前半を１−０でリードして圧倒した流れで、2点目を取るチャンスがあった。でも、後半にこれまでも緩んでしまう試合があったので、まだ何も終わっていないと。最初の15分で蹴りを付ければ、それでゲームが終わる。相手はハーフタイムでリフレッシュして、最初に行けと言われれば来るので、そこで大事に戦おうという意味だった。後半の立ち上がりは良かったが、ただ点が入らなかった」

以上