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【J2日記】富山:抜群の運動量を誇るコーチングスタッフ(11.06.22)

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(C)赤壁逸朗

シュート練習でDF役を務める東保成コーチ(左)と細田慎一郎コーチ。中央は木本敬介選手

「答えは頭の中ではなく、グラウンドにある」というのが安間貴義監督のモットー。それが選手たちにも浸透し、日々の練習は熱くて激しい。指導するコーチ陣も経験や知識から助言するだけではなく体を張る。「コーチがこれだけ動いているクラブはほかにはない」と指揮官は誇らしげに笑みを浮かべる。

シュート練習では、選手時代にDFだった宇野秀徳、米田徹の両コーチをはじめ4、5人のスタッフだけで守備側を担当することも少なくない。富山の[3−3−3−1]システムは後方からの攻撃参加を奨励しており、DF陣にも1本でも多くシュート練習をさせたいという意図がある。
20人以上の選手を相手にしていると、DF役は次々に順番が巡ってくる。傍目からは過酷にも感じるが、コーチたちは真剣そのもの。弱音ひとつ吐くことがない。

その甲斐もあって、最近の試合ではコンスタントにゴールが決まるようになってきている。リーグ再開から5試合で2得点だったが、5月22日の第13節・草津戦でDFの足助翔選手が自身プロ初得点を含む2ゴールを決める。6月4日の第15節・熊本戦でも守備的MFの森泰次郎選手がプロ初得点を挙げた。

コーチたちは約2時間の全体練習後、若手らの自主トレにもみっちりと付き合う。それは2時間を超えることもしばしば。当然、疲労も蓄積されるわけで、クラブハウスに戻ってアイシングをしている姿をよく目にする。トレーナーによると、最近は治療器具を使って体を癒す場合もあるそうだ。

チームは最近7試合にわたり勝利がなく試練の時を迎えている。しかし、選手、スタッフが一丸となってトレーニングに打ち込む姿勢に陰りはない。もともと困難は覚悟のうえでスタートしたシーズン。少し時間はかかっても必ず次の一歩を踏み出すはずだ。

以上

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2011.06.22 Reported by 赤壁逸朗
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