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【J2:第16節 湘南 vs 栃木】反町康治監督(湘南)記者会見コメント(11.06.12)

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6月12日(日) 2011 J2リーグ戦 第16節
湘南 0 - 2 栃木 (19:03/平塚/6,629人)
得点者:12' リカルドロボ(栃木)、69' 渡部博文(栃木)
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●反町康治監督(湘南):

「サッカー監督にありがちなコメントをしなければいけないのですが、決められるときに決められなかったという、敗戦時の監督が言うコメントをそのまま使わせていただきたいと思います。このところずっと負けがなく、少し浮ついたところがあったのかなというのは否めないと思います。後半は全体的にコントロールしていたが、こちらから崩して、というかオープンな展開にさせて、ある意味2失点目があるかもしれないが同点に追いつくという姿勢でやっていった。が、ちょっと2つとも事故みたいなところもあった。ただ、そういうのをモノにできるところとモノにできないところの差は正直、今日のゲームに関してはあったかなと思います。次のゲームが大事になってくる。選手もそういう気持ちでいると思いますし、今日がべつに最終戦ではないので、またしっかり初心に戻ってやろうという気持ちは強いです。今日は日曜日で19時、雨もあったのに、たくさん来ていただいてありがとうございました」

Q:先日、五輪代表に大敗したことが尾を引いてはいませんか。
「(笑)それはまったく関係ないと思います。相手を見越したトレーニングが1日できなかったというのはあるでしょうが、そうじゃなくてもそれを理由にするのはおかしい。調整はその翌日もほぼリカバリー作業に努めているし、言うなればきのう雨があまりにひどくて思ったようなトレーニングができなかったというのはあるが、スケジュールやそういったことで試合が大きく左右されたとは思いません」

Q:栃木の守備ブロックがコンパクトでよかったと思うが、打開するひとつの方法としてサイドチェンジを狙っていたと思う。それが得点に結びつかなかった理由は。
「うちはサイドチェンジのボールをストンと蹴ることのできる選手がいない。今日は不幸なことに雨になってしまったので、インナーで攻めるということがちょっと難しかった。コントロールの問題、ボールが滑ってしまうとか。すると相手の思うつぼで、要はハーフウェーライン付近で奪われてショートカウンターを食らいかけたのが何回かありました。そのリスクを分かった上で我々はやらなければいけない。そこがまずひとつ。もうひとつはアウターでアクションを起こしていかなければいけない。後半は見ての通り3枚にしてアウターに人を置いてサイドバックを開かせておいて、という形だったが、アジエルが引きすぎてしまうがためにボランチもアジエルが見える状態になった。すると今度は前の選手がいなくなる、ただし交代の枠はもうない。能動的にやったつもりが、その積極性があまり見られなかった。しかも前を向ける段階で前を向けなかった。それは相手の圧力がたぶんあったからでしょう。松田さんは思い通りのしめしめという展開だったと思うが、今日のゴールに象徴されるように、栃木はゴールのほとんどがアシストがいない。つまりこぼれたところにその匂いを嗅ぎつけるブラジル人と韓国人がいる。ただ全体的に相手のほうが、攻撃のシュートで終わる意識や、やり切ることが多かったのではないか。我々も後半すこしは出てきたが、ちょっと少なかったという感じはします。そういう試合もあるということです。だから次です。アウェイが3つ続く。ここがチームの序盤の大事になってくる3連戦ということで、気を引き締めて頑張っていきたいと思っています」

Q:途中出場した田原選手の評価は。
「何のために送り出したかというのを感じなければいけないでしょうね。同じシーンが2つぐらいありましたよね。ゴール前3mでGKにパスしているようではゲームに勝つことはできないですよね」

Q:後半システムを変えたがうまくいかなかった。あのシステムはどの程度準備されていたのか、またもう一度もとに戻す選択はなかったのか、教えてください。
「今日に限ってはそんなに悪くなかったと思う。DF3枚の準備は紅白戦でやっている。シーズン前に選手にも話をしているし、実際に横浜FC戦でもやっている。その点では混乱することはない。もちろん戻すこともできるが、相手は4と4のブロックで、石神が開くとそこに後ろ髪を引かれるようになった。これは思い通りだった。そこで遠藤と鎌田にドリブルで持ち出してからのアクションと言ったが、その部分でアジエルが引いてきて近いところでパス交換をしていれば、相手はまったく何も怖くない。その距離感の問題とかは思い通りいかなかった。ハーフタイムにも話したが、ハーフウェーラインまではドリブルで持ち出せる状況だった。つまり前半、相手の2トップはボランチのパスコースをずっと削ってスライドしているだけ。それならそこは捨てて、そこもあるんだけどもうひとつ持ち運んで2バックの状態にしてまでも取りにいかなければいけなかった。ただ両サイドの、石神の場合はいい距離だったが、右の岩尾がたぶんサイドをそんなに多くやっていなかったので、日体大時代にはやっていたと思うが、そこでやはり距離が近かったりボールをもらってからのダイナミックなところ。だから結局ボールがサイドに行ったとしてもしょんぼりして終わってしまってる。そこからが大事だが、そこが息切れしているという感じでした。戻すつもりはまったくなかったです。4バックでやっていると相手の思うつぼ。もし田原がドンと決めていれば完全にこちらに行くゲームだった。そうすれば、もしかしたら戻しているかもしれない。そのために4バックができる選手を残した部分もある、リスクマネジメントとして」

Q:10試合が終わったところですが、できているところとできていないところは。
「全体的には、結果的には悪くない、マラソンでは上位グループを走っていて、ちょっと飛び出したが今日は給水タイム。4位でいい位置にはいるかなと思います。まだ団子状態ですよね。ここからどうなるかがいちばん大事なのであって、自分たちのペースで、リズムで、相手が飛び出していこうが、それをしっかり見据えつつも自分たちのリズムで走っていきたい。ラストスパートするときに前が見えるところにいればいいわけで、先を急がずに自分たちのやるべきこと、底上げをしっかり見据えてやっていくことが必要です」

以上
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