6月12日（日） 2011 J2リーグ戦 第16節
京都 2 - 0 大分　（13:05／西京極／7,045人）
得点者：7' 久保裕也（京都）、45' 久保裕也（京都）
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●大木武監督（京都）：
「試合の感想の前にまず…、今まで、なかなか勝てない中で応援してくれたサポーターにやっと、勝点３、久しぶりにですね、プレゼントできたことを本当に嬉しく思いますし、サポーターの皆さんに心から感謝しなくてはならないなと思っています。ゲームは…、悪いゲームではなかったと思います。もちろん2点取って勝ちましたので。内容の方も割とついてきた感じもあります。ただ、2点取った後、後半、攻め込まれる場面とか、自分たちがボールを持った後、簡単に失いすぎたとかですね、やっぱりフィニッシュ…、結構チャンスまで行くんですけど、そこを決め切れない。２−０のままで終わってしまうところがまだまだ甘い。それからイエローが何枚出たのか。ちょっと数えていませんが、退場者も一人でた。そういうところに、やっぱりこのチームの大きな問題があるんじゃないかと、そう思いますね。勝ちはしましたけれどまだ2勝目ですし、一番大切なのは今日のゲームではなくて次のゲームですね。そこに頭を切り替えながらやっていかなくてはいけないと思います」

Q:会見で「内容がついてきた」とありましたが具体的にお願い致します。
「切り替えの部分、球際の部分、そういう辺りは割と良かったんじゃないかと思います。…全てではありませんが」

Q:久保選手について、中山選手と良いコンビになっているようだが、それについて
「（中山）博貴との関係というよりも、やっぱり博貴も出て、（久保）裕也も出るという形ですね。コンビネーションというよりも、上手く合ったという感じがしますね。ただ、その二人が合うかといえば、それはちょっと分からないですけど。とにかく素晴らしいゴールでした」

Q:久保選手はシュートの場面で落ち着いている印象だが、改めて彼の評価を。
「前にも話したことはありますけど、（ゴールの）匂いのかげる選手だということですね。そこにいるということ。それからもう一つはゴール前の技術、シュートに関わる技術ですね、それが高いということ。それは間違いなくいえると思います」

Q:後半、前半に比べて点をとることが出来ませんでしたが、後半の攻撃について。
「中盤で失う事が多すぎましたよね。それからやっぱり、サッカーには流れがあると思いますので、決定的な場面はあった訳ですねよね。そこで決められない、そこで、やっぱりパワーダウンしてしまう印象はありますよね。そういうところが入ったり、チャンスをものにできたりすると、もう一つかさにかかった様な形ができてくるのかなという気持ちではいますけど、そこを決められない。決められないどころか、今度はまた中盤でミスが出てしまう様な形がありますので、その辺りがパワーアップするどころか、少しこう…、乗り切れない場面が出てきている様な気がします」

Q:後半、相手は京都の中盤を飛ばす様な形で速攻を仕掛けて、それでやられる場面がありましたが、それをボールの出どころに行く様な形で対応した様に観えましたが、それは監督の指示ですか？
「選手がやりましね。出所に対する修正というよりもですね、修正する以前の問題で、ウチはそこを行かなければならないというところがありますので。選手が気がついたり、たまたま出された時には行けなかった、出されない時には行けたという状況になると思います」

Q:酒井選手が初先発でしたが、こういう状況で先発させるのは勇気がいるとは思いますが彼への評価を。
「勇気は要らないですね。彼の評価については、非常に良かったですね。性格的にも明るいし、自分が行けると思ったら行ける、思い切りの良さがありますよね。非常に良かったと思います。それがゲームに出たと思います」

以上