6月12日（日） 2011 J2リーグ戦 第16節
愛媛 3 - 2 鳥取　（13:04／ニンスタ／2,775人）
得点者：25' 実信憲明（鳥取）、32' 阿部祐大朗（鳥取）、66' 齋藤学（愛媛）、88' 内田健太（愛媛）、90'+1 前野貴徳（愛媛）
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●バルバリッチ監督（愛媛）：
「前半はプラン通りいかず、受動的な入り方をして失点してしまった。引くのではなく、しっかりチャレンジするプランだったが上手くいかなかった。その後にPKも外したことで相手がより乗っていったし、こっちは精神的に落ちてしまった。2失点目とPKでの失点は我々を象徴していて、自信がなく、気持ちがなく、他の人が何とかしてくれるのではないかというプレーをしていた。ただ、前半に関してはセカンドボールが取れていなかったので、後半はセカンドボールへの対処を早く、ボールを取って前に人数をかけようというプランだった。サイドから、あるいは後ろから前線に対してボールを送り、そこに人数をかける、そういうやりかたで非常に気持ちが入ったプレーをしたと思う。ただ、一番大事なのは2点差を跳ね返し3点を取って逆転したことが大事で、後半の選手の闘争心、勝とうとする気持ちを祝福したいし、悪天候の中で応援してくれたサポーターにも感謝したい」

Q:後半、鳥取は右ききの左サイドバックだったが、その右サイドから攻撃したのは指示だったのか？
「特に狙って右サイドということではなく、両サイドから、あるいはグランドの状態がよくないのでダイレクトにボールを前に送るというプランで臨んだ」

Q:早めに選手交代をし、その選手が闘争心を出していた。その中で結果を出した内田の評価は？
「彼を投入した時は齊藤とジョジマールを前に置いて、その後ろに人を入れる状況だった。グランドの状態が悪くてボールが止まる状態で、1.5列目に彼を入れた。岐阜戦と同じようなところがあって、最初の入りが受動的でラインが引いてしまいチャレンジがなく、それは同じ過ちだったので修正しなければならない。最終ラインがより前に出ることで2列目も前に立てる。そういうことをしなければならないが、引いてしまえば2列目のチャレンジもできない。それは修正しなければならない」

Q:特殊なピッチコンディションの中で、注意したことは？
「こういう気象だということは昨日からわかっていたが、最初はもっとグランドの状態が悪いと思っていた。プランとしては、グランドがぬれてボールが動かないのであればなるべくタッチ数を減らして、サイドを経由して、あるいは中央のダイレクトのボールで前に人数をかけて攻撃しようということだった。幸運もあって3点入れて逆転することができたが、後半に選手が見せた闘争心は勝ちに値するものだったと思う」

以上