6月4日（土） 2011 J2リーグ戦 第15節
横浜FC 2 - 1 東京Ｖ　（15:04／ニッパ球／4,442人）
得点者：25' 深津康太（東京Ｖ）、48' 高地系治（横浜FC）、49' 高地系治（横浜FC）
スカパー！再放送 Ch183 6/5（日）前07:30〜
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●岸野靖之監督（横浜FC）：

「今日はありがとうございました。総括と言っても、順序が間違っていたらすみませんが、ホームで勝てていなかったので、まず応援してくれている方々に、今日勝てたことはみなさんのおかげだと言いたいです。非常に厳しい意見、いろんな話をしていただきましたが、全て我々を応援する熱い思いの中で、今日は勝てたと思います。
試合の方は、形を少し、あまり詳しくは言えませんが、自分たちの力が出るような形を考えてやりました。そんな中で前半、僕の記憶の中ではほとんどシュートがなかったと思いますが、なかなかいい形ができない中で耐えなければいけない時間。その中でミスが起きて失点した。これは本当に、ずっと勝っているチームになるためにはなくさないといけないと思います。失点して、それから僕が横浜FCに来てから初めて退場者が出て、とことん（悪い流れ）やなと思いましたけど、ハーフタイムで守りに行かないで点を取りに行く形にして、逆転勝ちできました。本当に選手、スタッフ、全ての方の協力があって今日勝てたと思います。さっき、インタビューでも涙が出そうだったんですが、一回勝ったぐらいでは泣いていられない。でも、それぐらい嬉しかったです。選手、本当にみんなに感謝します」

Ｑ：高地選手は素晴らしかったと思いますが、彼をどういう狙いで入れたのでしょうか。
「あまり詳しくは言えないですが、彼はアタッキングサードで誰にも負けないアイディアを持っているので、それを非常に期待していましたし、彼を一列下げたところではなく前目にしたので、点を取りたい、崩しをしたい。大きくいえばそういうところですかね。それにしっかり応えてくれました」

Ｑ：今日デビューの井手口選手の評価についてお願いします。
「彼は初先発ですが、同期が3人ともデビューしている中で、非常に悔しい思いをして、実は泣いていたこともあるんですよ。悔しくて。それを彼は乗り越えて、非常に調子が上がって来ていたんで。あとは本番の試合でビビらない様にやるだけだったんで、今日の朝彼に聞いたら、昨日の夜は寝つきが悪かったらしいんですよ。けど、彼に言ったのは、社長の前でロナウジーニョって言ってモノマネをするんですよ。突拍子も無く。それができるなら、試合は大丈夫じゃないかと。そうしたら、落ち着いていました。
今日、彼がデビューで勝ったことは、彼にとっては人生で忘れることができない試合だと思うので、あとはこれを続けられるかどうか。我々も今日勝っただけではなくて、もう6回も負けていますから、これからどれだけ勝つかどうか。チームにとっても、1つ彼がこんな大事な試合で力を出せたことは大きなことだと思います。彼だけでなく、選手全員が彼がやりやすいようにしてくれたと思います」

以上