1日、第20節FC東京戦(7月9日開催)にて3万人集客プロジェクト「7.9大分総力戦〜今ここに大分の力が集結〜」の記者会見が、大分銀行ドームメイン側トラックで行われた。大分FCの青野浩志社長ほか、田坂和昭監督や宮沢正史主将など、スタッフ、選手、大分FC職員、大分トリニータ後援会事務局から総勢73人が出席した。会見でのコメントは以下の通りです。
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●青野浩志 株式会社大分フットボールクラブ代表取締役:
「お忙しい中、お集り頂きありがとうございます。今季のここまでの入場者数を踏まえ、私どもフロントとしては手をこまねいてはいけないと思い、ゴールデンウィーク明けから関係者らと打ち合わせをして、3万人プロジェクトを計画した次第です。
スローガンは「7.9大分総力戦〜今ここに大分の力が集結〜」。ビジョンとしては、県民、企業、行政が一体となり、大分の底力を集結し、この大銀ドームを3万人で埋め尽くしたいと考えています。大分力を全開にし、スタジアムでしか味わえない一体感、臨場感、非日常的空間をつくり、サッカーの醍醐味を3万人の方に体感してほしいというものです。
このプロジェクトに対して、大分トリニータの本気度を示したいと思い、これまでであったら私と田坂監督、宮沢主将だけが出席して会見をしていましたが、今日は選手、スタッフ、クラブ職員、アカデミーのコーチらが揃って参加しました。
現状を言うと、J2になって2年目となり、新しい歴史をつくるため新監督の下、平均年齢22.3歳の若いチームが、開幕以降4試合のホームゲームを戦ってきたわけですが、観客数が低調です。J2では多い方ではありますが、我々大分トリニータは集客の多さを誇っていたチームです。昨年でも平均1万人を超えていました。今季の入場者数は、ホーム開幕戦の9537人を最高に伸び悩んでいます。この現状を打開すべく、チーム、フロントが一丸となり、県民、企業、行政の皆さんのご協力を得ながら3万人を達成したいと考えています」
Q:なぜ、7月9日のFC東京戦のカードを選んだのでしょうか?
「後半戦、来季のことを考え、早い段階でしたかったということがあり、このタイミングしかないと考えたからです。また、対戦相手となるFC東京はJ1の時から馴染みの深い相手ということで、このカードになりました」
Q:これまで3万人を超えたのは5度しかありませんが、なぜ3万人としたのでしょうか?
「ここは3万4000人入るドームです。現状の3倍、4倍の人数を集めないといけないわけですが、サッカー観戦の醍醐味は、勝利した時の喜びとともに、スタジアムが醸し出す一体感、迫力です。この雰囲気を出すにはドームを満杯にするしかないのです。それに1万人そこらの中途半端な目標では意味ない。満杯になってこそ感動できると思います。目標はあくまでも満席です。直近ではナビスコカップを優勝した08年11月の鹿島戦が3万人を超えました。J1とJ2のステージは違いますが、鹿島戦と同じように観客を埋め尽くしたいと思っています。いま一度、おらがまちの大分トリニータを応援していただければと思います」
Q:集客策は?
「大分県民DAYとして、大分市を除く市町村の方々にトリニータシートを無料で提供します。また、大分市の方々は事前の申し込み不要で、当日受付で住所を確認できるものを持参すればトリニータシートに座れるようにします。他には「チケット早割り企画」として、今月5日から26日までの3週間、ビジターシートを除く全券を半額で販売し、試合以外で楽しめるようにイベントも企画しております。大分県全体の総力戦で3万人を達成したいと思っています」
●田坂和昭監督:
「自分たちに出来ることはピッチで汗をかき、勝利を目指すこと。今の成績では県民、サポーターは満足しかねると思いますが、チームが成長する姿をみてほしい。若いけどこれだけできるというのを生で観て、次も会場に足を運んでもらえるよな試合をしたいと思います。上のカテゴリーにいくために選手は頑張っています。7.9を盛り上げるには、今週末の試合に勝つことが第一歩となります」
Q:プロジェクトの完結には勝利が必要ですが、対FC東京に向けて何か秘策はあるのでしょうか?
「対戦相手が決まっただけ、まだ考えてないです。大まかなことしか言えないですが、我々は常に次の試合に勝つことを考えていません。7.9でも3万人の観客の前で大分らしいサッカーをして、ただ勝てばいいというわけでなく、内容にもこだわって勝利を目指します」
●宮沢正史選手(主将):
「今回のプロジェクトに多くの方が足を運び、新しい、若いトリニータを応援してもらいたいです。僕らは3万人の前でプレーしたいし、観た方がまた来たいと思う試合をします。スタジアムに足を運んでください。協力お願いします」
以上
■7月9日(土)J2 第20節 大分 vs F東京(19:00KICK OFF/大銀ド)
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