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【J1:第13節 広島 vs 鹿島】試合終了後の各選手コメント(11.05.29)

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5月29日(日) 2011 J1リーグ戦 第13節
広島 2 - 1 鹿島 (19:04/広島ビ/8,049人)
得点者:9' 森崎浩司(広島)、18' 興梠慎三(鹿島)、90'+1 森崎浩司(広島)
スカパー!再放送 Ch184 5/30(月)前11:00〜
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●森崎浩司選手(広島)
「いやあ、もう、嬉しいっす(笑)。まだ(ゴールの)余韻があります。
決勝のゴールは…よく覚えていないけど、とにかくシュートを打とうと思った。時間もなかったし。シュートを打った後に体勢が崩れてしまって、入ったかどうかわからなかったが、いいところに行っているなという感じはあった。その後、周りの声援がヒートアップしたので『あ、入ったんだ』と思った。自分でも信じられないくらい、いいシュートだった。
相手のカウンターが速いので、あまり前に出過ぎてもいけない、特に後半は、危ない場面が多かった。そこは我慢しながら、最後にチャンスがあればいいなと思って上がった時にいいパスが来たので、あとはいいシュートを打つだけだった。
あのパスは、誰からでした?(森脇)良太?全然覚えていないです(笑)。トラップが悪かったのか、少し流れて、よくあそこに行ったなと自分でも思うくらい。うれしいです。
とにかく今日は負けたくなかった。相手のカウンターは鋭いし、失点だけはしないように考えていた。最悪、引き分けでもいいかなと思っていたけど、最後のシュートは、みんなの気持ちが乗り移ったんだと思う。
1点目は立ち上がりだったし、今日は雨が降っていて(ピッチが)スリッピーだったので、どんどんシュートは打っていこうと思っていた。僕自身ミドルシュートは得意なんで、今日は2本とも決められてすごくうれしいです。
鹿島はこれまでタイトルをたくさん取っているチームなので、その相手に勝つことは簡単なことではないと思っていた。でもこれからは、僕たちが黄金時代をつくるという気持ちで、今日は戦った。その気持ちが勝利に結びついたのかなと思う。今までも鹿島相手には、いつもいい試合をしていた。それでも、なかなか勝たせてくれなかったんだけど、でも今日は最後まで守備でもすごく身体を張ってくれていた。だから本当に、最後のワンチャンスをモノにできてよかった」

●森崎和幸選手(広島)
「相手の1トップはある程度予想していた。2列目から走ってくることは、試合をやっていて感じていたし、そこは気をつけていた。全てのスペースは埋めきれないけれど、前半はクロスからの対応がよくなかったので、そこは誰が付くのか、はっきりしようと声をかけた。失点シーンも、誰が付くのかしっかりと声をかけていれば対応できたし、そこは修正しないといけない。
後半はクロスからのピンチはそれほどなかったと思う。相手の攻撃も予測しやすかった。ピッチも濡れていたし、前でカットできればいいと思っていた。そこでカットできたことが、よかった。シュートブロックに対しても、みんなが打つ選手に対して行けていたし、そこが鹿島との差。今日はミドルが一番危険になる天候だったし、そこでみんながシュートブロックにいけたことがよかった。球際も闘えていたし、しっかりと走ることも90分間やれていた。それが、勝利につながった。
(弟の)浩司とは2人で励まし合いながらやっていたし、1年を通して共にずっとピッチに立ちたいという気持ちでやっている。浩司の活躍は自分のことのようにうれしいし、今まで苦しんできた分、ご褒美が浩司に来た。その活躍に刺激を受けたし、浩司に負けないように頑張りたい」
 
●石川大徳選手(広島)
「今日は思い切りやろうということだけ心がけた。やりきることだけを考えていた。監督からは守備と攻撃の切り替えを早くしろと言われた。シュート? うまく行き過ぎたんだけど、あれが実力です(笑)。いけたと思ったんだけど、ファーストタッチが外にいったので、『ああっ』と思ったんだけど『打っちゃえ』と思って打った。
(本職ではない)左サイドでも、自分のやることは変わらないので。練習試合でもやらせてもらっていたし。そこら辺はなんも迷いなくやれた。自分が試合に出て勝ったんで、そこはよかったかなと思う。監督に『ノリ、よくやったね』と言われたし、それはありがたいですね。とりあえず、今は身体が動けているので、それをいかに落とさずにやるか。自分の持ち味の運動量を落とさずに、これからもやっていきたい」

●岩政大樹選手(鹿島)
「やろうとしたことはある程度できた。ウチのゲームだったとは思う。でも、流れがよくない時は勝てなかったりしますね…難しいです。
(佐藤)寿人はほとんど伊野波の方に行っていた。だから、そのまま流れてくる分には、ある程度付いていってもよかった。ムジリが2列目から飛び出すこともそんなになかったので、僕がカバーリングした方がバランスはいいだろうと思っていたし、その辺はうまく守れていた。最終的にクロスが上がっても僕が真ん中にいればいいという感じで思っていたし、試合前にある程度話していた感じで守れていた。広島も自分たちのやり方を崩してまで相手に合わせるチームではないし。(ACLの)ソウル戦とは、(守り方は)そんなに変えていない。ただあまり深追いしないようにはしていた。
手応え? ないですね、これだけ負けていると。勝ち方というのも、なかなかわからなくなってしまう。とにかく今年は決定力の高い選手がいないので、みんなで辛抱強くたくさんのチャンスを作らないと勝てない。そして、相手のチャンスをできるだけ少なくすること。
今日の相手のシュートは素晴らしいシュートだったが、そういうところも突き詰めて失点を減らしていかないと、なかなか勝点は拾っていけない。チャンスを増やすこと、ピンチを減らすこと。そこの精度を例年以上に上げないと勝ちは拾えないかなという印象。
1失点目はかなり遠い位置からだったので、しょうがないかなと思うところもある。でも2点目は、もう少しボールにアタックできたのではないか。もちろんシュートは素晴らしかったが。もう少し寄せられたかなと思う。2点目は(森崎)浩司ともう1人誰か余っている選手がいて、その間に僕がいた。そのため、浩司にはっきりと付くことはできなかった。もう1人くらい外に余っていたような気がするので、もう少しあのエリアであれば、身体を投げ出すことは必要かなと思う。
そんなにやりづらさはなかったが、僕はDFなんで失点すれば必ず悔しいもの。失点の原因は必ずあるので、そこはビデオを見ないと。僕の判断と周りの判断と確認できていないところがある。自分の記憶でしかないので。
やり方は、浦和戦と今日のような試合のやり方で、ある程度はやっていくしかない。それで勝点が取れる時期を待つしかないと思う。戦い方自体を大きく変えるといっても、(リーグ中断期間は)試合をする訳ではないし、試合でしかつかめるものではないので。もう一度コンディションを整えて、チームで確認をして挑みたい。
今日の2失点のシーンはビデオを見て確認して、ボランチから上がってくる選手をどうするかとか。ウチは最近バイタルエリアでロングシュートを打たれるシーンが多いし、そこのケアの仕方はここ数年の課題。修正すべきかどうかまず確認したい」

以上
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