5月29日（日） 2011 J1リーグ戦 第13節
Ｃ大阪 0 - 1 大宮　（13:05／金鳥スタ／5,351人）
得点者：14' ラファエル（大宮）
スカパー！再放送 Ch181 5/31（火）後11:00〜
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●レヴィークルピ監督（Ｃ大阪）：
「みなさん、こんにちは。
まず今日の試合について、互角の試合ではなかったかと思います。負ける内容のゲームでもなかったですが、逆に、勝利をおさめてしかるべきゲームかといわれれば、そうでもない。そういうゲームでした。そして、今日もまた同じ事を繰り返してしまいました。前半が思うようなサッカーができず、逆に後半盛り返して流れをつかむことはできたものの、チャンスを決めることができなかった。そういう試合になったと思います」

Q:ＡＣＬのガンバ大阪戦で、これまでの悪い流れを断ち切れたかのように思えたが、今日同じ事を繰り返した要因は？
「立ち上がりを含めて、前半のパフォーマンスについてのことは、常々チームの選手たち、スタッフとも話をしながら、ここを課題として変えていこうと、ずっと話をしてきている。しかし、それでもこうなってしまうということは、なかなか理由を説明することができない部分であるのかなというのが、正直なところ。後半あれだけよくなったということは、逆に前半当然問題があったということになるのですが、そこを改善しようとみんなが取り組む中、同じ事をしてしまう。それはなぜなのか、今、自分でも改めて問いかけているところです」

Q:今日はピッチが雨で悪条件となっていたため、パスがつながらないような状況となったが、何か試合前に特に指示はあったのか？　また、この条件はＣ大阪にとって不利になったか？
「２つめの質問ですが、Ｃ大阪にとって不利になった部分はあったと思います。Ｃ大阪のほうがよりボールポゼッションを大事にして試合を運ぶチームだからこそ、そういうことは否定できないと思います。最初の質問ですが、試合前、『シンプルにプレーしよう』と指示はしました。それは、前になるべく早くボールを入れて、そのあとになるべく早くプレスをかけていくという戦い方で、これは試合前に話はしました。雨によってフィジカル的な要素が求められるゲームになったが、大宮さんには非常に体格のいい選手も含めて、そういう部分で強さもあったかと思いますし、今日のゲームのなかで、雨の及ぼした影響というのは、かなりあったかと思います」

Q:ＡＣＬラウンド16の大阪ダービーで、選手たちに燃え尽きたところはあったか？また、キンチョウスタジアムで初の敗戦となったことについては？
「１つめについて、気の緩みというのは、そんなことは絶対にないようにと、昨日話をしたばかりでしたが、やはり、あったかもしれないと思います。なぜならば、ガンバ大阪戦というのは、クラブの新しい歴史を作るんだということで、相当強い気持ちを持って臨んだ試合であり、さらに、勝利を収めて、あれだけ気持ちよくみんなで喜びを分かち合った試合でもありました。そして、その後の今日のリーグ戦ということなんですね。本来ならば、逆に、あの喜びを勢いにつなげて、今日は勝利を勝ち取りたかったところですが、やはり、難しい部分もあって、そこが気の緩みという部分につながってしまった。これは選手たちも一番気をつけようとしたかもしれないですが、あったのかもしれないと思います。ただし、それは今日の試合に限っていえば、前半のところだけだったと思います。後半、あれだけできたことを考えれば、前半気の緩みがあったかもしれないと思います。
また、キンチョウスタジアムでの敗戦ということですが、これはいつかそういう時が来ることなので、逆に今日の教訓をいかして次の試合の勝利につなげられるよう、みんなで気持ちを切り替えていきたい」

Q:今日の試合の失点シーンについて、セレッソ大阪に問題があったのか？相手がよかったのか？
「ディフェンスが、マークがずれてしまい、あそこまで（ラファエルに）行かれてしまったことが、問題としてあるし、あるいは相手ＦＷのシュートが非常に素晴らしかったことも当然あるかと思いますが、一般的な分析をすれば、ＧＫはあのニアサイドを絶対にやられてはいけないと。それは、我々のＧ大阪戦の決勝点と同じ事が言えるのだが、ＧＫとしてはあのニアサイドをやられてはいけないという問題があったと思います」

以上