5月21日（土） 2011 J2リーグ戦 第13節
熊本 1 - 1 千葉　（13:04／水前寺／4,349人）
得点者：3' 竹内彬（千葉）、24' 長沢駿（熊本）
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●市村篤司選手（熊本）
「高い位置をとって、相手のサイドハーフ、サイドバックよりも優位に立とうと思っていて、それはできたと思うし、主導権を持つという意味では良かった。（原田）拓さんも蹴れるし、狙うと言っていたので、サイドチェンジのボールは数多く来るなという感じはあって、前半から狙い通りだった。相手が前からあまりプレッシャーをかけてこなかったのでボールも回せたし、チームとしてバランスの良い配置ができていたと思う。ただ、得点という結果を出さないといけないし、勝って勝点差を縮められると良かった。負けないことは良かったので、次につなげたい」

●片山奨典選手（熊本）
「前節の反省で、仕掛けが少ないということをミーティングでも言われていて、スペースもあったので仕掛けることができた。それができれば相手も嫌がるし、バテてくるとも思っていたので、ボールを受けたら運ぶことを意識していた。相手の２列目の３人、14番の太田選手が（原田）拓さんにプレッシャーに行っていたけど、それに連動してサイドバックが来ていなかったので、フリーでもらえる場面が増えたし、余裕を持ってドリブルができた。もう少しクロスを入れられると良かったと思う。首位のチームに対して引けを取らずに攻めることができたのはいいことだと思うし、勝てればよかったけれど、この引き分けを前向きに捉えて、また１週間で修正して、次は勝てるように頑張りたい」

●廣井友信選手（熊本）
「運動量やスピードで上回ればいいと思っていた。競り合いでは先に飛ばないと勝てないので、オーロイ選手に乗る感じを意識していたけど、段々感覚がつかめてきたと思う。ラインもうまくコントロールしてゴール前に行かせないことを考えていたし、前もチェックに行ってくれた。相手が疲れてきたのもあったと思う。ホームだったし３ポイント欲しかったので悔しい思いはあるけど、先週と同じ引き分けでも、追いついたこと、それも前半に追いつけたことは自信になると思う」

●矢野大輔選手（熊本）
「競り負ける場面もあったし。セットプレーは注意していたのにやられた。ラインに関しては、２列目が出てくることを意識していたので、こまめに上げ下げできた。オーロイ選手も裏には抜けにくそうだったし、入る回数もさほど多くなかったので、その点は少しは効果があったのかなと思う。あとは、もう１点取れれば、楽になったと思う」

●長沢駿選手（熊本）
「ゴールについては、相手のクリアミスがいいところに転がってきた。思い切り叩きつけたら、いいバウンドをして入ってくれた。守備の場面では自分が１枚残って（仲間）隼斗が追う形だったので、攻撃に専念できたと思う。ただ、あの場面以外にもチャンスはあったので決めたかった。裏を狙うという意識はチームとしてもあったけれど、後半は相手のラインも深くなったので、もっとギャップを狙うことを意識すればよかったと思う」

●竹内彬選手（千葉）
「暑いという条件は同じだが、アウェイでタフなゲームになって、最低限の勝点は取れた。勝ちたかったけれど、ポジティブに捉えて次の大分戦で３ポイント取れれば、この１ポイントの意味があると思う。得点に関しては、ミリガンのスローインはセンタリングみたいなものなので、ちょっと届かないかなとも思ったがしっかりミートできた。プレースキッカーも左右いるし、ロングスローを投げる選手も、高い選手もいるから、セットプレーのチャンスはどんどん狙っていきたい。点を取れたのは良かったが、失点はもったいなかったと思う」

●伊藤大介選手（千葉）
「勝点０で帰るよりは、１取れたので良かった。熊本は前に高い選手もいて、放りこんでくることで主導権を握られてしまった。後半からは前に出たが、あまり張らなくていいから自由にやれと言われていた。もっと中でボールを受けられると良かったと思うし、後ろからもっと作っていけると良かったが、暑さもあって失速気味になってしまった。１週間で修正したい」

●佐藤勇人選手（千葉）
「サッカーをやるには難しい気候だったけれど、たくさんのサポーターも来てくれていたので、勝点３をプレゼントしたかった。失点して追いつかれたことでゲームが難しくなった。チャンスはあったが決めることができず、勝点３が取れなくて残念。ただ勝点１も、アウェイで取れたことが重要になることが今後あるので、ポジティブに捉えている」

以上