5月15日（日） 2011 J2リーグ戦 第12節
千葉 2 - 1 岡山　（16:03／フクアリ／10,330人）
得点者：3' チアゴ（岡山）、36' 深井正樹（千葉）、90'+2 竹内彬（千葉）
スカパー！再放送 Ch183 5/16（月）前08:00〜
☆totoリーグ
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●竹内彬選手（千葉）：
「（得点に関しては、ＣＫのキッカーの伊藤大介選手が）ニアサイドに蹴ってくると思っていたので、とにかく突っ込んで合わせようとしました。（この得点がＪ初ゴールということで）名古屋にいた時もチャンスはあったんですけど、ボールがゴールの枠に行かないことが多かった。今日は自分が点を取ることができて、それがこういう勝ちにつながるゴールになってよかったし、本当にうれしいです。今日は試合を通して大きなピンチは失点のところも含めて２、３回だったと思うんですけど、セットプレーの失点はもったいないなと思うし、あのセットプレーを相手に与えたファウルは自分がしていたので。ファウルを取られたのはしょうがないですけど、セットプレーの失点を減らすようにしていきたいです」

Ｑ：ボールを持って攻め上がる場面もあったが、あそこは局面を打開したい
気持ちだったのか？
「相手が10人になってゴール前に引いていたので、パスでボールを動かしても相手のブロックがある。誰かが仕掛けて１人かわして、相手のＤＦを引きずり出さないといけなかった。まだ１−１という状況だったので、ＤＦの選手がリスクを負って行くのは難しいと思ったんですけど、勇気を持って、もっとやっていきたいなと思います」

●伊藤大介選手（千葉）：
「（決勝点の場面は、ＣＫのキッカーとして）トーレ（オーロイ選手の愛称）の後ろか、トーレにボールが合えばいいなと思って蹴りました。今日は中盤にスペースが空いているのがわかっていたので、相手と千葉の人数が同数の時からもっと自分や（佐藤）勇人くんを味方に使ってもらってと思っていたんですけど。どうしても相手に１点取られて、ちょっと違う展開になったんですけど、焦ることなくやろうと思っていました。ただ、今日は試合の入りが悪かったかなと思います。１つ１つのパスのスピードが遅かったり、パスの精度がもう一つだったりというのを監督から言われたけど、たぶん相手に先に点を取られて、それで受け身になったところもあったと思うので、次の試合は入りに気をつけたいと思います」

Ｑ：ＧＫにセーブされたが得点になりそうなＦＫを蹴っていた。今季は直接ＦＫで得点して、自信を持って蹴ることができるのでは？
「いや、ＦＫは前から自信があるんですけど（苦笑）。ただ、入らなかったので。でも、前に１点決めることができて、今まで期待されていたのに入らなかったから、蹴る時には気持ち的には楽になったのがあると思います。今季はセットプレーではいいターゲットマンがいるので。ヨネ（米倉恒貴）も力強いし、彬くんも高さがあるし、トーレが３人ぐらい引き連れてくれるので、キッカーがいいボールを蹴ることができれば、今日みたいにチャンスになる。いいボールを蹴ればゴール前の人が決めてくれるので、いいボールを蹴るだけです」

●深井正樹選手（千葉）：
「今日はストレスが溜まるような試合だった。ただ、自分が攻め上がった時でも自分が点を取るというよりは、自分がサカ（坂本將貴）さんや勇人、大介、ヨネにフリーでいい形でプレーできればと思って、スペースを与えることも意識している。だから、相手を引きつける役割も考えてやっています。今日は負けないことが大事だと思っていた。確かに、後半にあれだけのチャンスがあったのに、なかなかシュートが決まらなくて、ちょっと嫌な雰囲気かなとは思ったけど、無理に攻めてバランスを崩して失点するのは嫌だった。相手は10人とはいえ得点を狙っていたので。相手は３バックでもすぐに下がっちゃって５バック気味だったので、もっと工夫が必要かなと思いました」

●真子秀徳選手（岡山）：
「アディショナルタイムに（決勝点を千葉に）入れられたんですけど、あそこまできたら後半の４５分はしっかりゼロに抑えたかったです。決勝点の場面は個人個人のマークがずれていたかなと思います。シュートを打たれた瞬間は自分の前に３枚いたので、（シュート）コースが見えなかった。見えた時にはゴールの中に入っていた。今日は１点差のゲームになるということで、ウチが早い時間に点を取ったので、それをしっかり守ろうと考えてプレーしていました。千葉はセットプレーで点を取ってきている。それとロングスローは注意して、しっかり対策をしてきたんですが。（最後のＣＫになった場面は）オーロイ選手が競った時にボールが浮いたのを誰がクリアするかというのがあやふやになって、結果的に１人が遅れてクリアしたら、相手のＣＫになってしまった。あれはちょっともったいなかったですね。もっと積極的にボールに対応したかったです」

●竹田忠嗣選手（岡山）：
「シーズンが始まる前から今日の試合を楽しみにしていました。フクアリでアウェイの選手としてピッチで戦えたのはうれしかったですけど、正直言うと、勝点を持って帰りたかったので、今はものすごく悔しいです。
千葉のサッカーははっきりしているし、後半に関してはますますはっきりしていたから、守備の部分で俺らがやることははっきりしていた。そういったところで失点しないというのが、今季の岡山が成長する上でカギになると思う。それができればもっと勝ちを積み上げられるようになると思うけど、今日はそのちょっとしたところで足りなかったと思います。千葉はなかなか点を取れないと焦ってくるので、それだけにどれだけ点を取られずに勝点を持って帰れるかというのが大事だった。あわよくば勝点１ではなくて勝点３を持ち帰るというのが、岡山が上の順位に行くために重要なポイントだと思います。千葉はアディショナルタイムに点を取ることが多いので、あそこはしっかり守らなければいけなかった。
（ストヤノフ選手が退場後は３バックのリベロに入ったが）イリアン（ストヤノフ選手の愛称）が怪我をしていた時に僕がリベロに入ったことが１ヶ月くらいあった。あの時は前半の残り時間ももう少なかったので、ここはフォーメーションを変えるよりは監督からの指示でリベロに下がって、前半はゼロで終わろうという感じでした。（後半はボランチに戻ったのは）千葉はオーロイにボールを当てて、セカンドボールを拾ってゴールに近づくというサッカーなので、前にいるオーロイ１人に対してＤＦが３人いるよりはシステムを変更して、バイタルエリアのケアをしようとしました」

以上