5月14日（土） 2011 J1リーグ戦 第11節
山形 0 - 1 大宮　（13:04／ＮＤスタ／7,435人）
得点者：29' 東慶悟（大宮）
スカパー！再放送 Ch181 5/15（日）前05:00〜
☆totoリーグ
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●長谷川悠選手（山形）：
Q:今日はだいぶ収まっていましたが、そのあとに問題がありますか?
「その後に崩す時、もうちょっと向きを変えて、ワンタッチとか裏に抜けたりとか、そういうのをやっていかないと。このままだと点が取れないですよね、崩れないから」

Q:後半シュート0本ということも、それが要因でしたか?
「安牌に回してる部分もあるし、丁寧に回してて判断が遅い部分もあるし、どうしてもリスクを負いたくない気持ちのほうがチームに大きいので、飛び出す動きだったりとか、そういうのをあまりみんなできてないような気がするんです。攻撃をもうちょっとどうにかしていかないと。みんな守備で頑張っちゃってるところがあるから、攻撃ではなかなか飛び出していったり、正確なプレーができなくなっているような気がするんですけど、それをどうにかしていかないと。このままだとズルズル行っちゃうので」

Q:失点の時間帯も、こちらが得点まであと一歩という直後でした。
「失点をああいう形で取られてる試合って今日だけじゃないと思うので、そこは早く修正しないと。つけ込まれてると思うのでダメかなと思います」

Q:次節はダービーですが、それまでしっかり立ち直せそうですか?
「何か変えていかないといけないと思うので、チームとしてどうにか頑張っていかなきゃいけないと思います」

Q:今日は風が強かったですが、もう少し低いボールが欲しかったのでは?
「結構ボールを受けれてたし、足元とか入れてくれればキープできたので、そういうところも、浮き球にして五分五分になったり、流れていったりしたのはもったいなかったなと思います」

●廣瀬智靖選手（山形）：
Q:いいアピールにはなったのでは?
「チームが負けたのでなんとも言えないです。前半シュートを3本外したのは憶えています。シュートは積極的に打っていこうと思ってました。決めれなかったのは悔しいですけど、次につながると思うので、また準備して頑張ります」

Q:バーに当たったシュートはもうちょっと巻くと入ってましたね。
「巻けたらよかったですけど、練習不足です」

Q:シュートを打つことと、クロスを入れることも今日は効果的だったと思いますが、やはり打つ方を意識しましたか?
「打つことが先行しちゃったかなと思います。ペナルティーエリア付近でもうちょっと冷静になれたらよかったかなというのはありますけど、でも、打ったことでプラスの課題だと思うので、次は修正して頑張ります」

Q:手ごたえはありましたか?
「やれるというところはあったので、自信にはつながると思います」

Q:90分のプレーは?
「やっぱり後半にちょっと落ちるところがあるので、そこは集中を保ってやれればと思います」

Q:次も先発から行けそうですか?
「練習からアピールします」

●小林亮選手（山形）：
「入りは大宮も積極的に来てましたし、向こうのほうが立ち上がりはいい入りをしたのかなという感じはあったし、でもそこで1回なんとか踏ん張って、そのあとチームとして攻勢に出るというかチャンスはありましたし、そのなかで、逆に点を取られてしまいました。去年とかも、負ける時によくある、いい形をつくって、ちょっと前がかりになったところで1本のボールでやられてしまう、ラインが高くなってやられてしまうというのが何回かあったので、それと同じで、攻めている時のリスク管理であるとかそういうところの意識がまだなかったのかなというのはあります。一発だったので残念な失点で、やられるべき点ではなかったと思います。
ただチームとして、1点やられて、ジュビロ戦はそこから踏ん張れずに崩れてしまった試合に比べれば、チームとして立て直して、踏ん張って、やられてもなんとかして1点差で前半を折り返すというところを目標にやって、それがうまく後半に入れたんですけど、後半はなかなか。公式記録で見ても、前半はシュート8本で後半は0だったので、それじゃあ勝てない。前半のほうが攻撃は流動的に、前に前に運べていた部分が、後半は前にチャレンジするボールがちょっと減ってしまったのかなあと。あとは全体的に動きの幅というか、動きがうまく連動できてなかったのかなと。前半は左サイドとかも何本かチャンスをつくれていたし、2人、3人とかで崩せていたものが、後半はそれがなくなってチーム全体として停滞してしまったというところでは残念だったし、1試合全体を質の高いものにできればもう少しチャンスが生まれたのかなと。そこが残念な部分です。
後半のほうがいつもいいサッカーができますし、今回に関しては前半結構攻勢に出ていた部分もあったので、もしかしたら攻め疲れをしたのかもしれないし、大宮も守備を意識しているチームだと思うので、そうやって引かれた相手に対して、今度は自分たちがどう崩していくのかというのが課題なので、何にせよ、先に点を取られてしまうときついかなという現状です。
なんとか踏ん張って、前半失点0で後半にできれば、もう少しチームとして勝っていけると思うので、そこは踏ん張り時というか、チームとしても我慢のしどころなのかなと思います。もうちょっとまくできれば、チームとして成長できるかなと思うので、焦れずにやっていかなくちゃいけない部分だと思うし、いまは我慢のし時だと思います」

Q:失点場面は藤本さんにボールが入った時点で終わっていたのか、それとももう少しなんとかできたのか、どちらですか?
「個人的にはなんとかしたかったです。ニシ(西河)もなんとか食いついてたし、ただ、結果的に東のシュートで3人も股を通っちゃってたので、対応はできてたんですけど、あそこは誰か一人足に当てることが……遅れてたというのはあるんですけど、足に当てたかったというのは残念です。ただ、ああいうふうに崩れかかっても、勝ってる時はそこを塞げたりしてるので、もう一歩足を動かしたりというところも必要になってくる。そこが足りないのかもしれないし、映像で見てみないとわからないですけど、個人個人としてもそうだし、チームとしてもちょっとずつ足りてないのかなと。そこを補うことができればもうちょっと変わってくるのかなと思います」

Q:連敗して、次節がダービーになります。
「終わってしまったことは取り返しがつかないことなので、大事なことはこの1週間でどうチームを修正して、仙台戦に向けていい状態で臨めるかということだと思うので、そいうことを僕たちはしっかりやっていかなくちゃいけないですし、この状況のなかで仙台とやるということで、逆にチームとして浮上のきっかけにできる試合ではあると思うので、なんとしても勝てるように、そういう準備を1週間できればと思います」

●西河翔吾選手（山形）：
Q:いい時間帯での失点になってしまいましたが?
「本当は前半を堅くいってでも失点0で行きたかったというのはあるので、そのなかで一発やられたなという感じがあるんですけど、そのあとは自分たちでボールを握れている時間帯があったし、シュートまで行けてるときもあったので、1点入れば流れが変わるかなという感じでしたけど、最後まで点が取れずに終わってしまったので、もったいない試合かなと思います」

Q:失点シーンでは、飛び出した藤本選手への対応が遅れたところがありましたか?
「そうですね。前に選手がいて、そこが少し気になっていたのがありました。でも、風が吹いててボールが止まったので、僕としては力強いシュートが来るという感じでもなかったので。でもそこで足を出したんですけど届かずに横パスされてという感じで、あとはそんなに強いシュートではなかったですけど、たぶんウエさん(植草)もちゃん(石井)と(小林)亮さんが前にいてブラインドになってた部分があったと思うので、本当にもったいなかったです」

Q:個人的にはようやくチャンスをつかんでの試合でしたが?
「チームとしても結果が出てない状態だったし、僕としても今シーズン初めて試合に出て、なんとしても結果を出したいという気持ちで入って、もう一歩のところなんですけどね。そこは僕一人ではどうしようもないので、みんなでカバーし合ってやっていかないといけないかなと。また次がホームだし、いい準備をして、また出れるように頑張っていきたいです。次は大事な一戦になると思うし、スタジアムも満員に近くになるという話も聞いているし、なんとしても勝てるように、1週間いい準備をしていきたいと思います」

●東慶悟選手（大宮）：
「個人としてはゴールを決めたことはすごくうれしいですし、チームが2試合連続引き分けてたので、アウェイですし、今日勝てたことが一番うれしいです。しっかりやらないといけないと自分も感じましたし、1試合1試合が勝負だと自分では思っているので、今日ゴールを決めて勝てたことはすごくよかったと思います。システムに関しては全然問題なくやれたと思うし、またホームでしっかりやりたいなと思います」

Q:ゴールシーンを振り返ってみていかがですか?
「チョンスさんからいい落としが来たので、あとは決めるだけでした。コースは空いていて流し込むだけだったので、本当に決めることができてよかったと思います。(藤本)主税さんがいい動きをしてくれて、キーパーとごちゃごちゃとなって、チョンスさんも僕にしっかり落としてくれた。それを決めれたということは、いい形だったし、あの時間帯に取れたということはすごくよかったんですけど、2点目というのをこれから取っていきたいなと思います。2点目を取れるともっと試合がラクになると思うし、僕自身もいっぱいゴールを決めたいので、決めれればよかったですけど、勝ててよかったです」

Q:U-22の関塚監督が来ていましたが、意識しましたか?
「毎試合、毎試合が僕にとってアピールの場だと思ってるし、代表に行ってもそうですけど、こういうチームでのプレーというのも常に見られていると思うので、しっかり毎試合、毎試合いいプレーをしたいなと思っています」

Q:月曜日からはU-22代表のキャンプが始まります。どのような抱負をもって臨みたいですか?
「常にいいプレーをすることを心がけていたので、代表に行ってもいいプレーをして帰ってきたいなと思います」

●上田康太選手（大宮）：
「くさびを結構何回か出せてたんですけど、それ以外の組み立てでちょっと出しどころに困ったときはありました」

Q:4-4-2のときよりも、個人の突破よりもコンビネーションでという意識がありましたが?「そうですね。後半特に、いいコンビネーションからゴールまで行ったのもあったし、選手間で距離が取りやすいと言えば取りやすいのかもしれないですね」

Q:ダブルボランチでの守備に関しては?
「今日みたいに苦しい時間は絶対にあるので、そこでお互い助け合って、カバーし合ってやらなきゃいけないですけど、青木だけが後ろで頑張るんじゃなくて、自分も守備で貢献したいなという気持ちがあります」

Q:長谷川選手にかなりボールが入っていてセカンドボールに戻るところも多かったですが、うまくできたと思いますか?
「結構ディフェンスラインの選手が近くに付いてくれてたので挟みやすかったです。ボールを奪うまではいかなかったですけど、1回でターンされてシュートまで行かれるような場面はなかったので、そこはよかったかなと思います」

以上