5月14日（土） 2011 J2リーグ戦 第12節
横浜FC 1 - 1 岐阜　（14:03／ニッパ球／3,174人）
得点者：10' 佐藤洸一（岐阜）、35' オウンゴ−ル（横浜FC）
スカパー！再放送 Ch183 5/16（月）後03:30〜
☆totoリーグ
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●木村孝洋監督（岐阜）：

「立ち上がり15分は我々のプレーでいい形で得点を取ることができたと思います。その後は、今日暑さもあって、怪我もあって、メンバーの交代を余儀なくされた場面もあったんですが、後半1点を取って勝点3を狙っていたんですが、横浜FCさんの粘り、力強さもあって、なかなか決定的なチャンスがなかったです。ただ、守備で言えば横浜FCの攻撃を最後まで集中して、失点をしなかったという点では、これまでのゲームの流れよりかは少しはよかったと思います。勝点3を狙う試合という位置づけで選手たちにプレーをしてもらっていたので、勝点1という結果なので少し残念な結果になりました。以上です」

Q:失点がある試合が続いていますが、守備陣への評価は？
「決して集中力を切らしてプレーをして失点をしているとうのではなく、4人のDFがまじめに集中してラインをコントロールする、組織的に守備をするということで0点に抑える狙いでやっていて、今日は正直0点でいけるんじゃないかという感触を立ち上がりの30分までは思っていました。今日の失点はオウンゴールですが、キーパーとディフェンダーのちょっとしたタイミングのズレがあった。そういった点はこれからもっと高めていかないといけない。これまで同様に組織的な守備を継続して、なおかつキーパーとディフェンダーの難しい判断を、チームとしてもう少しキーパー主導でコントロールできるようになっていけば、近いうちに0のゲームができると思う」

Q:前節、今節も相手のペースになり、後半は決定機がほとんどなかった。攻撃の課題は？
「後半だからというのは、あまり考えていない。後半というのは、選手の疲れだったり、相手のシステム、やりかたが変わってきている、それに応じなければいけなくなっているというのはある。ただ、今日も決定的な場面は作れなかったが、一歩手前というか、我々が今持っているアタッカー陣の特徴は、今後もやりつづけていきたい。サイドのスピードであったり、トップのすれ違う早さだったり、途中から出てくる選手の高さだったり、そういったことを最大限に生かす様な攻撃をしたい。前半できていて、後半できないのはスタミナの問題なのか、あるいは集中力の問題なのかわからない部分もあるんですが、今日は、雨の中でしか練習していなかった中での急激な暑さだったので、少し疲れがあったかもしれない。いずれにせよ、決定機ができるように質をあげて行きたい」

Q:流れが悪い中、同じ先発メンバーでしたが、その意図は？
「決して内容が悪くてやられたゲームではなかったと思っていた。ビデオを見て、選手とミーティングをして、方向性としては間違いがないと。もし今日負ければ、少し考えないといけないと覚悟していたが、選手はまじめにやっているし、方向性は正しいと言っている。だからこのスタメンでなんとか結果を残したかったのが今日の試合だった」

Q:その中で、結果としては引き分けで、パスミスなども多かったが、どうやって改善するのでしょうか。
「今日、後半決定的な場面ができなかったのは課題かもしれないが、私はチームでやろうとしていることには問題はないと思う。もちろん質を上げて、パスミスも少なくしていかなければいけない。しかし、選手にも言っているんですが、ミスをしようとしてプレーしている選手は岐阜には1人もいないし、一生懸命やった結果ミスになっているので、それを責めるのではなく、もっと動けるように、もっとクリエイティブなプレーができるように、シュートのトレーニングだとか、同じボールを動かすトレーニングでも、より効果的に前にタイミング良くボールを供給できるように高めて行きたい」

以上