5月10日（火）AFCチャンピオンズリーグ2011 Ｃ大阪 vs 山東（19:00KICK OFF/長居）
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●レヴィークルピ監督（Ｃ大阪）：
「みなさん、こんにちは。我々チーム関係者だけでなく、サポーターの皆さんにとっても、本当に楽しみな一戦が、明日に控えていると思う。我々にとっては勝利か引き分けで決勝トーナメント進出が決まるので、今季Ｃ大阪にとって一番大事な試合であると言うことができるのではないかと思っている」

●茂庭照幸選手（Ｃ大阪）：
「明日はぜひ勝って、Ｃ大阪の歴史に自分の名前を刻みたいなと強く思っている。アウェイでは本当に悔しい思いをしたので、（Ｃ大阪の）ホームでは、ぜひ山東に悔しい思いをしてもらって、ぜひ決勝トーナメントに行きたい」

Ｑ：レヴィークルピ監督、茂庭照幸選手にお伺いします。アウェイでは０−２で負けましたが、そこから見つけた課題や、今回はどう戦うべきだと思うか？

●レヴィークルピ監督（Ｃ大阪）：
「Ｃ大阪は昨年からメンバーが多少替わり、チームとして今は徐々に噛み合ってきているところだと思うが、この試合において、特に気をつけなければいけないところは、フィジカル的に負けないということ、タフで強いチームとして戦っていかなければいけないこと。それは、対戦相手の空中戦やハイボール（への対応）を含めて、タフに戦っていかなければいけないということ。もう１つは、我々の持ち味である技術プラス、スピード、このストロングポイントをしっかり出していきたいと思う」

●茂庭照幸選手（Ｃ大阪）：
「アウェイでは０−２だったが、１点はセットプレー、もう１点は僕の判断ミスでやられてしまったので、そういった意味では僕がもっと集中すれば、１点は防げたと思うし、１点取れば、チーム全員でどうにか相手の高さとかそういったものに対応していきたいと思うので、明日は監督が言ったように、Ｃ大阪らしいスピードやテクニックを駆使して、相手を圧倒したいと思う」

Ｑ：レヴィークルピ監督、茂庭照幸選手、お二方にお願いします。山東戦の時には、相手サポーターが作り出す雰囲気に飲み込まれた感じもあったが、明日の試合ではサポーターを含めて、スタジアムではどういう雰囲気でＣ大阪を盛り上げてほしいと願っているか？

●レヴィークルピ監督（Ｃ大阪）：
「私が日本で常々思うのは、日本でプレーするなか、アウェイチームにとって厳しい環境はほとんどないということだ。でも、そうはいっても、明日の試合では、我々のホームゲームなので、サポーターの方々には１人でも多く駆けつけていただきたいし、逆に我々チームとしてできることは、すべてを出し尽くすこと、そして勝利につなげて、サポーターの皆さんと勝利を分かち合いたいと思っている」

●茂庭照幸選手（Ｃ大阪）：
「サポーターはもちろんいい雰囲気をいつも通りやってもらえればうれしいが、それでは、いい試合になってしまうので、僕らも含めて、相手を圧倒するような、応援からそういったものを出してもらえれば、すごくいいものになると思う」

Ｑ：相手の監督が直近で交代されたため、戦い方も若干変わってくることも見込まれるが、そのあたりの対処について、どう考えているか？

●レヴィークルピ監督（Ｃ大阪）：
「監督交代によってどういった戦術的な変更があるのかというのは、誰にも分からないところだと思う。我々にとって参考になるのは、我々がアウェイで対戦したときの山東さんのプレースタイルだ。おそらくは、ベースというのは大きく変わらないのではないかと思っている」

Ｑ：明日勝てば文句なし、引き分けでもグループリーグ突破となるが、状況によってはグループ１位になる可能性もある。その点については、戦う上で加味されるか？

●レヴィークルピ監督（Ｃ大阪）：
「我々Ｃ大阪というチームは、常に勝利を目指して戦うというのがスタイルだが、明日は引き分けでも決勝進出というアドバンテージがある。我々にとって大事なのは、先制点を取ることではないかと思っている。先制点を含めて、可能であれば、常にゴールを狙う姿勢、これは明日の試合でも貫いていきたいと思う」

Ｑ：相手チームは、国内リーグなどでも、あまりアウェイでいい成績を残していない。そのことは、ホームに山東を迎えるにあたって、プラスになると考えているか？

●レヴィークルピ監督（Ｃ大阪）：
「ホーム、アウェイにかかわらず、山東さんとの勝負というのは、非常に厳しいものになるのではないかと思っているし、さらにはシーズンが始まってから、お互いがそれほど試合数を多くこなしていないことを考えれば、互角に近い試合が明日も繰り広げられるのではないかと思う」

Ｑ：茂庭選手にお尋ねします。日程的に厳しい状況が続くが、コンディション的にはどういう感じか？

●茂庭照幸選手（Ｃ大阪）：
「Ｃ大阪は本当に若いチームで、何より選手というのは、試合をやれることが幸せであって、僕も含めて、やっぱり僕は、試合に出られないシーズンを何シーズンか過ごしてきたので、そういった意味ではこういった試合が多い時期というのは大歓迎だし、選手にとって幸せな、いい経験ではないかと思う。（コンディションについては？）問題ないです」

以上