5月8日（日） 2011 J2リーグ戦 第11節
Ｆ東京 1 - 0 富山　（16:04／味スタ／14,174人）
得点者：81' 羽生直剛（Ｆ東京）
スカパー！再放送 Ch183 5/9（月）前08:00〜
☆totoリーグ
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●羽生直剛選手（Ｆ東京）：
「泣くつもりはなかったんですが（苦笑）。まだ２勝しかしていないし、恥ずかしかった。久しぶりのゴールだったし、シーズン前のこともあったので。前節スタメンだったのに外れて自分がいけなかったのかなと思っていた。俺の責任だと思ったし、悔しい気持ちもあった。チームをまとめるだけの仕事だけじゃなく、もっと自分も活躍したいという思いがあった。自分よりも年齢が上の（柏の）北嶋さんが活躍していて凄いなと思ったし、同じ年齢で代表にいる選手や、鹿島とかでも活躍している選手がいる。しっかりと準備すれば、まだまだ自分もできると信じている。今日、点を取ったけど、続けることが大事。老け込まないように練習からいい準備をしていきたい。
ここ最近は、相手も負けられない気持ちでやってくるが、自分たちが悪すぎたと思っている。もっとそれぞれがそれぞれの長所を生かして短所を補うようにならないと。チームが繋がっていくことが大事。内容が悪くても、気持ちだけでも伝わるゲームをしないといけない。相手どうこうよりもまだ甘さがある。もっとシビアに考えないと、去年のように内容はいいけど、何の結果も得られないで終わってしまう。まだ僕たちは２勝しかしていない」

●中村北斗選手（Ｆ東京）：
「仕掛けることを意識してプレーしていましたが、今日はその手前で足元がすべったり、自分のバランスを崩すことが多かった。サイドでボールを受けるように指示されていたが、中盤との距離が少し開いてしまった。カジ（梶山）が上手く引いて受けてくれたが、特に前半はボランチとの距離が開いていた。そこは反省しなければいけないし、もう少しできたんじゃないかと思う。今は、どんなカタチであれ、この勝利は大きい。まだ満足できるような試合じゃないのでもっと詰めていかないといけない。今日のミーティングまではサイドバックだと思っていた。サイドハーフでプレーする時は、開幕の時からチームに勢いを出すように言われてきた。今日は、裏にという場面が少なかったので、ボランチからもっと一発で裏を取る場面を作りたかった」

●椋原健太選手（Ｆ東京）：
「（勝利は）やっとという感じですね。久しぶりに試合後のロッカールームがにぎやかだった。ゴールデンウィーク中に失った勝点もあるので、まだ素直には喜べない。安心した気持ちのほうが強い。ここから勝点をどんどん積み重ねないといけない。ゴールは中にくさびのボールが入って、当てて入っていった点。チームが狙っていたことだったので嬉しい。みんなの気持ちが詰まったゴールだったと思う。１点取ると、リラックスできた。羽生さんの男泣きはかっこよかった。途中から入ってきた選手が点を取れてよかった。最年長の選手のそういった気持ちを僕たちも見習わないといけない。個人的にはシュートチャンスもあったし、もっと突き詰めることはある。守備では無失点が続いているし、これを続けていきたい」

●上里一将選手（Ｆ東京）：
「ピンチの場面もあったし、攻撃の部分でも反省点はある。ミドルは狙っていました。相手が下がりながら守備をしてきたので引き出したいと思って打っていきました。枠にいけば、弾いてチャンスにもなるんですが、枠にいかなかったので。もっと真ん中からゲームを作ってサイドを生かしたかったが、それができなかった。（連係の部分も）練習から合わせていきたいと思う」

●梶山陽平選手（Ｆ東京）：
「シュートも打っていたが、右サイドに３人ぐらい空いていた場面もあった。そういった場面で、ゲームを決められるパスを出せればよかった。ただ、シュートを打たないとああいった場面にもならない。それは続けながら、チャンスを逃さないようにしていきたい。サイドが途中からかなり空いてきたので、中に一度当てて、外に展開してクロスから得点が欲しかった。得点シーンのように、ああいう中に入ってくる動きでチャンスになるので、ああいった動きができるように見習っていきたい。まだ再開してから一度しか勝っていない。まだまだ。１位になるまで勝ち続けなければいけない。これからだし、勝ったことは嬉しいが、まだまだ喜びは沸いてこないです」

●ソ ヨンドク選手（富山）：
「やっぱり狙い通りにはできなかった。去年までプレーしていたので相手の選手は半分以上知っているし、今日は勝ちたかったので悔しい。シュートもどんどん打ちたかったが、チャンスも少なかった」

●苔口卓也選手（富山）：
「自分たちのペースだった時間帯もあった。連戦でしたが、運動量がもっと上がっていけば、無失点でいけたと思う。前半は、ある程度、相手にはボールを持たれて回される前提で試合に臨んだので、しんどくはなかった。ただ、試合終盤になって少し疲れが出てきてしまった。もっと運動量が上がれば、勝てる試合ができると思う。前半は、セカンドボールも拾えていたが、後半に入ってラインを押し上げることができずにしんどくなってしまった。自分自身ももっと時間を作ることができればよかった」

●黒部光昭選手（富山）：
「相手にボールを持たれてもいいが、失点はいただけなかった。チームとしては、この結果を真摯に受け止めたい。１週間後には、Ｊ２に落ちてきた京都との試合が続く。そこでいいゲームをして勝ちたい。アクシデントもあったが、知識や経験という部分で対応できれば良かった。そういう意味でまだうちのチームにはやることがある。
前半０−０で折り返すことができましたし、それなりにできた部分もあった。個人としても、今野選手や森重選手のような代表に呼ばれる選手とプレーできて楽しかったし、自信にもなった。これまで１トップや２トップしかしたことがなかったが、新しいポジションにチャレンジして、まだまだ成長できると思っている。もっと突き詰めたいし、色んな視野からサッカーを楽しみたいと思っている。正直、キャンプの時のほうが東京は怖かった。僕たちも良くなってきているし、差を少し埋めることができたのだと思う。ただ、届かなかったので、次のホームゲームで対戦する時には、自分たちがもっと成長した姿を見せたい。今日は残念でしたが、僕たちは監督も就任してまだそれほど経っていないですし、これからどんどん良くなっていくと思う」

以上