5月4日（水） AFCチャンピオンズリーグ2011 メルボ vs Ｇ大阪（18:30KICK OFF/メルボ）
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★Mehmet Durakovic監督、ケビン・マスカット選手（メルボルン）前日記者会見でのコメント

●西野朗監督（G大阪）
Q：最初の試合は簡単に勝ちましたが、今回も同じになると思いますか？
「G大阪として前回の対戦は今年初めての試合で、非常に不安なところがあった。簡単に勝った試合ではなかったと思います。また、メルボルンが万博に来られたのと同じように、今回ここまで非常に長い時間、距離を感じながら到着した。ある意味、大きなハンディキャップを抱えての戦いになると思います。万博ではメルボルンが長旅の影響、時差の関係もあったのでしょう。スタートから１５分は少し休んでくれていたので、そこで３ゴールを獲れて主導権を握れましたが、明日は逆の事態になることも考えているし、そうならない準備を考えていきたいと思っています」

Q：ケガ人が複数出ていますが、その状況と、メルボルンの印象を教えてください。
「今回、１８名で来て、そのメンバーに関しては全ての選手が悪いコンディションではなく、試合が出来る可能性があるということでメンバー編成をしてきました。全員が試合に出られるコンディションであることは間違いないと思います。こちらにきて悪くなったメンバーは現時点ではいないので、来たメンバー１８人、全てがプレー可能だと思っています。
メルボルンに関しては、最初の試合である程度主導権をとれて、逆にガンバがストロングポイントを消せた試合が出来たんじゃないかと思います。非常にパワフルだし、組織的にやるチーム。ただ監督が代わって、フォーメーションが変わったり、メンバー編成も変えている中で十分に把握していないところもあります」

Q：メルボルンは新しい監督になって、サッカーが変わったと思いますか？
「ACLの３〜４節のビデオを見る限りでは、フォーメーションも変わった中でやられているし、メンバーも少し顔ぶれが変わったなと。ビデオでしかわかりませんが、若干変わっているなという気はします」

Q：オーストラリアはいま、Aリーグがオフシーズン。不利だと思いますか？
「有利とも、不利とも言えるのではないでしょうか。いい間隔で厳しい試合を国内でやっているガンバですが、疲労度は当然ありますから。逆にメルボルンはオフでフィジカル的にもメンタル的にもフレッシュである事は間違いないと思いますが、試合勘は不足している部分もあるかもしれない。そういうふうに明日の試合で感じられればいいなと思います」

Q：G大阪にとってはACLのアウェイ戦で厳しい試合が続いているが？明日は上位でこの試合を迎えますね。
「両チームに突破の可能性がある訳で、明日の試合の結果によってはいろんな状況になる。残りあと２節ですから。ただG大阪とすれば中国・韓国でそれぞれアウェイ戦を勝ち切れていなかったというところがあります。そういう意味では多少、戦い方とか自分たちの思惑とは違うというところも感じながら、試合を運ばなければいけないと思う。ただ選手は２つアウェイで負けてから３連勝するしかないという中で前節ホームで勝ちましたからね。明日もアウェイだからとか、５節だからではなく、勝つ、勝って帰るというスピリットを全員が持って戦えればいい試合になると確信しています」

Q：明日は１１人のベストメンバーが出ますか？ベストメンバーの中でケガ人はいますか？
「万全な選手はたぶん、１人もいないと思います。ただ、明日の試合を戦える選手は１８人しっかりいますし、その中のベストメンバーとしてスタートを組みたいと思います。バックアップにも素晴らしい選手がいますから、スタートの選手にはキックオフからフルパワーでやってもらえたら、後は繋いでくれる選手がたくさんいます。そういう意味ではベストメンバーが全員入っているG大阪だと考えてもらっていいと思います」

●武井択也選手（G大阪）
Q：勝てば大きくグループステージ突破が引き寄せられる。明日の試合を どう戦いますか？
「アウェイですごくコンディション的にも難しい試合だと思いますが、最初から戦う姿勢をみせて、全力で勝点３を獲りに行きたいと思います」

Q：G大阪にとってはACLのアウェイ戦で厳しい試合が続いて いるが？明日は上位でこの試合を迎えますね。
「あまりそういうところは意識していません。目の前にある試合に勝つだけだと思うし、相手がどうとかではなく、しっかりチームとして戦って勝ちたいと思います」

以上