本文へ移動

今日の試合速報

夏休みはJリーグに遊びに行こう! 全国で180,000名様ご招待!
夏休みはJリーグに遊びに行こう! 全国で180,000名様ご招待!

J’s GOALニュース

一覧へ

【 AFCチャンピオンズリーグ2011 メルボ vs G大阪】プレビュー:混戦のグループE。負傷者を抱えるG大阪だが、アウェイの地でも目指すはあくまで勝点3(11.05.04)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
5月4日(水) AFCチャンピオンズリーグ2011 メルボ vs G大阪(18:30KICK OFF/メルボ)
-試合速報はこちら-
----------

AFCチャンピオンズリーグにおいて、ガンバ大阪が所属するEグループはまさに混戦を極めている。前節、第4節の試合でG大阪が済州ユナイテッドに、メルボルン・ビクトリーが天津泰達に勝利したことによって、現在の順位は、勝点7で天津が首位に。2位のG大阪と3位の済州が同じ勝点6で並び、勝点4で最下位のメルボルンも、未だグループステージ突破の可能性を残している状況だ。それゆえ、今節が全クラブにとってどれだけ重要な意味を持つものになるのかは、言うまでもないこと。どのチームも『勝点3』を明確なターゲットに据えた戦いを展開することは間違いないだろう。
「グループステージで2敗を喫した時点で、残り3つを3連勝する、勝ち抜く、という意識でやってきた。だからこそ今回のメルボルン戦でもアウェイだからといって、特別コントロールするつもりはないし、ドロー狙いで、という考えはない」
ガンバ大阪・西野朗監督が言い切るように、G大阪もアウェイ戦といえども当然、『勝点3』を狙いに行く。

対するはメルボルン・ビクトリー。
今季のACL初戦となったG大阪のホーム戦では、G大阪が開始からわずか15分までの間に3ゴールを挙げて流れを掴み、5−1とメルボルンを大きく突き放して圧勝したが、メルボルンも試合を重ねるごとに調子をあげている。また、第2節でG大阪がアウェイの地で敗れた天津から、メルボルンは前節ホームで白星を奪っている。更に言えば、仮りに今節メルボルンが敗れると、他カードの結果によっては現時点で残しているグループステージ突破の可能性が全く消えてしまうか、果てしなく0に近い状況になる。このことからも、今節はホームでの『勝点3』を最低目標に臨んでくるはずだ。
そのメルボルン・ビクトリーとは08年のグループステージでの対戦を含め今回で4度目の対決となり、全てG大阪が勝利しているが、今節もその連勝記録を伸ばすべくG大阪が勝利を手にできるのか。長距離移動を経ての、厳しい戦いになる中で、G大阪らしいプライドをしっかりとピッチで発揮してほしい。

ただ、チーム状況は決して上々とは言えない。その最たる理由がケガ人の続出だ。直近のJ1リーグ・モンテディオ山形戦では久しぶりに右サイドバックのDF加地亮が先発復帰を果たしたが、同試合で、今度は左サイドのDF下平匠が負傷。検査の結果、左大腿骨外顆微小骨折で復帰まで約8週間と発表された。これにより左サイドは山形戦で途中から同ポジションでプレーしたMFキム・スンヨンが預かると有力視されているが、西野監督によれば「スンヨンはもちろん、藤春廣輝も連れて来ているし、相手の高さを想定するなら、本位ではないが復帰明けの高木和道を左に置くという考えもある。そこはギリギリまで見極めて考えたいし、状況に応じて対応したい」。
加えて、その山形戦で2ゴールを挙げたFWアドリアーノも試合中に左肩を強打し、5月2日時点で別メニューが続いているのも気になるところ。彼については、「連れて来ている以上、制限はするかもしれないが、使う気でいる」と西野監督。もちろん、FWアドリアーノ自身も先発出場への意欲は高い。
「2日のトレーニングは別メニューで行ったが、正直まだ痛みがあるし、ボールがないところでも通常の動きの中で痛みを感じてもいる。ただ試合まであと2日あるからね。こんな遠いところまで時間をかけて来た、ということだけで終わらせる訳にはいかない。というより、僕はここに結果を出すために来たからね。相手にとってはホーム戦だし難しい試合になるはずだけど、チームとして立ち上がりからしっかりとスイッチを入れて、相手に付け込む隙を与えず、自分たちのペースに持ち込みたい(FWアドリアーノ)」

先にも書いた通り、混戦の戦いが続くグループEだが、最終節(5月11日)にホームでの天津戦を戦うG大阪としては、今節メルボルンに勝利すれば、グループステージ突破の可能性が大きく広がる。08年のACL初制覇以降、グループステージ突破を当然とされてきたG大阪にとって今季は例年にはない苦戦を強いられているのは確か。だが、まずもっての目標であるグループステージ突破を自らの手で掴み獲るためにも、今節このメルボルン・ビクトリー戦に負ける訳にはいかない。苦しみながらも勝ち取ったJ1リーグ山形戦での勝利を繋げるべく、また今季アウェイの地で一度も手に入れていない『勝利』を掴み獲り4年連続のグループステージ突破を引き寄せるためにも、アウェイの地でG大阪らしく躍動してほしい。

以上


2011.05.03 Reported by 高村美砂
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

旬のキーワード

最新動画

詳細へ

2024/07/28(日) 00:00 ハイライト:YS横浜vs八戸【明治安田J3 第23節】