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【大東チェアマン水戸視察】大東和美チェアマン、沼田邦郎社長(水戸)コメント(11.04.08)

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●Jリーグ 大東和美チェアマンのコメント
【水戸市役所にて】
Q:今日は加藤市長とどのようなお話をされたのでしょうか?
「今回の東日本大震災に際しまして、ケーズデンキスタジアム水戸の被害状況をお聞きしたのと、4月23日に再開するリーグ戦に対してご協力をお願いしました。市内の被害が私が思っていたより大きいので、市長もいろいろご苦労されているということを伺いしました」

Q:市側からはどんなお話がありましたか?
「こういう形で被災されているところがあるので、そこが第一だということですね。スタジアムの復旧に関しましては、出来る限りのことはやるという話をいただきました」

Q:実際、水戸の町を見て、いかがですか?
「市役所も被害にあって、使用できない状況ですよね。テレビでの報道を見ている限り、岩手、宮城、福島あたりの話はよく聞くんですけど、茨城の情報はあまりメディアから入ってこないので、ここに来まして相当ひどいなというのは感じました」

Q:水戸に対して、Jリーグとしてどういった対応を考えていますか?
「Jリーグとしましては、4月23日にJ1とJ2が一斉にスタートすることに踏み切りました。とはいえ、水戸ホーリーホックをはじめ、ベガルタ仙台、鹿島アントラーズは大きな被害影響を受けてますので、そういったところは状況を見ながらということになるんですけど、どのチームもホームゲームはホームスタジアムで開催したいという意向が強いので、一部開放、代替ということも含めまして、いろいろ考えています。いずれにつきましても、どのチームも再建に向けて一生懸命頑張っているということを聞いて安心しております」

Q:被災クラブに対しての支援は?
「ご存知だと思いますが、私どもは一番最初に義援金ということで5000万円寄付させていただきました。その後、日本サッカー協会と一緒になって、代表チームとJリーグ選抜チームという形でチャリティーマッチを開催しました。その他JリーグOB会もいろんな形で支援活動をしてくれました。そういった意味でこれからもですね、Jリーグとしまして、各クラブに対しての支援を含めまして、今回の一過性ではなくて、ずっと引き続きサポートしていきたいと思っています。特に被災地の子供たちに対してですね、サッカーボールを送るとか、用具を支給するとか、要請によってはサッカースクールを開いて子供たちに元気を与えていきたいと思っています」

Q:水戸はJリーグから3000万円基金から借金をしている状態ですが、今回の件を踏まえて枠の拡大などは考えているのでしょうか?
「そういう要請は今は聞いていません。要請が来ても、どうなるかは分かりません。私どもには規約、ルールがありますので、それに則った形で対処したいと思っています」

【ケーズデンキスタジアム水戸にて】
Q:スタジアムを見ての感想は?
「ピッチそのものは問題ないですね。ただ、屋根のパイプが曲がったり、照明が外れたりしているので、まずそこを直すという話を聞きました。足場を組んでから作業をするとなると、2ヶ月、3ヶ月かかるのかな。その間、メインスタンドを使わず、バックとゴール裏だけでやると社長はおっしゃってましたけど、いずれにしましても、お客様の安全と安心して見られるような状況を作ってくれるということが大事だと思います。それと、メディアとか関係者の対応をどうするかをこれから決めていくということなので。ただ、雨が降ったときは大変ですよね。そういったことも含めて、どうされていくのか。まあ、でも、1日でも早く補修していただいて、メインスタンドも使ってもらえるようになってもらいたいなと思います」

Q:思っていたイメージと比べて、いかがでしたか?
「スタジアム本体は何ともないので、一部ずれている箇所もありましたが、そんな大きな工事にはならないと思いますね。ただ、屋根関係と照明関係という高いところの作業だけに、工事をはじめるための準備で時間がかかるなと思いますね。何度も言いますけど、早く復興してもらって、1日でも早くメインスタンドを補修してもらいたいですね」


●沼田邦郎社長(水戸)のコメント
Q:クラブとして、どういう要望をされましたか?
「チェアマンがいらしてくれたので、いち早くスタジアムの改修ができるようにお願いしました。工期としては3ヶ月以上かかるということなのですが、できるのならもっと短縮していただいて、メインスタンドを埋めるぐらいの観客を入れたいと思っています。我々はスポーツの部分でみなさまに元気を与えたいものですから、そういった活力を被災地から発信していきたいと思いますので、市長をはじめそういった方々にお願いしていただきたいと(チェアマンに)お願いしました」

Q:経営再建進めていく中での被災。そのあたりについてはどう考えていますか?
「3月11日に被災したわけですけど、我々のクラブの経営再建というのは二の次ということで命優先で今まで来ました。ただ、クラブの経営も真剣に考えないといけないような形になってきています。でも、1から計画はずれてますので、(経営改善計画は)ご破算となっているのが正直なところです。ただ、その中でも支援の輪は広がってきているのが事実ですから、そういった方々と歩調を合わせながら10月の期限に向けてできることを考えていきたいなと思っています」

Q:経営面に関して、チェアマンとお話はあったのですか?
「具体的にはないです。被災した水戸をですね、なかなか報道していなかった部分も見ていただいて、市役所も見ていただきましたし、そういった部分で「ここも被災している地区だよ」と、「我々復興に向けてこれだけ頑張っているよ」ということをぜひ見ていただきたいなと思っておりますので、そういう経営の話とかそういうものは次の話だと私は思いますし、それはゆっくり落ち着いてから話をさせていただければなと思っております」

以上

2011.04.08 Reported by 佐藤拓也
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