3月29日(火) 東北地方太平洋沖地震復興支援チャリティーマッチ
日本代表 2 - 1 J選抜 (19:26/長居/40,613人)
得点者:15' 遠藤 保仁(日本代表)、19' 岡崎 慎司(日本代表)、82' 三浦 知良(J選抜)
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●岩政大樹選手(鹿島):
「僕らは頑張っただけなので、感想として今言えるのはそれだけです。
(会場の独特の雰囲気から感じたものは?)やはりありましたが、僕たちは選手なので、しっかりとプレーすること、それだけ考えてやりました」
Q:この試合を通じて、サッカーの力の大きさというものも見られたと思うが?
「皆さんがそれを感じてくれたらうれしいですが、僕らは僕らで自分の仕事をしっかりすることだけ考えてやっていたので、それがどのようにつながったかは、自分たちでは分からないです」
Q:被災地域でもある鹿島で、今後に向けて。
「いろんな人の思いを背負うかどうかということは、背負うが背負うまいが、自分のやるべきことは同じですし、自分がやるべきことをしっかりとやるなかで、それが誰かにつながってくれればいい。誰かのことを背負うためにプレーするわけではないので、そういうふうにおこがましい思いは持つ必要はないと思うし、自分は自分の仕事に徹するだけだと思います」
Q:憧れのカズさんがゴールを決めたことについて。
「素晴らしいゴールでしたよ。いい引き立て役になってしまいました。でも、僕たちも真剣にプレーしている中でのゴールでしたし、単純に他のプレーを見てもコンディションがよさそうでしたから、素晴らしいと思います」
Q:小笠原選手とは?
「今日、久しぶりに会って話すと痩せたかなという感じもあるし、ちょっと心配はしてますけどね。でもまあ、いろんな新聞に目を真っ赤にしてとか書いてあるけど、あれは単に花粉症なだけですからね、本人も言ってましたけど(笑)。まあ、眼が赤いのは本当なんで良いですけど。またここから満男さんがバージョンアップしてくれればチームのいろんなタイトルに繋がってきますし、がんばってくれないといけないんでね。それをいろんな形でサポートできればいいなと思います」
Q:ああいう名前のある選手がいろんなことをやることで、他の選手に与える影響は大きい?
「当事者といったら変ですけど、関わってる人で現地を本当に思っている人があれだけ有名であれば、それにみんなが協力する形がベストだろうし、特に僕は鹿島の選手会長をやっているので、鹿島の選手会のみんなで彼の活動に協力できる形が取れれば、満男さんもプレー面もそうですし、いろんな部分でポジティブにとらえられると思うので、いろんな部分で話し合ってやっていきたいと思います」
●伊野波雅彦選手(鹿島):
「(新しい布陣はどうですか?)やりやすいですね。さっき監督も『4枚より、3枚の方がいいだろ』みたいなことを言ってくれたしありがたい。まあ、(動く)幅があるから運動量はいるけど。(体調は?)全然いけます。クラブが休止しても自分でやっていたし、10日くらいじゃ変わらないです。
それより家の水が出ないので大変です。地元の鹿島も、ニュースにはあまり出ていないですけど、すごく被害は大きいですし、神栖市、鹿島の隣町も、まだ水が出ない状況。少なからず気持ちは分かりますし、東北の方だけでなく、鹿島の人にも、少しでも自分たちのプレーが復興につながるような形になればと思ってプレーしました。誰も手を抜いてやっていた人はいないと思う、やれることはやりました」
●本田拓也選手(鹿島):
「鹿島では水も使えなくて、グランドや放射能のことも心配。自分の実家の方もガソリンが買えなかったので、静岡の方に行ってたんですけど満足な練習ができませんでした。それでこちらに来てから怪我をしてしまって…。ただ、そんなにひどくないと思うんで、鹿島に行って練習できると思います」
Q:今日は、出たい気持ちがあったのでは?
「そうですね。仙台の方にも友達がいて。全然連絡も取れなかったんですけど、最近になってやっと取れるようになって、『この試合でがんばるね』と話してたんですけど…」
Q:被災地に向けてメッセージをお願いします。
「みんながんばってると思うし、正直かける言葉がないですね。かけていい言葉がないと思うんですよ。やっぱり言葉じゃなくて、僕たちはサッカーというかプレーで見せたいですね」
Q:小笠原選手と話しはしましたか?
「ミツさんは困っている状況を見てきたんで、そのミツさんに協力できるようにしたいとは思いますね。実際に被災地を見てきた人の言葉はやっぱり重いです。僕も友達がいて、連絡がやっととれて、そのときに『すごいしんどい』と言ってましたし、『しんどいのが当たり前』と言ってました。だから、本当にできることがあれば、みんなで協力してやっていけたらと思います」
Q:鹿島はすぐにACLもありますが?
「しっかり戦わないといけないし、この時期に練習できたチームとできなかったチームの差はあると思うんですけど、それもチーム全体でやっていかないと、目標に掲げたACLも取って、Jリーグでも取って、全部タイトルは取る、というのがあるので。一生懸命練習して体を動かしてサッカーできることは幸せだと思うので、そこはしっかりやっていきたいと思います」
以上
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