本文へ移動

今日の試合速報

国立競技場に10,000名様無料ご招待 9/14 19:00KO 国立競技場 FC東京vs名古屋
国立競技場に10,000名様無料ご招待 9/14 19:00KO 国立競技場 FC東京vs名古屋

J’s GOALニュース

一覧へ

【チャリティーマッチ 日本代表 vs J選抜】試合終了後のJ選抜 佐藤寿人選手、茂庭照幸選手、中澤佑二選手コメント(11.03.29)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
3月29日(火) 東北地方太平洋沖地震復興支援チャリティーマッチ
日本代表 2 - 1 J選抜 (19:26/長居/40,613人)
得点者:15' 遠藤 保仁(日本代表)、19' 岡崎 慎司(日本代表)、82' 三浦 知良(J選抜)
----------

●佐藤寿人選手(広島):
「今までにない空気を味わった。まだまだ明るい状況ではないけれど、その中でも前に進まないといけない。みんなが支え合っていくことが大事。サッカーにおいても、みんなが一つになる大切さを今日、改めて感じた。
 (ファーストシュートは?)決めたかったんだけど、あのシュートは甘かったですね。代表でも一緒にやっている選手が多かったし、システムも3トップでワイドということで、プレッシングとかも積極的にやっていこうと思っていた。ただ、みんなコンディションもよくない中で途中しんどくなって失点してしまった。後半のようにある程度、ブロックをつくってやれればと思ったんだけど、スタートから気持ちの入ったプレーはできたし、そこが前からいこうというプレーになった。負けて悔しいが、いいサッカーができたと思う。

 セキ(関口)とは一緒にピッチに立てなかったんだけど、リャンとは一緒にできて、そこも嬉しかった。こういうものを被災地で闘っている多くのベガルタサポーターに届けることができたのかな、と思った。スタジアムにも仙台時代によく見かけたものがあったし、自分自身、気持ちの入るものもあった。かつて一緒に闘ってくれた方の中にも、生命を落とされた方がいると聞いている。そういうものは自分の胸にしっかりと刻み、そういう方々の分もしっかりとサッカーを闘っていきたい。

 (サポーターが、仙台のチャントをずっと歌ってくれたことについては?)両方のサポーターが被災地のために、東北のために、仙台のためにと考えてやってくれた。この状況を全員で乗り越えていけるという想いはあるし、サッカーにおいてやれることはたくさんある。今日、改めてサッカーの大きさ、強さを感じることができた。一日も早く、被災地で闘っている方々が普段どおりの生活ができるよう、サポートしていきたい。

 カズさんのゴールは、鳥肌がたった。嬉しかったし、ああいうゴールは僕が子供の時からたくさん見てきた。それが同じプロサッカー選手として、同じピッチで、同じチームで見ることができた。自分自身として幸せ。たくさんの選手がプレーしたことで、被災地で闘っている子供たちがそれを見て、夢をあきらめずに歩いていってほしい。そういうものが生きる活力になる。それを与えられるのが僕らの役割だと思う。カズさんはまだまだ、現役で頑張っていかれると思うし、僕らも負けずにサッカーで日本を盛り上げたい。

 僕たちがやれることは、プレー、そして義援金。今回、素晴らしい選手が一緒になってやれることができたし、チャリティ・オークションを企画してやろうということに。今日、使ったものにサインしてもらって、僕がにわかカメラマンになって、一人ずつ写真をとって、出品されるようになると思う。それでできたお金が被災地の復興にまわっていく。僕たちはそれを提供することしかできない。でも入札するたくさんのサッカーファンが、被災地を助けてくれると思う。シーズンオフになれば、もっとたくさんのこともできるし、被災地に足を運んで、子供たちとサッカーすることもできる。子供たちが生きる活力を失わないように、僕たちがやれることはある。今日だけでなく、これからずっと継続して、時間の許す限りやっていきたい。リーグ再開は決まっているし、気持ちを切り替えてやっていきたい。チームでやれることはまだあると思うし、とにかく全体のことを考えて、やれることをやっていきたい」

●茂庭照幸選手(C大阪):
「俺は全力でもちろんやったし、相手も全力で来てくれたと思うし、個人的な手応えはあるし、ここでやって、これだけで終わらず、もっとやりたいという思いはある。それが結果、人のためになるかというのは分かったので。(被災地で親族の方も被害にあわれたということで、いろんな思いをもってプレーしたということだが?)被災地の人たちが見られているか分からないですが、どういう形であれ伝わっていくものと思うし。そのなかで、親族に、俺が頑張っている姿を見てほしいと思っていて、きっとみんなも俺がサッカーをする姿を見るのが好きだと思うので。こういう試合に出られて本当によかったです。(親族の方々は避難所のテレビで見ていた?)そういう人もいるし、家で見ているかもしれないが、ただ、電気が通っているかわからなくて、電話もまだ1回しかできていないので、どうなのかはこっちには分からないですが。ただ、親からは元気でいるから安心するようにと言われていたので、とにかく『やってやろう』という気持ちで試合をやっていました。正直つらい思いもありますが、僕は本当に恵まれたことにサッカーができる環境にある。俺が頑張ることによって、もしかしたら少しでもお金を募金してくれる人もいるかもしれない。ピッチに出たり、募金活動で声をかけたら、お金を入れてくれるかもしれない。小さなことですが、そういう思いでやっていました。チャリティーマッチに選ばれた瞬間から、『やってやる』という思いでいました。

(被災地の方々へのメッセージは?)踏ん張ってほしいです。頑張れとか、勇気を与えるとか、苦しいのはみんな分かっているし、俺たちも苦しいし、ただ、日本人は踏ん張る力が世界でも一番ある国だと思うし、助け合いの心とか、そういうので踏ん張りきってほしいです。誰かがくじけそうになっても手を取り合ってほしい。なにしろ踏ん張ってほしい。その間に僕らができることを全力でやって、きっとそれは募金とかでもあると思うけど、被災地の方々に僕らはやれることをやれるだけやる。そうやっていかないといけないと思うので」

●中澤佑二選手(横浜FM):
「今の日本代表の力を肌で感じることができた。(これが初めてのチャリティマッチだが今後について?)どんな形でもいいのでこういう活動には喜んで参加したいと思う」

以上

----------
※試合当日フォト一覧
※東北地方太平洋沖地震に関するJリーグ&各クラブ情報
※JリーグTEAM AS ONE監督・選手メッセージ
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

旬のキーワード

最新動画

詳細へ

2024/08/04(日) 00:00 ハイライト:横浜FCvs千葉【明治安田J2 第25節】