3月29日（火）東北地方太平洋沖地震復興支援チャリティーマッチ 日本代表 vs Ｊ選抜（19:20KICK OFF/長居）
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☆SAMURAIBLUE試合前日のコメント（2）

●内田篤人選手（ＦＣシャルケ04／ドイツ）：
「今日は試合前のいつも通りの練習でした。試合前はいつもこういう練習なので。
（明日の試合に向けて）J選抜はかなり強いと思う。ボールも回されるかもしれない。メンバーを見れば経験のあるすごい選手ばかりですからね。対戦を楽しみにしているのは同じチームでプレーした（小笠原）満男さんと新井場さん。特に新井場さんとはお互いに僕が右、新井場さんが左と違うサイドでプレーしていた分、対戦もしたことがなかったので。小笠原さんとは明日会った時にいろいろ話をして、これから何か協力できることがないか、相談したいと思う。僕も何か協力できればと思っています。
明日の試合は被災地の方に向けてというのもあるけど、それだけではなく見ている人が、募金活動をしようとか、何かアクションを起こそうと思ってもらえるようなきっかけになる試合にしたい。自分たちもこういう形で被災地に向けてメッセージを送りたいと思っているし、テレビを見ている人たちも、まだまだ被災地のことを考えれば大変なことも多いからこそ、継続して何かの形で協力していこうと思ってもらえたら嬉しい」

●槙野智章選手（１ＦＣケルン／ドイツ）：
「（今回の震災に関してケルンのチームメイトの反応は？）非常に日本のことを心配しているし、僕が帰る時にも『お前のプレーで元気づけてあげればいい』といってくれた。すごく日本の事を気にしてくれているので僕も快く送り出してもらいました。

（海外で震災のことを知られました。改めてこちらに帰って来ていろんな情報を見聞きした中で改めて感じられたことはありますか？）ニュースに関してはドイツで流れている映像の方がひどい映像ばかりで…日本に帰って来たら映像というより選手などと話してきくことが多かったんですが、思ったよりひどいイメージがありました。僕の中では少しずつ、ちょっとでもいいいからよくなっていればと思っていたし、そうだと思っていたんですが、やはり今野選手だったり、関東にいる選手の話を聞くと、よくなっていないんじゃないかと思って。だからこそ少しでも明日は僕たちのプレーで、被災地の方たちが元気や勇気をもてればいいなと思うのでいいゲームをしたいなと思います。

（個人的にはどんなことを目標にして戦いますか？）本当に自分の持っている力を最大限に出すことによって、みんなの心を動かすというか、日本が沈んでいないということを示すためにもいい機会だと思うので、日本代表もそうですが、Jリーグ選抜も共に試合はしますけど、同じ仲間として何か形としてメッセージを与えられたらと思います。

（カズさんとの対戦も楽しみですか？）楽しみですね。でも誰かっていうより、明日はいい試合をして、とにかく元気を与えないといけないと思っています。津波や地震でいろんなものを確かに失った人は多いと思うのですが、失っていないものもたくさんあると思うので、これ以上失うよりは僕たちが与える物が大きいと思うので、しっかり何かを与えられるプレーをしたいと思います。背番号も４番でしっかり闘莉王さん以上のプレーをしなくてはいけないなと思いますしね。協会の人はタイプが一緒だから４をっていうことになりましたが、また違う選手像を造っていかなくちゃいけないのかなと思っています。俺は『なんで俺が４番なんですか？』って言ったんですけどね（笑）。１０番かなと思ったんだけどな（笑）。とにかく頑張ります。
（３バックはここまで代表で練習したのは久しぶりですか？）そうですね、年末の代表合宿でやった以来なので。まあ非常に今はやりはじめで難しいところもありますけど時間が解決してくれる部分もあると思う。とにかく今は頭でしっかり覚えて、徐々に身体も慣れてくると思うので頭に叩き込みたいなと思います。３バックをオプションとしてもっていることはいいことだし、チームにとっては幅も広がるのでいいと思います。

●遠藤保仁選手（Ｇ大阪）：
「もちろん勝ちにこだわってやっていきたいし、お互いが全力を尽くす事がまず第一、その中でいいプレーをしたいと思います。
（新しいことをやっている。利点は？）サイドで数的優位を作れるのが一番だし、まだやったばかりなので実際に試合をしてみないと分からないけど、そのへんは意識してやりたい。いいところも悪いところも間違いなく出てくるはず。１度でうまくいくとも思っていないしやりながらいい部分は続けて、悪い部分はしっかり修正して、出来る限りピッチ上で解決してやっていければいい。
（遠藤選手の役割として変わるところは？）僕らのポジションはそんなに変わらないですけどね。
（今回チケットも完売していますし、昨日も募金活動などを通してたくさんの人が集まってくれている。改めてサッカーの持つ力、自分たちがやれることについて感じている事はありますか？）毎日たくさんの方が見に来てくださって、募金もしていただいて、それだけ注目されていると思うし、スポーツ全体もそうですが、僕らはサッカーをしているので、サッカーを通じて東北地方の方に何かしらのメッセージを伝えられたらいいなと思います。とにかく、選手だけではなく、明日観に来てくださるお客さんや、横でパブリックビューイングをするようなのでそれを見ている人もそうだし、テレビの前で観戦してくれる人も含めてみんなが同じ思いを持っている。時期的に難しい時でもあるけど、自分たちがやるべきことを明日しっかりやって少しでも元気になってくれればいいかなと思ってプレーしたいと思います。

（そういう話をこの合宿中に選手同士で話をしたりしているのですか？）選手間ではないけど、みんな同じ気持ちでいるのは間違いないと思うし、改めて言わなくても気持ちは同じだと思うので。僕ら代表だけではなくJ選抜も同じ気持ちでやると思う。明日会場であった時にお互いにそういうことを声を掛け合いながらやれたらいいかなと思います」

●東口順昭選手（新潟）：
「GKコーチからいろいろアドバイスもいただいて、川島選手や西川選手のいい特徴を自分なりに吸収して練習できていると思います。
（大阪は地元。ここで代表に呼ばれたのはどうですか？）目標ではあったので、嬉しいですけど…縁もあるかもしれないですね。何かと…Jリーグの初先発も大阪でしたし、去年の初勝利も長居スタジアムだったので何かと縁はあると思います」

●家長昭博選手（ＲＣＤマジョルカ／スペイン）：
「みんながやったことのないフォーメーションなのでみんなが手探りだったりしますけど、それが完成したらみんながやったことのないようなサッカーになるだろうし、オプションにもなるだろうし、それに挑戦したいなと思います。
（チャリティマッチについて）注目度も非常に高いし、第一は僕らが楽しまないと見ているひとも楽しくないと思うので。楽しく、前向きなプレーが生まれる事がベストだと思うのでそういう位置づけでやりたい。
（自粛ムードはありますが、やるからにはサッカーは楽しまないと行けないですよね）そうですね。本当に貴重な経験だし貴重な時間だと思うので楽しめたらいいですね。
（２日間募金活動をして、改めていろんなことを感じたと思うのですが）ほんとに日本の方が協力しようと言う気持ちでいてくれますし、日本のサッカーも手助けできることがたくさんあるはず。募金活動はその１部だし、今回のチャリティマッチで終わらずにまた何かを継続してやっていければいいと思う」

以上
【東北地方太平洋沖地震復興支援チャリティーマッチ がんばろうニッポン！SAMURAI BLUE（日本代表）vs Jリーグ TEAM AS ONE】
■日程：2011年3月29日（火）19：20キックオフ（予定）
■会場：大阪長居スタジアム
■TV放送：日本テレビ系にて全国生中継
■ラジオ放送：ニッポン放送にて生中継

※東北地方太平洋沖地震に関するJリーグ＆各クラブ情報
※JリーグTEAM AS ONE監督・選手メッセージ
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