何よりもまず、このたびの東北地方太平洋沖地震により亡くなられた方々へ心からお悔やみを申し上げますとともに、被災された皆さまには謹んでお見舞いを申し上げます。

その大震災の被害には徳島の選手・スタッフも大きなショックを受けています。「友人がいて、自分も住んでいた仙台があのような被害に遭い非常にショックを受けている」と語ったエリゼウをはじめ誰もが１人の人間として深く胸を痛め、言い表わしようのない悲しみを感じています。

ただ、このような時だからこそ「自分たちに出来ることを」と、沈む気持ちを奮い立たせた選手・スタッフの発意によってチームは急きょ13日の練習試合時に義援金活動を行いました。そして多くの方々にご賛同いただき、１日も早い復興を願う気持ちを徳島の地で形にしました。
またクラブは明日（19日13:00キックオフ　入場無料　会場／鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアム）の練習試合でも再び募金活動を行います。1人でも多くの方がまたご賛同くださることを今から願うばかりです。

「練習が出来る環境にある我々だからこそ今しっかり準備をし、リーグが再開された時にいいゲームを見せることで被災地の方々へ勇気と元気を送りたい」（美濃部直彦監督）。

徳島は自分たちに出来る精一杯の力を集めてこれからも被災地の皆さまへ想いを送り続けます。

以上

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2011.03.18 Reported by 松下英樹