本日の練習終了後、モンテディオ山形の小林伸二監督、選手から東日本大震災に対するコメントが寄せられましたので掲載いたします。
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●小林伸二監督:
「選手、スタッフ、クラブの関係者にアクシデントがなかったというのがひとつ。選手も今日は元気にやってくれました。Jリーグのスケジュール次第では休むということも考えなければいけないですね。食事もそうですね。お店にごはんを食べに行って、『これが最後かもしれない』と言われました。食料の在庫がないということです。厳しいですよね。物が入ってきて見当がつけばいいですけど、それが滞るのであればある部分は休みを与えることも必要なのかなと思います。
私たちの一番の問題は、ガソリンがないんですよね。練習場に来るのもそうですし、食料についてもそうなんです。山形に入ってこなくなるとだんだん厳しくなるわけです。自分自身を支えるものとしてそういうものが安定していないと、トレーニングに身が入らずに怪我をするともっと厳しい結果になるので、今日Jリーグの判断が出るので(取材は本日正午過ぎ)、スケジュールを組まなければと思っています。
救済から復興へということは先の話になるかもしれませんが、復興に向けては協力したいですよね。義援金もそうですし、アウェイで戦った時はゲームで力強いところを見せる。ここでもそうですよね。山形できちっとサッカーをするということでパワーを発信するということがすごく大事だと思います。それが一番、私たちが地域に根ざすというところだと思います。おそらく、仙台もすごくたくましいチームになると思います。私たちはめげずに発信をしていくということが大事だと思います」
●植草裕樹選手(選手会長):
「新潟戦のためにバスで移動していたのですが、パーキングで休憩しているときに揺れて、山形に帰ってきたんですが、今度は電気がつかない状態でした。お湯も使えなかったし、携帯が通じなかったので公衆電話で嫁さんや家族と連絡取りながら生活してました。
(奥様は元マリーゼの選手ですが、心配されているのでは?)嫁さんも高校が仙台だったので、仙台もそうだし、福島もそうだし、連絡が取れないと言って心配していました。
こちらもガソリンが買いにくかったり、食事の面もきついんですが、こういう時こそ勇気を与えるような職業だと思うので、被災された人たちに選手会としてどうするかはすでに話し始めています。ただ、今日集まったばかりなので具体的な話まではまだですけど、なにかしらのことは必ずやるつもりです。まずは義援金などできることからやりたいと思います」
●秋葉勝選手:
「地震が起きた直後は家族が心配でした。なかなか電話がつながらなかったので、山形に戻るバスの中で津波の映像をみたりすると、余計心配が増しました。電話がつながったときは安心しました。
自分たちもごはんが十分に食べられなかったりしていますが、避難所の方々も食料が足りなかったりいろんな不便な面があるので、僕もプロのサッカー選手ということに限らず、ひとりの人間として、節電したりできることからしたいです」
以上
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