今日の試合速報

J’s GOALニュース

一覧へ

【J2:第1節 熊本 vs 東京V】高木琢也監督(熊本)記者会見コメント(11.03.06)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
3月6日(日) 2011 J2リーグ戦 第1節
熊本 1 - 0 東京V (15:07/熊本/6,611人)
得点者:39' 根占真伍(熊本)
スカパー!再放送 Ch183 3/7(月)前10:30〜
2011開幕特集totoリーグ顔写真クイズ
----------

●高木琢也監督(熊本):
「結果からすると1−0で、しかもホームで無失点だったということに関しては非常に良かったと思います。開幕戦というのは相手の情報もなかなかないですし、何が重要かというと、これまでやってきたことを出せるかというのが大きなポイントだったと思います。そういう点を考えても、前からアグレッシブにプレッシングをかけてボールを奪い、攻めることができた。ディフェンスの連動性と攻撃の連動性がうまく重なりあうようなシーンも数多く作れたんじゃないかなと思います。ただ、1試合終わったに過ぎないので、しっかり準備をして次のゲームに備えたいと思います。選手たちが本当によく戦ってくれたし、そして自分たちの姿をピッチの中でうまく表現できたんじゃないかなと思います。最後に、雨にも関わらずたくさんのサポーターの方々、応援に来てくださったファンの皆さんには非常に感謝しています」

Q:開幕戦ということで、選手たちにどう声をかけて送り出されたのか教えてください。
「とにかく、チャレンジするプレー、ベストを尽くすプレー、勇気を持ってやろうと伝えました。それを表現してくれたと思います」

Q:長沢駿選手の高さ、根占真伍選手の得点がありました。新加入選手のプレーも含め、準備してきたことがどの程度表現できたと思われますか?
「正直言いますと、今までトレーニングマッチを重ねてきた中でも、いちばん機能したんじゃないかと思います。根占は今までのゲームよりもボールに絡んだり、攻撃でも守備でもバランスを取りながらいい位置でプレーをしていたなと思います。(長沢)駿に関しても、彼の高さやポストプレーが今まで以上に表現できたんじゃないかと思います。今日の攻撃に関して言えば、選手たち個々の特徴を生かしたプレーができたんじゃないかなと思います」

Q:昇格に向けても良いスタートが切れたのではないかと思いますが、いかがでしょうか?
「まず第1戦目を勝てたということで目標に少し近づいたというのはありますが、目標は目標としてもちろんありますが、やることは一戦一戦を戦っていくこと。その最終結果が目標に挙げたところになっていけばいいのかなと思います」

Q:当初は守備の時間が長くなると思うとおっしゃっていましたが、立ち上がりからボールを握る時間も長かったと思います。その要因はどういった点にあったと思われますか?
「前からボールを奪いに行くということが、はまったのかなと。そこで相手が長いボールを蹴ってきた時も、ショートパスを繋いでくる時も、切り替えを早くして、連続したプレーをやってくれた結果じゃないかと思います。ヴェルディは切り替えも早いですし、前からのプレッシングも昨シーズンよりはあると思っていました。これまでもそういうプレーをしていたと思いますが、その辺で我々のほうが少し上回ったことが要因に挙げられるかなと思います」

Q:片山奨典選手と吉井孝輔選手の交代の意図を教えてください。
「マラニョン選手が入って最終ラインで手こずるシーンが見えたので入れました。スタートは2トップの一角で入ってきたと思いますが、サイドに張ってえぐるようなドリブルが特徴で、仕掛けるシーンもあって、マッチアップするところのサポートをするように、吉井には伝えました」

Q:仲間隼斗選手の投入の狙いは?
「2点目を取るというシンプルな狙いです。彼はまだ高校を出たばかりで、雰囲気に飲まれる可能性もありますが、あの時間帯というのはヴェルディも点を取りに来るのでディフェンスラインが壊れてくる可能性もある。押し込まれた時には彼の仕掛けるプレーは十分チャンスを作れるんじゃないかという狙いもありました。あまり長い時間だと相手も慣れてしまうので、あれぐらいの時間だと彼の良さが出るんじゃないかと思って入れました」

Q:前後半ともサイドを使っていい形が見られましたが、敢えて今日の試合を見ての課題を挙げるとすればどういう点でしょうか?
「やっぱり2点目を取るということが大きな課題かなと思います。これまでのゲームを振り返って、いいプレッシングでボールを奪っても繋げずに下げてしまうというシーンも多くて、それから考えれば、今日は奪ったあともボールを走らせることも空いたスペースに入ることもできました。組み立てやボールを動かすことに関しては良かったと思いますので、課題は点を取ることです」

Q:シュート数も14対6と圧倒しましたが、シュートへの意識付けはどのようにされたのか教えてください。
「いつも言っていることですが、攻撃に入った時にシュートで完結するということを伝えているので、そういったところは意識してくれたのかなと思います。あとは、今日のような雨のピッチを考えれば、リフレクション(はね返り)やイレギュラーなことが起こってもおかしくない状況なので、打つことによって変化が起きると伝えて、選手たちはそれを実行してくれたのかなと思います」

以上
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

旬のキーワード

最新動画

詳細へ

2024/11/11(月) 10:00 【週末のゴールをイッキ見!】明治安田Jリーグ全ゴールまとめ【1109-1110】