3月5日（土） 2011 J1リーグ戦 第1節
柏 3 - 0 清水　（19:04／柏／10,390人）
得点者：21' ジョルジワグネル（柏）、65' パクドンヒョク（柏）、68' レアンドロドミンゲス（柏）
スカパー！再放送 Ch180 3/6（日）前06:00〜
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☆2011開幕特集｜totoリーグ ｜顔写真クイズ
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●近藤直也選手（柏）
「２トップが走り回ってくれたから、それがハマった。去年のやり方だとサイドから崩される場面があったけど、今年は少しやり方が違う。２列目の選手がサイドバックを見て、前線がボランチまで下がる形だった。ほとんど相手が自分のところまで来なくて１トップに入った時のサポートもなかったから、ボールが相手のトップに入ってきても対応はしやすかった。１人が行って、１人がカバーする動きができていた。今日は内容も結果も伴ったから、うちとしては自信になるスタートが切れた」

●パク・ドンヒョク選手（柏）
「監督にも言われましたし、自分たちも勝ちたいという気持ちは強かった。去年Ｊ２で優勝したチームだと自覚を持って、１試合目で良いゲームができたので、これからも準備を怠らずやっていきたい。このまま良い雰囲気でゲームをやっていけると思う。今日は今までのグラウンド状況と違った感じがしたので慣れるまで時間がかかったけど、選手たちが一生懸命やった結果、そういうことにも対応できた。前線の選手が前から守備をしてくれた。今日は一生懸命やってくれたので逆にありがとうと言いたい。（得点場面は）偶然にボールが来たので、自分も思わず打っただけです。ああいうゴールもたまに出しますよ（笑）」

●茨田陽生選手（柏）
「ファーストプレーは緊張したけど途中から結構自分の思い通りにできました。楽しくやれました。思ったより相手のプレッシャーが厳しくなかったです。うちは開幕戦でみんな集中していたので球際でも厳しくいけたと思います。最近、２列目は練習でもやっていなかったけど、ボランチとＤＦラインの間や、前とボランチの間とか中盤にスペースが空いていたので、それを見つければ良い展開に持ち込めると思いました。守備面では後ろにタニ君（大谷）とクリさん（栗澤）がいてくれたので、２人の指示に従って前に行ったり後ろに行ったりしたので、三角形で守備することを意識しました。トップ下のレアンドロと僕が相手のサイドバックに行くことで中の人たちが中で競るというのが出来上がったと思います。自分的にはミスも多くて、もっと決定的な仕事をしたかったので、出来についてはまだまだです」

●田中順也選手（柏）
「今日は（大津）祐樹と僕はスピードがあるので、裏を取る動きを意識して、その動きで中盤に空いてくるスペースをレアンドロ、バラ（茨田）が狙ったり、それを意識しました。後半は特にみんなの距離感が良かったです。ボールを持った時に周囲に２、３人いましたから。水戸戦と同じことを意識していたんですけど、今日は中盤に人がいて、みんなが縦へ行く姿勢があって、そのスピードが良かったです。点が取れる感じがしました。あのサッカーをしていればチャンスは来るんだなと。チャンスは作れたので、そういうところを大事にしてきたいです。個人的に今日は点が無かったのが残念です。フリーの場面はあったのでレアンドロ、（パスを）出してくれよと思っていました（笑）。でもこういう動きを続けていればチャンスは巡ってくることはわかったんで、それをチームとしてやっていきたい。守備面はバラとレアンドロがサイドバックを見て、僕と祐樹はボランチを切りました。（小野）伸二さんがボールをもらいに降りてきたのを見て、うちの守備がうまくハマっているんだなと感じていました。祐樹との２トップは感覚的に合うのでやりやすいです」

●ジョルジ・ワグネル選手（柏）
「今日の勝利は僕たち自身もサポーターも期待していたことだと思います。ホームの試合で結果を残せたのが嬉しい。でもまだリーグは始まったばかり。これから長いリーグになるので、今日勝てて自信をつけることができたのは大きなことです。レアンドロ、（田中）順也、ホジェルといつもフリーキックの練習をしている。あの場面、レアンドロと話をして、ＧＫの位置、壁の位置を確認して、どっちが蹴るかというところで僕がレアンドロに蹴らせてもらった。普段から練習して、グランドの上で結果を出しているので、あそこに自信を持って蹴れました。茨田とのコミュニケーションは、僕らは言葉が違うんですがグラウンドの中で自分の意見を伝えて、茨田の意見を理解しようとしています。茨田に限らず他の選手ともコミュニケーションを取っていって、みんなの良いところと自分の良いところを出せればいいと思う」

●大津祐樹選手（柏）
「（田中）順也君とは今週の紅白戦でコンビを組んで、すごくやりやすくて絶対にうまくいくと思った。今日の試合では、コンビネーションの感触は良かったけど、細かいミスもあったから、そこを直さないといけない。でもチームのためになる動きはできたと思う。ＦＷと２列目が連動した動きをできた。今日はＦＷの運動量がポイントだと監督から言われていた。Ｊ１で戦える自信はもともとある。Ｊ１上位を狙えるとみんなが思っている」

●高原直泰選手（清水）
「（交代で入って）全体として流れが悪かったところで、うまく持っていけなかったですね。（ベンチから）見ていて、ボールを出すところにすごく困っていたので、とくにサイドで持ったときとか、前に出し所がなくて、結局詰められて取られるとか、また戻したりというのが多かったので、できるだけ顔を出してあげようという意識はあったんですけど、なかなかうまく行かなかったですね」

Ｑ：次の試合に向けては？
「やることをしっかり、はっきりすることが大事だと思うし、まだ1試合終わっただけなので、まだ全然下を向く必要はないし、次のホームでしっかりまとまって戦えるように1週間やっていきたいと思います」

Ｑ：やることをしっかりやれれば、もっと良いリズムで戦えると？
「そうですね。ここまでそうやって準備してきたわけだし、準備していないことをやろうとしてもできないので。自分たちがここ1カ月ちょっと準備してきて、やってきたサッカーをやるしかないと思います」

●平岡康裕選手（清水）
「球際で負けているのもあったし、前半でセカンドボールが全然拾えなかったので、自分たちのリズムが生まれなかったと思います」

Ｑ：とくに前半は、ボールを奪ってもすぐに奪い返されるシーンが多かったですね。
「そうですね。自分たちのボールになったときのロストが早かったし、1人1人の距離も遠くて、つなぎにもテンポが生まれなかったので。そういうところも練習ではもっとうまくできていたのに、試合では……。開幕戦というのも多少あると思うし、その中でできなかったのが課題かなと思います。
サイドに入ったときのパスの選択肢が今日は極端に少なかったかなというのは後ろからも見ていて思ったし、後ろも前が行ったときのラインコントロールがちょっと引きすぎたかなと思いました。
失点のシーンとかも、球際で負けていたら話にならないし、3点目に関してもカウンターの最初のところで止めていればやられることもなかったので、そういうところでもう少し1人1人の球際の強さを出さないといけないと思います」

●大前元紀選手（清水）
Ｑ：向こうのプレッシャーが早くて、パスの出し所に困っていたように見えたが
「今日はチームの1人1人の間隔が遠かったから、プレッシャーが早いというよりは、自分たちが遠かったからパスの出し所がなかなかなかったかなと。もっと近くでやっていれば、プレッシャーが来ていたら逆にポンポンとパスを回せていたと思うんですけど」

Ｑ：パスのリズムが出ない中で、ドリブルで打開することも必要だなという意識があった？
「それもあったし、辻尾くんが上がったときになるべく使ってあげたいなという意識があったけど、なかなか使えなかったので、もっと練習しなければいけないなと思います」

Ｑ：個人としてはかなりアピールできていたと思いますが、自己採点は？
「もっとシュートを打たないといけないと思うし、もっとサイドバックを使えたら良かったと思うので、全然納得はできてないです。もっとゴールにつながるプレーを、ゴールに近いところでやれたら良かったなと思います」

●小野伸二選手（清水）
「入り方としてちょっとナーバスになってしまっていた部分があったと思うし、1人1人がもうちょっと自信を持ってプレーしていれば、こういう結果にはならなかったと思います」

Ｑ：ゴトビ監督の目指すサッカーで、できている部分とできていなかった部分は？
「練習でやれたことが今日はできてなかったですね。練習の中で自分たちがやっていることは、相手にとって脅威になることをやっていたはずが、ナーバスになってしまったせいか、自分たちで自分たちの首を絞めてしまったような感じになってしまったので。初戦というのは、つねにこういう状況が待ちかまえているというのはわかっていたので、みんなもこれで少し気持ちも落ち着いて次の試合に臨めると思うので、しっかりと反省して、やらないといけないことをみんなで立て直していきたいなと思っています」

以上