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【J1:第1節 広島 vs 仙台】試合終了後の各選手コメント(11.03.05)

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3月5日(土) 2011 J1リーグ戦 第1節
広島 0 - 0 仙台 (14:04/広島ビ/18,709人)
スカパー!再放送 Ch184 3/6(日)前05:00〜
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●高萩洋次郎選手(広島):
「本当に最低限の結果を出した試合だった。良くはないけれど、悪くもない。後ろの選手たちが本当に集中して守ってくれていたので、前の選手としては本当にゴールを奪いたかった。(西川)周作もしっかり守っていたし、後ろがみんな頑張っていたので。1点とって勝てればパーフェクトだったんだけど。
言い方が難しいんだけど……。とにかく引き分けは悪くない結果。やらなくちゃいけない最低限の仕事。ホームだったし、開幕だし、勝ちたかったんだけど、勝って勢いにも乗りたかったんだけど……。
守備は、チーム全体で意識高くやれていた。攻撃では、前の3人で前を向いてボールを受けるシーンを作らないといけない。前3人で時間を作ったり、ボールを受けるシーンが少なかった。仙台がしっかりと守ってきたんだけど、そういう場面を数多く作れば、チャンスもできたはず。最終ライン4枚とボランチ2枚でブロックをつくってきたので、ボールを受けられないことに対してやりづらさはあった。ただ、クサビを受けて相手が中に絞ってきた時に外に開いたりするシーンは、いくつか作れた。そういう形をもっと増やしたい。
大宮戦では、とにかく点をとる。前の3人にボールが入らないと攻撃にならない。もっとボールを受けたいし、もっとボールを失わないようにしないといけないし、もっとゴールに向かう場面を増やしたい。守備はよかったし、それが続けられれば勝てるようになる」

●中島浩司選手(広島):
「勝点1をとれたんだけど、相手が後半、ペースが落ちたところで点が取れればよかった。同じようなリズムでやってしまったし、そこで畳み掛けられれば……。守備でも、何度かケアレスミスでチャンスをつくられてしまったし、そういうところは修正したい。ただ、負けなかったし、続けてやっていけばいいと思う。そうすれば、ウチらしさも出てくる。こういう試合でポロッと(勝点を)落とさなかったことは良かった。
シーズンのスタートで、何が起こるかわからないような展開の中で、失点しなかったことは良かった。前半は間延びしないでやれたから、マルキーニョスにボールが入っても挟み込んだりする守りができていた。だけど後半は全体が間延びしてしまってスペースもあったので、競った後にマルキーニョスがいいところで前を向いてボールを持てた部分はある。だけど、全体としてはそんなに突破されてはいない。
相手の長いボールを競って、その後の守備が大切だったんだけど、しっかり(人数を)余らせることはできていたし、カウンターを食らうことはなかった。ただ、DFのところでボールをもっとテンポよく動かしてメリハリをつけることができれば、もっと数的優位をつくれただろう。守備のところよりも攻撃のところを改善できれば。

大宮も、一発のある選手がいる。仙台戦と似たような感じになる。90分を闘うコンディションはまだまだだし、試合をやりながら、もっとキレとかも出てくるのかな、と思う。
仕掛けどころというか、前を追い越していったり、スピード感を出したり、前との連動だったり。そういうところがまだ足りていない。今日の試合も中だるみしてしまったし、『アレッ?』という感じはあった。今はまだ、(前に)いけないのかなって感じだった。俺は行けそうだった時も……。最初は、前線に相手が人数を残していたし、0-0だったから簡単には前に行けないという事情もあった。ただ、相手が間延びしてスペースが空いた時も、攻撃に行けなくて……。ギアがあまり上がらなかった。あれだけ押し込んだら、もっと何かやれるんだけど……。守備陣としては、数的同数にはできなかったし、こらえていた部分はあった。だけど、前の選手は守備的な意識はなかったと思う。

まあ、チーム全体として(前のスペースに対して人の)出入りが少なかった。テンポも遅かった。だけど、続けてやっていけば。チームが変わったわけではない。去年もACLの開幕戦は良くなかったし、これからだと思う」

●マルキーニョス選手(仙台):
「アウェイの広島戦はいつも難しい試合になる。キャンプの帰りで、疲れがたまっていたのもあるが、これからもっと成長できるように頑張りたい。
自分のコンディションはまだよくない。長い間厳しいトレーニングをしてきたから。もっと練習して、自分も成長しなければいけないし、仙台のみなさんを喜ばせるようなプレーができるようにしていきたい。
みんないい雰囲気でできているので、これからもっとよくなると思う。力を合わせてがんばっていきたい。次の試合は、仙台の素晴らしいサポーターが、きっと支えてくれる。難しい試合になると思うが、勝点3を目指して頑張ります」

●梁勇基選手(仙台):
「ようやく(シーズンが)始まったんだなという実感を持った。開幕で勝てなかった悔しい気持ちもあるし、次のホーム・名古屋戦こそは勝ちたい。
もっとできると思っているので、今日の試合に満足はしていない。まだまだよくなるというのを目指して、もっといいサッカーができるように、がんばるだけ。
開幕で勝ちたいという想いはみんな持っていたんだけど、アウェイでも失点0で抑えて勝点1を持って帰れることは、まあ、悪くはない結果なのかなと思う。今日の結果がすべてではない。これからもっと試合があるので、しっかりやっていきたい。
新加入選手とのコミュニケーションは、パーフェクトかというと、そうとは言えない。ただそれは、試合をこなす中で徐々によくなるものだと思うし、今年はそれだけの選手が入っているので、これからもっとよくなることを信じている。チーム力がアップできるように、がんばっていきたい。

今日もたくさんのサポーターが遠いところを来てくれたので、すごく感謝している。次のホーム開幕戦は去年のチャンピオンチームなので、注目度も高いし、たくさんのサポーターが来てくれると思う。そういう中で、いい結果が出せるよう、来週からしっかりトレーニングしていきたい。
今まで練習試合を戦っていたが、やはり公式戦になると緊張感が違う。その中で90分やれたというのは、よかった。守備の部分はある程度できたとは思うけど、攻撃の部分は物足りなさを感じるし、自分の出来についても全く満足できない。攻撃の部分で、もっと自分たちから向かっていかなければいけない」

以上
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