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【J2日記】富山:春は名のみ。雪の地元に届けたい勝利の知らせ(11.03.04)

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(C)赤壁逸朗

2日、雪がちらつく中での練習。この日夜からの積雪で練習スケジュールが変更に

(C)赤壁逸朗

3日の練習会場は急きょ富山市内の体育館

(C)赤壁逸朗

室内であってもプレーに手加減はなし。練習の雰囲気からもチーム状態の良さがうかがえる

雪で練習グラウンドが使えない。富山は3月4日、予定を1日早め開幕戦に向けて出発した。静岡で最終調整をして敵地・横浜に乗り込む。

前日の3日、積雪のため急きょ体育館での練習を余儀なくされた。初戦を3日後に控え、当初は紅白戦を予定していたという。代わりに約1時間半にわたってパスゲームでしっかりと体を動かした。
思わぬ誤算だったはずだが、安間貴義監督は「北陸のチームだからしょうがない」と楽観ムード。選手からも調整について不安の声は聞かれない。チームの仕上がりの良さがうかがえた。足助翔キャプテンは「トレーニングしてきたサッカーに自信がある。相手を意識するよりも、それを出すことに集中したい」と語った。

7週前の1月18日の始動以来、雪に悩まされてきた。富山市草島の練習場が使えず、キャンプの前後は屋内施設の土のコートで練習。少しでも早く雪が解けるように、選手・スタッフ総出で“雪踏み”もした。だが、一時ひざ上まで達した雪は消え残り、2月22〜27日は予定していなかった3次キャンプを県外で行った。
3月1日、初めて草島グラウンドで練習することができたが、またもや雪。開幕まで地元で練習した9日間のうち、屋外でプレーできたのは2日だった。

一方、雪のおかげで確かめられたつながりもある。2月19日、ホームスタジアムのピッチを除雪する作業に大勢のサポーターが協力した。3月12日のホーム開幕戦に向けて芝生の整備が進む。
地元を離れて鍛錬を積んできたチームへの期待感は高まっている。横浜へ足を運ぶファンも少なくないはずだ。勝利によって富山に春の知らせを届けることができるか。参入3年目のJリーグが幕を開ける。

以上

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2011.03.04 Reported by 赤壁逸朗
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