★2011シーズン始動!ニューカマー・レコメンド
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一見、まじめで物静か。雰囲気的には少しお堅いタイプだが、実際は全く違う。
練習後はチームメートにイタズラをする。故障していた時期、リハビリの休憩時間にベテランの日暮清トレーナーをいじっていた。昨夏のファン感謝デー。イベントゲームにAKB48風の制服姿に、三つ編みのカツラをかぶって全力疾走。スタンドを沸かせた。いつもサポーターのサインに丁寧に応じ、記念撮影では必ず笑顔。片言の日本語で受け答えもした。スーパーなプレーと気さくな素顔のギャップがマルシオ・リシャルデスの人気の要因だった。
選手としては周囲の尊敬の対象だった。練習中はプレーの意図があいまいなチームメートに、直接声を掛けてアドバイス。ときには若手を叱咤したすることも。手を抜いたプレーは一切なし。2009年の第16節柏戦、4-0と大量リードした状況ながら、ライン際のルーズボールをスライディングしながらキープした。
抜群の精度を誇るフリーキックに、スピーディーで正確なボールさばき。突出した存在は、ともすれば近づきがたくなる。だが、マルシオ・リシャルデスの周囲に距離を感じさせる空気はなかった。人を楽しませ、自分も楽しむ。そしてプレーでは集中力を発揮。そんなメリハリがあるから、チームメートに愛された。
昨季終盤、浦和への移籍がささやかれていた時期、ふと口にしていた。「仮にここで新潟との契約を終えたとして」と前置きし、「新潟で過ごした4シーズンは本当に貴重だった。最初にプレーした日本のチームが新潟でよかった」。力まずに自然体でフォア・ザ・チームを表現。意思ははっきりと結果で示した。昨季の最終節湘南戦、得点王の可能性があったマルシオ・リシャルデスに、チームメートたちは意識してボールを集めた。その結果が1試合2得点。タイトル獲得はならなかったが「みんなの気持ちが伝わった」と感謝した。
新潟から浦和へ。熱いサポーターに囲まれることには慣れている。期待に応える方法も知っている。チームとサポーターを大切にし、新天地でのシーズンに臨む。
以上
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<2011シーズンの幕開け!>
■FUJI XEROX SUPER CUP 2011
2月26日(土)13:35/日産ス
名古屋 vs 鹿島
■NEXT GENERATION MATCH
2月26日(土)10:40キックオフ(予定)/日産ス
U−18Jリーグ選抜 vs 日本高校サッカー選抜
※この試合はFUJI XEROX SUPER CUP 2011のチケットで観戦できます。
★チケット好評発売中!
2011.02.12 Reported by 斎藤慎一郎(ニューズ・ライン)
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