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【2011シーズン始動!】福岡:新加入選手記者会見(1)(11.01.24)

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本日、福岡市内にてアビスパ福岡の新加入選手記者会見が行われました。会見での出席者のコメントは以下のとおりです。
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●森下仁之 チーム統括部長:
「昨年からアグレッシブに、ハードに、スピーディに戦っていくことをコンセプトにしてチームを編成し、監督をはじめ選手たちが結果を出してくれました。今シーズンは戦う場所がJ1になりますが、その舞台でも変わらずにやっていこうということが基本的な考えです。
補強のポイントとしては、積極的に仕掛けられる選手、動きの量がある選手、そして、色々なポジションをやっていける選手の3つをベースにしました。それぞれに特長を持った選手たちですが、希望通りに獲得できたのではないかと思っています。外国籍選手に代表されるような大型補強はしませんでしたが、1人の選手に頼るのではなく、チー全体をレベルアップ出来る選手を獲得し、選手層を厚くすることが、今後のアビスパにとって必要だと考えて、今シーズンの補強を行いました」

「まず1人ずつ、選手の名前と特長を説明させていただきます。
背番号2、DFのキム・ミンジェ選手です。彼は豊富な運動量が持ち味で、左利きのキックの精度、パワーを持った選手で、非常に期待しています。
背番号4番は和田拓三選手。彼も攻守に激しく動ける選手で、左右両方でプレーできるほか、CBでのプレーも経験があります。
13番、小原章吾選手。愛媛から移籍の選手です。DFラインをコントロールして、危険を予測して的確なカバーが出来る選手だと思っています。
14番、松浦拓弥選手。ジュビロ磐田からの移籍です。スピードに乗ったドリブルが持ち味です。J1を戦う中で、恐らく下げられる場面が多くなると思うんですけれども、その中で、ゴールまでの長い距離を自分でドリブルで持ち上がってくれる選手だと思っています。
19番、成岡翔選手。同じくジュビロ磐田からの移籍で、技術的に高いものを持っていて、ゴール前にも入っていけますし、ゲームをコントロールできる選手です。
21番、清水範久選手。彼も運動量とスピードが武器で、何よりも、ジュビロ、札幌、横浜FMで多くの経験があり、優勝経験もあって、勝つことを知っている選手です。彼の経験は、チームに大きなものをもたらしてくれると期待しています。
24番、FWの重松健太郎選手です。ストライカーというのは彼のためにあるような言葉ではないかと思います。また、ゴールに向かって常にプレーするだけではなく、前線からの守備の運動量もある選手です。
また、今日はいないんですけれども、浦和レッズユースから加入する畑本時央選手。若い選手ですけれども、落ち着いてビルドアップができますし、タイミングのいいヘディングは彼の武器ではないかと思います。
そして、28番、牛之濱拓選手。アビスパ福岡のユースからの昇格です。豊富な運動量と縦に仕掛ける積極的なプレーでゴールに向かってプレーできる選手です。以上です」

●篠田善之監督:
「今シーズン、J1の舞台で戦う上で、新たに9名の選手が新たに入ってくれて非常に期待しています。

去年は、よりハードに、スピーディに、アグレッシブにと、サッカーをやってきましたが、それを、より向上させるための、そして、人間的にもしっかりした選手を補強できたのではないかと思います、昨年に引き続き契約を更新してくれた選手、そして、新たに加わってくれた9名の選手とともに、スタッフが一丸となって、J1の舞台でひと暴れしたいなと思っています。チーム作りはこれからですが、新しく入ってきた選手の特長を活かせるように、自分としても、チームとしても、これからトレーニングをやっていきたいと思っています。

我々のスタイルとしては、背後を取り続けること、間でボールを受けること、そしてゴール前での決定機をより多くできるようにすることで、それを引き続き取り組んでいくつもりです。そのためには、判断のスピードと質を上げていかないといけませんが、それができる選手が揃ってくれたと思っています。また、目標ラインは置かず、目の前のゲームに勝つことに集中して戦っていきます。もちろん、上位を目指して戦っていくことはプロとして当然のことですが、何位だったらいいとか、残留を目指すという言葉を発するとかいうのではなく、とにかく、目の前の試合に集中してやっていくことをしっかりと考えてやっていきたいと思います。

南米や、ヨーロッパの選手がいないという指摘はありますが、それとは関係なく、いまのチームで日本のトップリーグでチャレンジできる喜びを自分が感じながら、選手にもそれを肌で感じてもらいながら、そして結果を出すことを追求していきます。そのためには何をしなければいけないのかというチャレンジだと思いますが、そこにやりがいを十分に感じているし、自分たちはそれが出来ると信じています」

(2)へ続く
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