本日、さいたまスタジアム２００２にて浦和レッズの新加入選手会見が行われました。会見での出席者のコメントは以下のとおりです。
☆ 2011シーズンチケット情報（浦和公式サイト）
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●柱谷幸一GM：
「昨年末から選手編成に関しましては我々クラブ主導でやってきました。その中で昨年のゲームを分析した中で足りない部分をしっかりと補強出来たのではないかと思っています。
私の方から選手の紹介と今シーズンに期待するところを紹介させて頂きます。

（新潟から加入のマルシオリシャルデス選手について）
昨年得点力不足という中でセットプレーからの得点が非常に少なかったです。直接FKで入った点は阿部選手が壁に当てて入れた１点位であとはほとんどなかったと思います。CKも直接蹴って頭で入れたというゴールはほとんどなかったんじゃないかと思います。
その中でマルシオ選手は直接FKで放り込む力を持っているし、FKやCKのキッカーとしては素晴らしいボールを蹴る事が出来る選手です。そういう部分でいい補強が出来たというのと、当然流れの中でもスルーパスを出すことも出来ますし、個人で突破する事も出来ます。得点も16点取っていて得点能力も高い。ただ攻撃だけではなくて守備も献身的な守備が出来る。チームの中心として活躍してくれるんじゃないかと思っています。

（清水から加入の原一樹選手について）
彼はタイミング的には最後の最後に決まったのですが、アタッカーの中で決定力がある選手を獲得したいと言う思いがありました。彼は出場試合率でいきますと、70％以上80％近い。出場率でいくと35％、40％いかない位の数字。途中出場で８割近い試合に出ています。出場時間が短い中でも５点取っているという事で短い時間の中でも得点出来ると。ただ途中出場だけではなく、先発で出場して90分の中でも点を取れる力を十分持っていると思います。当然アタッカーは、レッズの選手は優秀な選手が揃っていますけど、その中でもレギュラー争いを十分出来る選手だと思っています。

（徳島から加入の青山隼選手について）
彼は若い年代の代表歴が非常に豊富でアンダーでの世界大会も経験している選手です。
特に昨年、阿部や細貝がドイツに行って守備の中盤の選手が手薄になったという事で、今回青山君に来てもらう事になりました。フィジカルがとても強く守備でもアグレッシブに守備が出来る中盤のスペシャリストです。我々の守備の中盤のところでも大きな力になってくれるんじゃないかと思っています。
昨年はJ2徳島でのプレーでしたが、ポテンシャルとしては十分J1でやれる力を持っていますし、代表に入っていける力も持っていると思います。当然我々の中盤の中でも激しいポジション争いになると思うが、是非頑張ってもらってポジションを獲得できる位の力を発揮してもらいたいと思います。

（前橋育英高校から加入の小島秀仁選手について）
最終的には外れたが、U17日本代表に入っていた事がある素質の高い選手。春にレッズの練習に参加した時に感じたのは、いきなりJ1の錚々たるメンバーの中に入ってトレーニングしても、全く物おじしないで自分のプレーがしっかり出来ていた。もちろんベーシックな技術とか戦術理解度とかフィジカル面も十分持っている選手ですが、そういうメンタル的な強さはプロとして必要な事ですし、彼がそれを持っているという事はレッズでもプロとして十分やっていけると思います。
皆さんは高卒の新人だから少し時間がかかると思っていらっしゃるかもしれないですが、僕としてはすぐにJ1のピッチに立てるように頑張って頂きたいと思います。

（2）へ続く